モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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カメラマンの松本正敏です。
B.B.BASE [BOSO BICYCLE BASE] が2018年1月6日にデビューします。
先に12月4日(月)報道向け展示と試乗会があったのですが、都合悪く出向けずでしたが、その後車両の公開をJR東日本千葉支社さまの取り計らいで行われましたので行ってきました。

房総(BOSO)各地を、自転車(BICYCLE)で、駆け巡るための基地(BASE)がコンセプト。
自転車を解体することなくそのまま一緒に乗車でき、座席のそばに自転車を固定でき移動(旅行)できる・・・そんなサイクリストのための電車。
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4号車形式。
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209系2200番代6両編成。この編成は元京浜東北線から南武線へ転属した中原電車区の53番編成とのこと。形式番号はそのまま。
外観の変化で目立つのは4号車一部ドアが無い点で、あとは白地に大きなロゴデザインぐらいだろうか?大胆だがカッコいい。
特に車内が大きな変化であり、基地をイメージしたグレーをベースにした色使い。4号車はフリースペースとしていて、1~3、5~6号車に座席・サイクルラックを共に99設置。各車定員20席ですが2号車のみ19席。(1席分は車椅子スペース確保による)


簡単に車内の風景をご覧ください。サンプル用の自転車が当日はありませんでしたので、サイクルラックへの取り付けシーンは、取り付けの解説(写真)とパンフレットの一部を参照下さい。
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[提供:JR東日本]
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車内風景。座席ごとに縦置きのサイクルラックがある。車内に入って愛車の置き場に困らなくても良い。

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車椅子スペースも1席確保。

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貫通路そばの2席のラックのみ斜めになるよう設置。


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タイヤサイズによってガイドの出し方を変えるとのこと。素人目に見てもがっちりとホールドしてくれそうで安心である。

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4号車はフリースペースとなっており、仲間とのコミュニケーションを取るのにも良い。
4台のモニターを設置している箇所がドアの位置となる。

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洗面所は4号車のみ2箇所。トイレは4号車と2号車の2箇所。

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各ボックス席にはテーブルが用意されており、窓そばにはコンセントも。


B.B.BASEの旅行プランには両国駅を起点とした4つの日帰り、宿泊プランがあり、内房、外房、佐原、銚子の4コースがあります。
運転日はコースによって違いますので、ご興味ある方は、[bbbase] で B.B.BASE 専用HP   をチェックしてみて下さい。  http://www.jreast.co.jp/chiba/bbbase/

先日の12月4日報道公開での内容は今月発売の月刊とれいん1月号にも掲載予定です。是非そちらもご覧ください。

おまけ。
南武線を走っていた53編成が種車?地元で時々見に行ってましたが撮ってるかなぁ?
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ありました~! 何でも撮っておくものですね!(笑)


おしまい。

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2017年12月21日(木)発売の月刊とれいん2018年1月号では「京浜急行電鉄」を特集しました!

詳細は週明けあらためてお知らせします!
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11月29日,京浜急行電鉄…京急電鉄…京急から“新造車を全面塗装!赤と白で“京急らしさ”を復活!”というたニュースリリースが発表された.
 2007年登場のステンレス鋼製からラッピングに改められたのを,アルミ合金製グループと同じ塗装に“戻る”とということである.
 その第一陣が落成出場するというので,今日,報道公開が催されたわけだが……
 総合車両製作所から久里浜の京急ファインテック久里浜事業所…京急ファインテック…への試運転を兼ねた回送と到着の模様が公開されたのだった.
 前々回のここで,小田急電鉄GSEこと70000形のお披露目の模様をお伝えした.その中で,その前の東急2020系報道公開とともに“到着風景を含め,日を措かずに披露するというのが,近ごろのトレンドなんだろうか.”と記した,そのトレンドを通り越して,以後,各車に定着するのだろうか.

 しかもその姿たるや“白い京急電車”…….
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運転室にマスコットキャラクター“けいきゅん”を載せ,集合場所に姿を見せた“白い京急電車”1201~1208の編成.マスコットを乗せるのも,西武30000系のおりの“レオ”から,先日の相鉄20000系での“そうにゃん”,そして今日と続いた.


完全に仕上がってから納入するのが当然ではあるのだが,今回はさまざまな工程上の都合によって,最終の赤塗装と仕上げを京急電鉄への引き渡し後に実施するということになった.その結果として,回送と試運転の列車が総合車両製作所を出る10時14分から,京急ファインテックに入庫する11時23分までの約1時間だけ一般の人の目にも触れる,“白い京急電車”となった次第.

京急久里浜駅から京急ファインテックまでの僅か3分間で室内を観察したところでは,情報表示装置や腰掛表地,袖仕切りなどに変化を見ることができた.
 各側扉上の情報表示装置は二連になり路線図などは左右連続してより広い範囲を表示することが可能になった.表示は4言語としている.
 袖仕切りは,寸法は16次車と同じであるものの,ガラス部分が磨りガラス状からドットパターン模様に変更された.
 腰掛け表地は色合いは同じであるものの折り柄が新しくなった.
 ……これら内装の変化は,残念ながら撮影が許されなかった.しかし,いずれの機会にかお目に掛けることができるだろう.ご期待いただきたい.
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京急ファインテック内では敷地北端の,いつもと違う線路での撮影となった.標準レンズではいささか厳しい場所ではあったが,広角レンズで白い側面を強調するには却ってよかった.いずれにしても新鮮な体験となった.


車号は浦賀方から1201,1202と続き品川方先頭車が1208.16次車の続きなら1193から1200となるべきところ,創立120周年にちなんで1編成分を飛ばして1201からとしたという.
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品川方にパンタグラフを装備した中間電動車1204(M1u').この状態から仕上げのアイボリーを塗装し,赤を塗って完成となる.側扉は別工程なので既に塗分けが完成している.車外スピーカーや車号表記,1位,2位表示も同様.細かいところでは妻の雨樋も赤に塗装済み.


 このような状態の電車,このブログをお読みの皆さんは,多分,既に何度も目の当たりにしているのではなかろうか.自分自身で製作途上の電車の試運転で…….
 一方で,これはこれとして,どこかの鉄道会社に存在してもおかしくないような気もする僕であった.

走り装置や屋根上艤装などは16次車と同じ…15次車と16次車での変化はシリコンカーバイド(SiC)素子を使った主制御装置と全密閉式主電動機だった.
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主制御装置箱.三菱電機製のMAP-198-15V295.中央部の蓋や左右の冷却部のメッシュなど15次車までのMAP-138-15V174とは大きく外観が異なる.

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主電動機を外側から見る.形式は
MB-5171-A.定格出力は190kW.継手はこれまでと同じTD継手.

さて,17次車の8連編成はあと2本登場することになっているが,いずれもこの姿で京急に到着し,仕上げることになっているという.
 一方,川崎重工製の6連2本は,通常通り完全に仕上がった状態で兵庫からやってくることになっている.
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11月29日から12月1日まで,幕張メッセで“第5回鉄道技術展”が開催されていた.2年に1回の催しで,前回の模様は一昨年11月12日のここでお伝えしている.主催はフジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社).
 普段は近くに寄って見ることができないさまざま部品の観察や,担当者による最新技術解説などが楽しみで,前回の訪問で,取材や原稿執筆にも大いに役立つことが解ったので,なんとか時間をやりくりして出向くことにした.そのレポートは,本当ならばすぐ翌日に……と思ってていたところが,東急2020系の搬入及び最初のお披露目取材のご案内をいただいたものだから,そちらの速報を優先して1週間遅れとなってしまった次第.
 今年も,興味深い展示が目白押しだったのだけけれど,今日はその中かから,日本車両のブースで一際目立っていた台車をご紹介しようと思う.
 その他は,また折りに触れてということで…….
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人の波に呑み込まれてしまいそうな,日本車両のブース.なにしろエントランスの真ん前にあるのだから,それも無理からぬところだけれど,理由はそれだけではなかった.

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これがその,問題の台車.一見,普通のボルスタレスのようだけれど,少し目を凝らすだけで特異性が見えてくる.
説明板によれば,台車形式はNS-101TA.設計速度は120km/h.軸重は10.7t,軸距2,100mm,車輪径810mm,質量5,400kgとある.側梁は一体成型・ハットプレス構造,横梁は上下分割・モナカプレス構造…ん?“モナカ”って?
 説明の方への僕の質問攻めが始まった.
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これですよと指差されたのが,この部分.これまでは2本のまっすぐな円筒が左右の側梁を結んでいたボルスタレス台車だが,これは中央部が湾曲して中央部に空隙が.しかもその横梁は上下同じ形のパーツを重ねて熔接されている.その様子が“モナカ”ということだそうだ.


この構造を採ることで横梁の剛性が高まり,無駄な振動を抑制することができるのだそうだ.加えて,主電動機の取付梁を短くすることができるから,剛性向上にも軽量化にも寄与する.
 さらにさらに,ブレーキ装置のユニットを車輪と横梁の間に置くことができるから,必要に応じて軸距を短くすることができる.それによって床下機器の艤装スペースを拡張できる…軸距が短くなることで失われるかもしれない“ふんばり”は,剛性向上と差し引きできるのだという.
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特徴はそれだけではない.側梁の“ハットプレス”とは,梁を山形にプレスし,底面に別板を丁寧に熔接することで,側梁の剛性と強度が高まり….バネ帽が上から見て紡錘形になっているのにも秘密はありそうだ.



それは,側梁と一体でプレスし,さらに底板を熔接することで,応力が集中する部分の強度を高め,亀裂を防止する効果があるとのこと.
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そのバネ帽の下にある軸箱とその支持装置.さきほどの説明板には“タンデム式”と記されている.直列二頭立の馬車という意味のタンデム.その名の通り,軸バネを直列に二組並べることでレールへの追随性が高まる.


この,積層ゴムとコイルバネを併用し,それを二組並べたタンデム式軸箱支持装置は,既に小田急MSEこと60000形のND-739で採用されている.

で,一昨日,相模大野で配布された資料には,形式こそ記されていないものの“鋼板溶接構造、タンデム式(円筒積層ゴムタンデム配置)ボルスタレス台車”とあった.
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小田急70000形の台車に使われていたというわけである.


というより,展示されていた台車そのものが,小田急70000形用だったというのが,種明かし.展示されていたのは先頭台車で,第2編成に使われることになっている.
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“箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー”をキーコンセプトとして開発,製造された小田急電鉄の新ロマンスカーが披露された.
 現車は12月3日の午後に日本車両工場のある豊川を出発し,御殿場線経由で松田に到着したのが日付の変わった直後.その後,小田急電車に牽引されて相模大野へ到着している.この行路について,種々の都合で本誌には掲載することができなかったのが,残念極みではあったが.
 それにしても,つい先日の東急2020系といい,到着風景を含め,日を措かずに披露するというのが,近ごろのトレンドなんだろうか.
 さて,編成は新宿方からクハ70051+デハ70001+デハ70101+サハ70151+デハ70201+デハ70301+クハ70351の4M3T.
 車体外部の色はバラの色を基調とした“ローズバーミリオン”とし,屋根はそれより一段深い“ルージュボルドー”.小田急ロマンスカーの伝統色である“バーミリオンオレンジ”は窓下にストライプとしてあしらっている.車体下部のカバーと先頭車部展望室隅のピラーは30000形EXEαと同じムーンライトシルバー.
 展望客席はVSEこと50000形よりも約35cm前方に配置し,展望窓の天地寸法を約30cm拡大してより広い前面眺望を確保している.
 一般部の側面窓も天地寸法をVSEの70cmから100cmに拡張している.ガラスは車体外板とほぼ同じ,約7,000mmの半径を持つ曲面ガラス.
 車内サービス設備としては無線LAN(Wi-Fi),全座席の肘掛け部に電源コンセント,
 編成定員は400名である.
 主制御装置はシリコンカーバイド(SiC)の1C8Mで,デハ70001とデハ70201に取り付け.
 台車はボルスタレスで軸箱支持装置は円筒積層ゴムタンデム配置.フルアクティブサスペンションを備える.主電動機は全密閉式外扇式三相誘導電動機で定格出力は190kW.
 パンタグラフはデハ70001の新宿方,デハ70151とデハ70301の小田原方にPT7113-Bを搭載.
 設計最高速度は120km/h.
 運用は,3月に予定されているダイヤ改正でスタートする.充当されるのは3往復の“スーパーはこね”のほか,“はこね”,朝間の“モーニングウェイ”,夕夜間の“ホームウェイ”.3種の運用の組み合わせで,小田急のウェブサイトで予定が発表されることになっている.

 そして注目の愛称はGSE.Graceful Super Express“優雅な特別急行”とでもなるだろうか.
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配布資料の数々.編成表によれば,展望席は16席.4号車には大型車椅子対応トイレや乗務員室,車内販売準備室などの設備がある.走る喫茶室の復活は,残念ながら,なかった.

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ロマンスカー乗務員の新しい制服も発表された.デザイン担当はファッションデザイナーの小篠ゆまさん.キーワードは“心の豊かさ”.そして“お出かけの高揚感を高めるかっこよさ・憧れ”を表現しているという.写真左からアテンダント,女性乗務員用,男性乗務員用.右端は解説する小篠ゆまさん.


そして発表会会場である小田急ホテルセンチュリー相模大野から,相模大野総合車両所へ移動して現車とのご対面.
 感想,印象はさまざまだろう.僕の第一印象は,写真も模型も,ちょっと手ごわそうな造形とカラーリング,だった.仔細の観察はこれからとして,まずは時間に追われつつ撮影した,各部分をご覧いただくことにしよう.

なお台車については,12月7日付のここで紹介しているので,併せてご覧いただければ幸い.
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相模大野総合車両所の89番線で姿を見せたGSE,70000形.横で見守るのは左から五十嵐 秀 小田急電鉄取締役交通サービス事業本部長,星野晃司 小田急電鉄取締役社長,岡部憲明 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク代表,小篠ゆま ユマコシノアソシエイツ代表取締役.

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今日公開されたのは,小田原方先頭車クハ70351と,その隣りのデハ70301の2輛.車体外部はバラの色を基調とした“ローズバーミリオン”,屋根“ルージュボールド”.窓下には小田急ロマンスカーの伝統色であるバーミリオンオレンジがあしらわれているのが判るだろうか.車体下部のカバーは30000形EXEαと同じシルバー.

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注目したいところは限りなく存在したが,もっとも目を惹いたのが,デハ70301の海側スカートに開けられた,インバータ素子冷却用の空気取り入れ口.まるでレーシングカーやスポーツカーのエアインレットのようだ.


このエアインテークのほかに注目したのは,円筒積層ゴムタンデム配置など新機軸を採り入れた台車,各連結面と先頭部台枠上に装備されたアンチクライマー,VSEやMSEに引き続いて取り付けられた窓下のウィンドシル状帯材.
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デハ70301の客室見通し.大型荷物置き場は全車に用意されている.腰掛の下には国内線飛行機機内持ち込み可能サイズの荷物を置くことができるスペースがある.全席に電源コンセントを備え,無料のWi-Fiが利用可能.車椅子対応席は大型車椅子対応トイレとともに4号車に用意.

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クハ70351の一般客室.デハ70301と似ているが,頭上の荷物棚がない.両先頭車はすべて展望室,という考え方のもと,ダイナミックな眺望を確保している.

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そして展望室.必要な強度を確保しつつ,できる限り窓をを大きくし,VSEの視界を上回る展望を実現している.LSEのイメージに近いような気がした.

小田急電鉄ではこの電車のための特設サイトを公開している.

SEに始まりNSE,LSE,HiSE,RSE,VSE,MSEに続く8代目の“スーパーエクスプレス”.ロマンスカーとしては9代目のこの車輌,またもや“詳細取材が待ち遠しい”電車の登場である.

※2017.12.06:一部人名及び語句など修正・加筆

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