モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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T1808

【今月のおすすめ記事】
国鉄新性能通勤電車の代表格として六大都市圏の都市輸送を担った103系電車.製造開始から半世紀以上を経て,さすがにその数は激減しましたが,今もなお,初期タイプの大きな前面窓を持つグループがJR西日本の奈良線で活躍しています.現存する全ての編成について,細かい点にいたるまで観察したのが今回のMODELERS FILEです.じっくりとお楽しみください.
 実物関連はもうひとつ,大宮の鉄道博物館新館オープンの話題です.新幹線400系とE1系が収蔵品に加わり,JR東日本の新幹線で最速のE5系先頭車が,実物と同じ構造仕様でモックアップが製作されました.車輛だけではなく歴史的資料の展示も充実し,本館の大幅リニューアルも実施されています.
 模型では先月の常盤台駅再現に続き,今月は美唄鉄道の車輛たちの作品をご紹介しています.丹念に造り込まれた車輛を堪能していただきます.
 レイアウト関連は,九州の宇島鉄道の中唐原停車場を再現したジオラマが注目です.
 その他,イベントレポート,一般記事や好評の連載記事も満載です.

【目次】
MODELERS FILE---------------------------------------------
  6 103系0番代最期の牙城
     JR西日本・奈良線4連車の現状(前編)
     写真:北野 勝也/鈴木 年也/山賀 一俊
     解説:山賀 一俊 調査資料提供:北野 勝也
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 3・26 北の大地に蒸機の残影を求めて 車輛編        吉村 紅
  4 Products Data file U-TRAINS製 南海21000系22000系(16番)
 18 保存車輛めぐり 鉄道博物館 新館オープン
     併せて本館も大幅リニューアル    取材・まとめ:前里 孝
         取材協力:鉄道博物館/東日本鉄道文化財団/JR東日本
 34 古きよき時代の阪神電車とその末裔
     阪神小型車とその譲渡先の車輛たち  Part2
                製作:石原 大一郎・織田 弘樹・岸 健志
 38 宇島鉄道・中唐原停車場付近
     実際の風景の中に置き,往時をしのぶジオラマ
                        製作・撮影:菊地 俊夫
 66 グランシップ トレインフェスタ2018   取材・撮影:山中 洋
 74 Model Makeup of EF58. 58のstory
     番外編 EF58をサポートした補機たち
     <EF59 20,EF59 24,EF16 21>      めだか帝国鉄道 S.I.
 78 JNMAフェスティバル2018から
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 24 Coffee Cup /前里 孝
     僕の新幹線
 42 Nゲージ 古典機への誘い /小川 謙二
     第17回 Krauss(独)
 46 22世紀の汽車絵本 第11回 国鉄C50形
     未来へ伝えたい車輛をイラストでリマスター
     思い出絵師:鈴木 信雄/思い出語り:長谷川 興政
 50 台湾鉄道ナビ /文:邱 浚嘉 翻訳:台北ナビ
 52 国鉄時代の私有コンテナ /吉岡 心平
     第79回 UC5形有蓋コンテナの解説(15)
 56 線路は続くよいつまでも /信沢 あつし
     第96回 謎のアングルレールは廃線跡!?
     埼玉県川越(3)亀屋元町店
 58 N GAUGE EURO REMIX /橋本 孔明
     第26回 チェコの鉄道(その2)
 62 DieselPower in USA! /佐々木 也寸志
     Vo.72 Siemens ACS-64
     アムトラック電化区間の客車列車を一手に引き受ける
 82 モデリング・リサーチ・センター /検証:P.S
     第68回 Diventのエアブラシ
 84 新車登場
108 “林”発掘再生工場 Season3 /林 信之
     第12回:可動?リンク式? 珊瑚製DE10の不思議な下回り
109 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
     第85回:サクラメント・ノーザン(その2)
110 子連れ鉄日記 /写真・文:山本 晃司
     第51回:九州の旅(その1)
111 輝け!日本の運転会
112 伝言板
134 BOOKS
135 甲種・特大 運行計画 2018年8月
136 各種募集のご案内
138 新車登場INDEX
140 いちぶんのいち情報室
144 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
145 Combo Caboose・掲載広告索引

2018年7月21日(土)発売  定価:本体1,435円+税

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R107

レイル107号 最新刊のご案内です

◆国重要文化財にED4010とED16(1)
昨年の東京地下鉄道1001号電車と鉄道院ナデ6141に続き,今年も鉄道車輛が国重要文化財に新規指定されることになりました.
 今回は日本製の電気機関車2形式が対象となりました.ひとつは,大宮工場で製作されたアプト式電気機関車ED40形10号機です.もうひとつは鉄道省勾配線区及び貨物列車用電気機関車として量産された,ED16の1号機です.それぞれの機関車について,その開発経緯から保存されている現況までを,前回の電車2形式に引き続いて詳しく解説します.レイル編集部で所蔵する貴重な写真類も,この機会に一挙掲載します.

◆瀬戸大橋開通30周年
昭和63/1988年3月,本州と四国を結ぶ鉄道・道路併用橋である瀬戸大橋が開通しました.これによって,青函トンネルの開業とあわせて,日本の本州と3つの大きな島は鉄道で結ばれることになりました.着工以前の構想や計画から,実際の瀬戸大橋が完成するまでの推移を,地元に育った西 和之さんが思い出を交えて語ってくださいました.

◆EF90・EF66のデザインと汽車会社の関わり
レイル№106では,EF66…EF90のデザインについて,東芝の技術者だった斎間 亨さんの思い出話を収録しましたが,汽車会社の技術者だった冨家正方さんから,汽車会社とEF90・EF66のデザインへの関わりについて,2年前にまとめられた思い出話を寄せて下さいました.併せて,冨家さんが携わられた他の機関車についても語ってくださっています.

◆公式写真に見る国鉄客車
第10回目は戦後の軽量客車です.ナハ10からナハフ10,ナハネ10,オロネ10,ナロ10,ナハ11,ナハフ11など,多彩な顔触れが登場します.

2018年7月21日(土)発売 定価:本体3,600円+税

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先週のここで,6月上旬に実施された,JR東日本渋谷駅での線路付け替え具合をお話した.そして16日から翌日にかけて,今度は品川駅で,京浜東北線南行きの着発番線変更をともなう線路付け替えが行なわれたことも記した.
 こちらも,工事実施からひと月近く経ってしまったが,ようやく報告のチャンスが巡ってきた.
 まずは切り替え直前の様子から.
 言葉を重ねるよりは,実際の光景を見ていただくのが,もっとも理解していただきやすいと思う.ということで,今回は写真の数がいつもの倍ぐらいとなった.
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最初は6月13日夕刻の品川駅4番線に到着する京浜東北線南行き電車.磯子行きである.手前の5番線が,一週間後には新しい京浜東北南行きホームとなるわけである.

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ホーム南端.いつでも切り替えることができるように準備万端なのが5番線.出発信号機には誤認防止のため“×”の板が取り付けられている.
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ホーム北端,田町方.単に電車が走る線路が変更になるだけで,切り替え工事は伴わない.
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こちら側の切り替え地点は田町駅近く.もとの東京機関区の北端あたり…札の辻の跨線橋南側である.画面中央よりやや右で途切れているのは近い将来の山手線内回り用線路である.
DSCN9843
そして田町駅の京浜東北線南行きホームの外れでは,出発信号機が横を向いていた.

そうして切り替えの当日,品川駅に出向いて……ということは叶わなくて,現地を訪問できたのは,ようやく6月22日のことだった.
 まずは田町から南行きの先頭車運転室後ろに乗って…いわゆる,かぶりつきをして,新線区間の初乗車.
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切り替え地点のあたり.画面中央やや右に見えるのが旧線.早くも表面には錆が浮いている.山手線になるべき線路は,当然のことながら,まだ途切れたまま.その向こうに見えるのは京浜東北線北行き線路で,新設される新駅と田町との間で山手線を乗り越すための高架橋となっている.画面右端には,現在の京浜東北北行き線路の高架橋が見える.
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京浜東北線北行き電車の窓からみたその高架橋.撮影は切替え前の6月13日である.そういえば,“上野東京ライン試運転たけなわの一方で田町の急行線用未成高架橋解体”と題して田町電車区構内に遺されていた高架未成線をご紹介したのは,もう3年前のこと.
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その乗り越し地点.左に見える線路は東海道本線上り線.周囲は,かつての品川客車区か田町電車区か.東海道下り線は,画面左端の電留線のさらに向う側を走る.
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その東海道上り電車とのすれ違い.新駅の進捗状況は50%ぐらいか,それとも? そういえば先日,駅名を公募していた.
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そして品川駅進入.左右に分岐する線路があるが,分岐器はいずれも,普通の車輛のためではなく保線車輛用の,いわゆる乗り越しポイントである.
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ホームから見た,駅到着の京浜東北南行き電車.真新しい線路とピカピカの架線柱.新線って,やっぱりなんだかワクワクする.
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2枚目の写真と比べば,なにがどう変ったのかが一目で判る.出発信号機の“×”印は旧線側に移動した.

この区間の線路付け替えは,このあと京浜東北北行き,山手線外回り,そして内回りの順に実施されることだろう.目を離さず,観察し続けたい.
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JR東日本渋谷駅での工事実施が5月25日終電から27日の22時までと,6月1日終電から3日の22時までの2回だった.その直前の状況をお伝えしたのが,6月7日のここである.
 “その後は江古田に缶詰で…….(切り替え完了の姿は) 来週以降のお楽しみ.”などと記したのだけれど,早いもので,ひと月が経ってしまった.
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まずは5月31日付けのここで6枚目に掲載した写真と,ほぼ同じ場所から撮影した“今昔”.折りしもやってきたのは,同じE259系“N'EX”.

旧線の上には建設車輛が留置されていて,ホームも先端は閉鎖されていた.目の高さが大きく違うのは,新線が旧線よりも高い位置に敷設されているからである.この場所から恵比寿方を振り返ってみれば…….
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7段もの階段が新設されていた.新設ホームそのものは,恵比寿に向かって低くなるように傾斜している.線路の勾配に合わせた結果である.


なんでこんな勾配が,と,一瞬は思ったのだけれど,新しい埼京線・湘南新宿ラインのホームを山手線用ホームと同じ高さに揃えた上で,恵比寿までのあいだで従来の線路とおなじ高さに揃えるために必要な勾配,ということで,納得したのだった.
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在来ホームと同じ高さに揃うのはこのあたり.新南口よりも南側…もう,ホームの中ほどである.そういえばホーム移転後は新南口って,どうなるんだろう.この場所から南へ振り返ると,北端で失われた長さを補うために延長されたホームが見える.

山手線ホームから貨物線を見渡すことができたのは,さらに1週間以上を経てからだった.6月7日の6枚目で記した“ホーム北端近くに構築中のこの構造物が,階段やエスカレーターやエレベーターのスペースになるのかとも思うのだが……”という予想は大外れで,下の写真のような状態になっていた.
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意味ありげな囲いは,完全に姿を消してしまっていた.もしかしたら高架の下になにか構造物を作っていたのだろうか.

そして宮益坂下架道橋はどうなったか.ここは地平から見るより,いつものShibuya Hikarieから見下ろした方が解りやすそうだということで,11階へ.
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まずは5月23日の様子.
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そして6月23日.6月7日に紹介した立派な銘板は,新たに取り付けられたボードのためで見えなくなってしまった.惜しい.旧線との位置関係は街路樹や歩道の囲いなどとの関係で理解していただけることだろう.

そして,6月16日の終電後から翌17日の10時40分頃までの間には,品川駅で京浜東北線南行きホームの切り替え工事が行なわれている.もちろんこれも観察してきてはいるのだが,ご報告は来週……かな?

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早いもので,大宮に鉄道博物館がオープンしてから10年以上が過ぎた.
 10年間,つねに変化し続けてきたこの博物館だが,来たる7月5日には,新館がオープンする.これまでの本館だけでも充分に広いと思っていたのだけれど,実は“まだまだ展示したいものがたくさんありまして”と,訪問する度に関係の皆さんから聞かされ続けてきた.
 そこで敷地の南側に地上4階建で延べ床面積が約6,000平方メートルという新館の建設が始まったのが2016年7月のことだった.
 この新館計画に並行して,本館の既存展示物も大幅な模様替えが行なわれ,それは例えば,とれいんの昨年9月号(通巻513号)でご紹介した鉄道ジオラマ…パノラマレイアウトを完全新製するなど,広範囲に及んでいる.

鉄道博物館では,6月26日に,一般公開に先駆けて報道公開を行なった.詳しい紹介は本誌をお待ちいただくとして,まずは速報としてハイライトをご覧いただくことにしよう.
 なお,落成のセレモニーは7月4日に催されたが,会場には安倍晋三内閣総理大臣も姿を見せ,テープカットに参加したとのことである(追記:2018.07.05)
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新館の外装は,本館と同じイメージのシックな黒基調.4階建てで本館とは地上通路のほかに2階の渡り廊下でも結ばれている.
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空から見た新館……ではなく,一足早く,鉄道ジオラマ上で落成していた模型である.計画段階の図面で製作されたので,実現した新刊とは少し形や規模が異なっている.

新館に入ってすぐ目に入るのは,山形新幹線400系の東京方先頭車411と,E5系の新函館北斗方先頭車E514.まだ現役どころかまだまだ新型のE5系がなぜここに?というのは当然の疑問.実物通りの図面で日立製作所が製作したモックアップなのである.
 もっともモックアップといえども,特に実物通りの材質や構造が再現されていて,台車も付いている.異なるのは走行関係や保安装置などの機器類が艤装されていないことである.
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左が400系411-3,右がE514-9001.9001とは実は試作車が存在してそれが保存されているとしか思えない番号である.411-3は,“つばさ”の最終列車に使われたL3編成の先頭車で,新幹線では初採用となった分併装置を備えた側ということでも意義ある選択といえよう.

1階の“仕事ステーション”では運転士などの馴染み深い職種だけではなく,保線などを含む,普段は目に触れない分野まで丹念に紹介している.2階は“未来ステーション”と、“仕事ステーション”のうち運転士の仕事を体験する運転シミュレータも設置されていて,205系,211系,E233系,そしてE5系の運転体験が可能である.E5系だけは有料で,他は無料.
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E5系シミュレータのデモンストレーション風景.特別な仕掛けはついていないというが,加減速では身体が前後に振られるし,カーブでは内側に引っ張られるような気がするのが不思議.
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左は本館との連絡渡り廊下.その下には4月26日のここでも紹介した183+189系の“ランチトレイン”が鎮座している.右奥に見えるのは3月から公開されているE1系東京方先頭車E153-104である.その右に見える線路は博物館構内線と大宮総合車両センター試運転線,そして埼京線と高崎線.
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僕たちにとっての最大のハイライトは,もしかしたら3階の“歴史ステーション”かもしれない.まもなく開業150年を迎える日本の鉄道の歴史を6つの時代に区分して,“これでもか”と思うほど綿密に解説している.このフロアを丹念に展覧すると,多分,朝から夕方まで丸一日を要すると思う.

なお,この3階の内容から“鉄道開業前後”について,より深く切り込んだ企画展“明治150年記念 NIPPON 鉄道の夜明け”が,本館2階のスペシャルギャラリーで開催中(9月30日まで)である.こちらも見逃せない

そして4階.新幹線線路側には“ビューレストラン”を新設している.本館1階にあった食堂を移設したと表現することもできるだろう.在来線側には“トレインテラス”が設けられている.こちらでは眼下に博物館構内線と大宮総合車両センター試運転線,そして埼京線と高崎線を一望できるほか,遠くには東北本線を往来する列車を望むこともできる.
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“ビューレストラン”.窓際の席の目の前には新幹線の架線が……なかなか味わえない眺めである.
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“トレインテラス”.埼京線のE233系が大宮駅への地下線に飛び込んで行く.目の前には保線基地もあるから,その作業の様子もじっくりと観察することができる.

なお,鉄道博物館の入館料は,この新館オープンに合わせて改訂されることになっている.ご注意いただきたいとのことである.
※2018.06.29:一部語句修正
※2018.07.05:一部追記及び修正

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