モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

トップページ > >
////隠す用
自社広報

1908

【今月のオススメ記事】
阪急電鉄京都線に,2編成目の観光特急がお目見えしました.“京とれいん 雅洛”と名付けられたニューフェイスは,神戸線から移籍してきた7000系7006編成の6輛.中央扉を埋めて大胆な円窓を設け,きらびやかなラッピングを施した姿は,沿線の人々から大いに注目されています.その内外装すべてを,上から下まで詳細にご紹介したのが,今回のMODELERS FILEです.
 ストラクチャーでは,関西のベテランファンには懐かしい存在であろう,西舞鶴機関区の機関庫を伊藤肇さんが製作されました.狭い敷地に建てられた細長い特徴ある庫を,どのように模型化したのか,じっくりとお読みください.
 古典ロコファンには,いつもの小川謙二さん製作のNゲージ作品発表とともに,仙台のファンクラブであるKKCが東京で開催した作品展の模様を,作者のプロフィールとともに詳しくご紹介します.小川さんも登場しています.
 その他イベントレポート,一般記事や好評の連載記事も満載です.

【目次】
MODELERS FILE--------------------------------------
  4 MODELERS FILE 阪急電鉄
    京とれいん 雅洛 7000系7006編成
    2編成目の観光特急は2扉化改造車
        まとめ:前里 孝 写真:来住 憲司/前里 孝/平野 聰
                    取材協力・資料提供:阪急電鉄
----------------------------------------
 3・54 エイジング ストラクチャー
    第21回 西舞鶴タイプ機関庫(その1)
    製作・文:伊藤 肇(匠ジオラマ工芸舎)撮影:伊藤 肇・山中 洋
 18 宇島駅を作る                    菊地 俊夫
 22 新発想!! 街の一室Rental レイアウト
 23 KKC作品展
 26 22世紀の汽車絵本 未来へ伝えたい車輛をイラストでリマスター
    第15回 国鉄D51形(V)   絵師:鈴木信雄・語り:長谷川 興政
 38 サロン・ド・庭園鉄道
    二つ目玉に魅せられて作り直した79613
                     市川蒸気鉄道クラブ 竹内 史行
 46 中国型模型製品事情
    第4回:和諧型機関車編(後編)           横川 和明
 52 工作に役立つアイテムを紹介 ツールセレクション
    第3回 水性・クリアー接着剤            山中 洋
 58 グランシップ トレインフェスタ2019 PART2 取材・撮影:山中 洋
----------------------------------------
 34 Nゲージ古典機への誘い /小川 謙二
    第20回 AVONSIDE・BAGNALL(英)
 44 Coffee Cup /前里 孝
    阪急京都線南茨木駅の今昔
 54 Diesel Power in USA! /佐々木 也寸志
    Vo.78 オハイオ州デシュラー・クロッシング
 62 モデリング・リサーチ・センター /検証:P.S
    第79回 HGユニバーサルカッター
 64 国鉄時代の私有コンテナ /吉岡 心平
    第90回 UC5形有蓋コンテナの解説(26)
 68 線路は続くよいつまでも 第108回 /信沢 あつし
    老舗の奥に明治後期の線路あり
    東海道大津宿 中川誠盛堂茶舗
 70 台鉄ナビ /文:邱 浚嘉 翻訳:濱川 真由美
 72 新車登場
 92 輝け!日本の運転会
 94 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
    第97回:天賞堂初期のプラ製品(その2)
 95 子連れ鉄日記 /写真・文:山本 晃司
    第63回:名鉄沿線ポケモンスタンプラリー2018(後編)
 96 伝言板
118 BOOKS
119 甲種・特大 運行計画 2019年8月
120 各種募集のご案内
122 新車登場 INDEX
124 いちぶんのいち情報室
128 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
129 Combo Caboose・掲載広告索引
2019年7月21日(土)発売
定価:本体1,435円+税

eshumi-kounyu
amazon
////隠す用
自社広報

R111

レイル111号 最新刊のご案内です
◆昭和30年前後の名古屋駅と名古屋機関区
名古屋在住の荒井友光さんは熱心な模型ファンでしたが,実物の調査記録にも精を出されていました.貴重な写真は名古屋レール・アーカイブスの手によって管理されてきましたが,デジタル保存された写真の数々を,“レイル”で公開できることになりました.その第1回目が,昭和30年代前後の名古屋駅と名古屋機関区の情景というわけです.今後も年代や地域,車種などのテーマごとに展開の予定です.ご期待ください.
◆国鉄線を走った小田急ロマンスカーLSE
もうひとつのテーマは,国鉄線を走った小田急ロマンスカーLSEの記録です.当時の貴重な運転計画表や,相澤靖浩さんによる試運転列車への添乗レポート,沿線での情景写真などで当時の様子を振り返ります.

◆残念なことではありますが,鉄道の歴史に事故の記録は欠かすことができません.室戸台風の暴風により列車編成ごと脱線転覆した東海道本線瀬田川の事故もそのひとつです.高見彰彦さんが,遺された写真帖や新聞社の記録などから,その詳細を探ります.当時は唯一の存在だった操重車の写真も貴重です.
◆好評連載の,公式写真に見る国鉄客車は,いよいよ最終回です.
◆外国の鉄道は,服部重敬さんが撮影し続けてこられた,ドイツの大型機01です.とりわけ今年の春に運転された原形大型デフ付き機関車の重連運転には目を見張らされます.

2019年7月20日(土)発売 定価:本体3,600円+税


eshumi-kounyu
amazon


////隠す用
自社広報

4月に発売したレイルNo.110だが,ついおとといまで,うちの会社の在庫が切れてしまうという事態が続いていた.
 企画の段階で,“もしかしたら……”と思わないではなかったものの,完成して世に出してみれば,予想を大幅に上回るご好評をいただいたようで,追加のご注文が殺到し,手元の在庫が,たちまちのうちに売り切れてしまったのだった.こんな勢い,正直なところ半世紀近くも出版に関ってきた経験の中でも初めてのことで,うまく情勢を読み取ることが出なかった.多くの皆さまに,お詫びを申し上げる次第である.
 そしてようやく追加の手配が完了し,ご予約をいただいていた販売店に出荷できたというのが,ことの顛末である.
 ということで,店頭に並ぶのは一部のお店に限られてしまうが,本屋さんでも模型屋さんでも,ご注文いただければ,多くのお店で取寄せが可能である.お店まで出向くのが不便な方は,うちの会社へ直接ご注文いただければ,代金が到着次第,すぐにお届けすることができる(お申し込み方法によっては荷造送料をご負担いただくこともあるが).

さて,そんなにご好評をいただいたレイルのNo.110とはどんな内容なのか.それは

20系寝台客車の魅力

である.

この客車をテーマとした書籍は既に何冊も刊行されているから,いまさら“総特集!”と銘打つのは,正直なところ二番煎じの誹りを受けかねないと危惧した.
 手持ちの公式写真も,既に何度も公開されているものが多い.
 けれど,鮮明な印刷で,できるだけ大きく掲載することによって“レイルらしさ”を演出できるかもしれないとも思った.
 そこで,藤田吾郎さんの解説と,形式図をふんだんに添えることにした.これだけで前頁の4割,40ページを占めることになった.
 20系客車そのものの解説については,20年前なら星 晃さんや黒岩保美さんにお願いするところだけれど,残念なことに,今はもう叶わないこと.そこで考えたのが,アマチュアの目で見た現役時代の20系客車を語っていただくことだった.
 藤田さんからご紹介いただいたのが秋元克広さんと西野寿章さん.お二方とも,極めて強い20系への思い入れを持っておられて……ということは,本文をお読みいただくしか,理解の方法はないと思う.
 それにしても秋元さんの“帯の高さの違い”は,これまで,まったく言及されたことのない事実だと思う.あと20年早く気づいていれば黒岩さんに“どうして?”と確かめることができたのに……天国への直通電話が欲しい.
図056のコピー
食堂車の椅子を求めて秋田へ…….よくぞ写真に記録されていたものである.写真左は日本車輌製の椅子,右が日立製のナシ20で使われていたと思われる,背もたれが木製の椅子.写真:西野寿章

20系の運用については,レイルでは既にお馴染みの三宅俊彦さんにお願いした.これも,誕生から終焉までの全てを追い求めると,それだけで1冊の本になってしまう.ということで,誕生から昭和40年頃…常磐線でC62が“ゆうづる”を牽くことになった辺りまで…に的を絞り,その分,詳しく解説していただいた.
MYM013
編成図などの資料に止まらず,貴重なシーンもたくさんご提供くださった.写真は“はくつる”を牽引するED71.写真:三宅俊彦

高橋卓郎さんは,僕より,ほんの少し年代が下がった昭和40年代後半の“鉄道少年”時代の思い出を語ってくださった.いや,僕だって,その数年前には大阪駅や京都駅でEF65 500番代牽引の“あかつき”を憧れの目で眺めていたのだから,いまとなっては,同年代といって差し支えはないのかもしれない.
TKM-004-12
東京駅で機関車付け替えを眺める鉄道少年たち.写真:高橋卓郎

僕より少し歳上の方…三宅さんもそうではあるのだが…が捉えた20系客車は,早川昭文さんが披露してくださった.
 お願いした時点では,“20系なんて,熱心に追い掛けてなかったからなぁ”“機関車ではなくて列車の後ろ向きの写真が欲しいって,そんなん,ほとんど撮ってないよ”というご反応だったのだけれど,ネガを拝見してみたら……北から南まで,三宅さんと,本島三良さんの写真を合わせることによって,ほぼ完璧に“20系寝台特急”の写真集ができあがってしまったのである.
 まさに“ご謙遜が過ぎます”である.

中でも僕が痺れてしまった1枚が
HYM007
パンタグラフを振りかざして終着目指す“みずほ”である.写真:早川昭文

実は僕自身は,パンタグラフ付きのカニ22を,みることができなかったのである.実に悔しい思いのまま半世紀が過ぎたのだが,この“レイル”によって,ようやく念願が叶った.

と,いうことで,なんのことはない,自分自身の“憧れ”“悔しさ”,そして思い出を詰め込んだのが,このレイルNo.110だったということになる.

しかし,それを実現することができたのは,すべて,協力してくださった大勢の人々のご厚意と,評価してくださった読者の皆様の“おかげ様で”である.ありがとうございます.

これからもより一層ご愛顧賜りますよう,よろしくお願いします.

////隠す用
自社広報

IMG_E3527
大変お待たせいたしました。
Rail No.110の増刷が完了いたしました!

ご購入は、書泉グランデ書泉ブックタワーModels IMON各店舗のほか、全国書店・模型店にてご注文いただけます。
また、WEB Shop「e-shumi.jp」でもお買い求めいただけます。

ご希望のお客様はぜひお早めにお買い求めください!

▼WEB Shop「e-shumi.jp」でのお買い求めはこちらから

-----------------------------------------------
レイル NO.110
◆20系寝台客車の魅力
定価:本体3,600円+税
-----------------------------------------------

IMG_3537
IMG_3535
IMG_3536

////隠す用
自社広報

昨日のお昼,いかにも梅雨のまっ最中という空模様のもと,元JR東日本のマニ50 2186が東急電鉄長津田駅に到着した.つい先日まで,水戸支社所属のジョイフルトレイン“リゾートエクスプレス ゆう”が非電化区間を走る際に使われていた電源装置付き荷物車…愛称“ゆうマニ”である.
 7月2日に甲種輸送列車の輸送番号甲62として長野を発ち,一路中央本線を東へ向かって八王子で夜明かしし,昨日の昼前にDE11 2001に牽かれて到着したものである…この輸送については決定が出るのが遅くて,7月号誌面には掲載できず有料制ウェブでのご紹介になってしまった…….
 なぜ東急電鉄でマニ50を?と思った方もおられるに違いない.そこでちょっとだけ,ことの経緯を復習してみよう.
 ことの発端は今年の2月12日,JR北海道JR東日本JR貨物,そして東急電鉄が共同で発表したニュースリリースである.
 その主旨は,北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道を観光面で支援するために観光列車を運転するというものだった.
 計画は2年度に及び,今年度は7月から9月に掛けて,JR東日本の“びゅうコースター風っこ”を宗谷本線で運転する.
 話題を集めたのは来年度.平成29/2017年夏から伊豆急行線で東急電鉄が主体となって運転している“THE ROYAL EXPRESS”の編成を,5月から8月の間の約1ヵ月間,週4日程度の頻度で札幌と同等エリアの間で運転するというのだから.
 そこで必要になるのが非電化区間での牽引機と,サービス電源の供給元である.
 リリースにはDE10の重連と思われるシルエットが描かれ,電車との間に“電源車”と記された車輛が組み込まれている……
 ここまでご説明すれば,このブログの読者には,マニ50 2186の目的が解っていただけたことだろう.
C8A_4687

東京地下鉄
08系を横に見つつ,JR東日本の長津田駅からDE11 2001に押されて授受線へ到着するマニ50 2186.

C8A_4742
東急側の牽引車がやってくるまでのひととき.久し振りにこの“電源装置付き荷物車”を観察するチャンスを得た.

マニ50 2186は昭和55/1980年7月7日の新潟鉄工所製で,新製配置は隅田川駅だった.同じ時には2181から2204まで24輛が落成し,2181は直江津,2182から2191が隅田川,2192から2194が門司,2195から2198が鹿児島,2199から2204が名古屋へ配置されている.
 平成3/1991年に大宮工場(現在の大宮総合車両センター)で改造されている.この時にディーゼルエンジンと発電機を荷物室に搭載し,通風口を側面と屋根に新設している.連結器は自連と密連の双頭タイプに取り替え,ブレーキの読替装置も搭載した.配置は水郡線営業所とされ,ふだんは救援車の役割も果たし,“リゾートエクスプレス ゆう”が非電化区間で運転される時には機関車の次位に組み込まれるという,ユニークな車輛として活躍した.
 昨年夏には“リゾートエクスプレス ゆう”の引退が決定し,このマニ50 2186は,ひとあし早く7月には廃車となって長野総合車両センターへと回送されたのである.
 ところが回送後間もなく,今回の構想が浮上し,打ち合わせの途上で“電源車をどうずる?”という課題に対して,JR東日本から“ゆうマニがありますよ”と提案があり,解体が保留となったのだった.
C8A_4863
やがてやってきたのは,2020系搬入取材の時にも使われた“TOQi”ことデヤ7750とデgヤ7500の2輛.

慎重,確実な連結作業ののち,今度は東急の長津田駅へ向かい,折り返して長津田検車区へと向かって,本日の“イベント”は無事に終了した.
C8A_4865
しずしずと東急の駅へ転線するマニ50 2186.陸橋の上は黒山の人だかり.
C8A_4875
ほどなく折り返して検車区へ収容された,今度は僕も,“人だかり”の一員となったのである.

さて今後のことだが,形式や番号,外装をどうするのかなど具体的なことは,東急の長津田工場で施工するのか東急テクノシステム(元の東横車輛)で担当することになるのかも含め,決まっていないとのことである.改造工事の着手は,年が明けてからのことになるようだ.
 電車の側にも改造は必要となるはずだが,それをいつどこで施工するのかも,未定とのことである.

もうひとつ気になるのは北海道での牽引機関車.リリースではDE10の重連風シルエットが描かれているわけだが,5月中旬に高崎のDD51 897が秋田総合車両センター(元の土崎工場)へ入場したのである.もしかしたら?……今のところまったく僕の推測想像妄想にすぎないが.

いずれにしても,今後の推移には大いに注目である.

↑このページのトップヘ