モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

トップページ > >
////隠す用
自社広報

T2001

【今月のオススメ記事】
80000系“ひのとり”のデビューを目前に控えた,10年ぶりの近畿日本鉄道の特集です.今回はその80000系電車を速報するとともに,半世紀の歴史を刻みこみながら,今なお現役で活躍を続ける8000系通勤車の一族を,岡本真和さんの筆と作図によって,詳細に解説します.8000系解説の,決定版ともいえる稿です.情報量があまりに膨大なので,複数回に分けての連載となります.工作も楽しんでいただけるよう,紙成模型塾の題材として採り上げ,型紙も添えています.
 特急車は,端役も誕生から四半世紀を経た“伊勢志摩ライナー”23000系電車です.さらに,伊勢志摩の鮮魚を大阪へ運びつづける“鮮魚列車”の専用車輛であり,去就が注目される2680系も特別取材しました.
 1960年代の懐かしい近鉄の風景と思い出は楠居利彦さんが語ります.
  模型も新旧各スケールの,個性溢れる作品がたくさん登場します.
 一般記事や好評の連載記事も充実満載です.

【目次】
特集:新たなる飛翔“特急快適宣言”近畿日本鉄道--------
  6 ベールを脱いだ“ひのとり”80000系電車
    写真:来住 憲司 協力:近畿日本鉄道
 10 新型名阪特急“ひのとり”早くも模型でデビュー! /岡本 真和
 12 カラーグラフ
    撮影:岡田 孝司・松本 まさとし・なんこう・平野 聰・應武遥香
 28 MODELERS FILE 近畿日本鉄道 23000系電車リニューアル車
     誕生から四半世紀を迎えた“伊勢志摩ライナー”の現在
                         まとめ:前里 孝
       写真:森嶋孝司(RGG)/松本まさとし/なんこう/前里 孝
                  取材協力・資料提供:近畿日本鉄道
 40 MODELERS FILE 詳説 近畿日本鉄道8000系列
    走り続けて半世紀超!
    900系から8800系までの広幅・裾絞り区間車【前編】
                       解説/作図:岡本 真和
         写真:岡田 孝司/林 基一/松本 まさとし/なんこう/
             平野 聰/山賀 一俊 協力:近畿日本鉄道
 58 MODELERS FILE 近畿日本鉄道2680系鮮魚電車
                          解説:岡本 真和
         写真:岡田 孝司・逢坂 昌史・松本 まさとし・なんこう
 68 1960年代の近鉄風景              写真:楠居 利彦
 70 近鉄との最初の出会いは暑い夏の日だった       楠居 利彦
 78 近鉄電車大集合!
 90 近鉄合併前の旧型車輛を作るpart.1          大島 仁知
 94 近鉄Nゲージ作品集
     亀田 聡・木下 貴博・小林 克也・小林 慧大・徳山 大祐
100 ぺーパー工作を志す人の必須科目 紙成模型塾   講師:岡本 真和
     第五十二講 近鉄8000・8400系(元ラインデリア車)
     奈良線のヌシ,裾絞り区間車を作ろう!
189 読者プレゼント
197  紙成模型塾                 型紙設計:岡本 真和
     第52講:近鉄8000・8400系
----------------------------------------
  4 Products Data file カトー製
     JR西日本87系“TWILIGHT EXPRESS 瑞風”(N)
110 関東合同運転会 in 埼玉けんかつ
118 関西合同運転会 鉄道模型大集合 in OSAKA-PART1-
122 香港鐵道交流所訪問記
     香港にもレンタルレイアウトができた!        横川 和明
132・158 宮沢模型秋の商売繁盛応援セールから
----------------------------------------
108 Coffee Cup /前里 孝
   第6回鉄道技術展
124 国鉄時代の私有コンテナ /吉岡 心平
   第94回 UC7形有蓋コンテナの解説(2)
128 線路は続くよいつまでも 第113回 /信沢 あつし
   都内で発掘された昭和10年の線路
   東京大学生態調和農学機構
130 蕗狩通信 第42回 /北村 昌三
   英国A4タイプ特別編成貴賓列車 “SCOLLOP EXPRESS”
134 工作に役立つアイテムを紹介 ツールセレクション
   第8回日本の草はらシリーズ /山中 洋
136 台湾鉄道ナビ
   文:邱 浚嘉 翻訳:濱川 真由美
-----------------------------------------
138 新車登場
159 輝け!日本の運転会
160 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
   第102回:近鉄特急(その1)
161 子連れ鉄日記 /写真・文:山本 晃司
   第68回:元日の旅2019
162 伝言板
184 BOOKS
185 甲種・特大 運行計画 2020年1月
186 各種募集のご案内
188 新車登場INDEX
190 いちぶんのいち情報室
194 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
195 Combo Caboose・掲載広告索引

2019年12月21日(土)発売
定価:本体1,836円+税

eshumi-kounyu
amazon


////隠す用
自社広報

J78

特集:
播但線のC57
山陽本線瀬野-八本松(セノハチ)


 播但線生野峠の思い出
 播但線生野越えに挑んだC57
 播但線の思い出
 宮津線真夏のC58と9600
 宮津線と西舞鶴機関区
 C62牽引最後の“かもめ”とセノハチ
 瀬野-八本松

浅虫海岸(陸奥湾)の蒸機列車
会津を往く 只見線のC11
ドイツ・プランダンプ 2018

とれいん2月増刊
定価:本体3,000円+税
A4判横綴じ84ページ
(内カラー8ページ)

2019年12月21日(土)発売

eshumi-kounyu
amazon


////隠す用
自社広報

伊豆方面への新しい特急電車として,これまでの“踊り子”に,宝石のサファイアのフランス語名である“サフィール”を冠した“サフィール踊り子”ことJR東日本のE261系電車が報道公開された..

既に新聞やTV,インターネット・ニュースサイトなどの速報でご覧になった方もおれらるかもしれない.その速報性にはとても敵わないけれど,少しでも濃い内容で,しかも少しでも早く…と,いつもより1日繰り上げてお伝えする次第.
 とはいえ,12月16日に公開されたのは8輛編成のうちの伊東方3輛だけ.セールスポイントのひとつである“ヌードルバー”は含まれていなかったから,本当の“詳介”は改めての機会を,楽しみにお待ちいただきたいと思う.
D8A_3959
伊東方から見た第2編成.編成番号はRS2.伊東方3輛が川崎重工製で,東京方5輛が日立製作所製で,それはRS1編成も同じである.

編成の内容は東京方から順にクロE261-1~(Tsc)+モロE261-201~(Ms)+モロ260-1~(M2s)+モロE261-1~(M1s)+サシE261-1~(TD)+モロE261-101~(M1s1)+モロE260-101~(M2s1)+クロE260-1~(Tsc').
 注目すべきは食堂車の記号が復活したこと.JR東日本の電車では,もしかして初めてだろうか.
 設備は,クロE261からモロE260までの4輛(8~5号車)が1/2人掛けの開放室グリーン車,サシE261が4号車で“ヌードルバー”.モロE261-101~とモロE260-101~が3,2号車で個室グリーン車,そしてクロE260が“プレミアムグリーン車”.編成定員は164名となっている.モロE260には車椅子対応席が設けられ,伊東方には大型車椅子対応のトイレが設備されている.
D8A_4232
注目の食堂車サシE261.4号車である.なぜ“ヌードル”なのかといえば,“伊豆の新鮮な魚介類などは,到着してからお召し上がりいただきたい”とのこと.“なるほど!”であった.今回は室内は公開されなかった.これからのお楽しみ!
D8A_4081
1号車クロE260の“プレミアムグリーン”客室全景.定員は20名.1日と掛けのシートはぐるぅと回転させることが可能で,海向きにも,あるいはグループで向かわせにセットすることもできる.この車輛を始めとして,8輛全部に天窓が設けられている.
D8A_4106
2号車モロE260-101~と3号車モロE261-101~は個室車.写真は6人部屋で,4人部屋とともに1輛に2室ずつ設けられている.2号車と3号車の個室配置は同じで,前者はトイレと洗面所が伊東方に,後者は東京方に設備されているのが相違点である.

機器類の配置だが,主制御装置SC121は全ての電動車の海側に取り付け,補助電源装置SC106Aは両先頭車に取り付け,電動空気圧縮機MH3130-C1600FはモロE261-201~とモロE261-101~の山側に取り付けている.パンタグラフはモロE261-201~とモロE261-101~の東京方とモロE261-1~の両側にシングルアームタイプのPS33Hを取り付けている.
 主電動機はMT79でE235系と同じ.ということは定格出力は140kWだろうか.歯数日は今回の提供資料には記されていなかった.
 台車は軸梁式ボルスタレス台車でヨーダンパと軸ダンパ付き.フルアクティブサスペンションを装備している.形式は電動車がDT88,付随車がTR272とTR272A(駐車ブレーキ付き).
D8A_4077_01
広々とした運転室.仕切のガラス越しでの撮影となったので,写り込みはご容赦を.ブレーキ・マスコンはJR東日本標準の左手操作式横軸ワンハンドルである.
D8A_4023
この面構えというか全体のライン,どことなく“スーパービュー踊り子”の251系に通ずるところがあるような…….色は異なるけれども.

今回の車体塗色は,窓回りや屋根の灰色が火山岩をイメージした“城ヶ崎グレー”,車体のメインである青が海をイメージした“伊豆アズール”,その間に挟まった白が砂浜をイメージした“白浜ホワイト”と名付けられている.いずれも繊細な色で,とりわけ伊豆アズールは天候や光線具合によって大きく変化する,写真撮りには手ごわい色である.

さてこの“サフィール踊り子”は,3月14日のダイヤ改正から営業運転に就役する予定である.定期列車としては東京発11時,伊豆急下田発14時12分の1往復だが,平日運転の臨時として東京12時30分発,休日運転の臨時として新宿発12時25分発が設定され,上りは休日平日共通で伊豆急下田発が16時30分となる.

このE261系と同時に,E257系を改造した編成も“踊り子”に投入することが発表されている.間もなく発売となる,とれいん2020年1月号“いちぶんのいち情報室”に写真と記事を掲載しているが,9輛+5輛の最大14輛編成である.
 全部で137輛が改造されることになっており,その内訳は2000番代となる9輛編成13本と2500番代となる5輛編成4本ということなので,185系の行く先が見えたことになる.
 当分の間,伊豆方面にも目を離すことができなさそうである.


////隠す用
自社広報

気がつけば,もう師走も半ばに差し掛かった.年々歳々,時間の経つのが早……というのは禁句である.
 でも西武電車の観察レポートは,7月16日付けのここで,“東急電鉄5050系4105編成が10輛に戻った!&西武のLED前照燈事情”というタイトルをつけてお話してから,じっくりと観察する余裕がなかったのも,また事実である.
 その7月の話題に出てくるのが,前照燈のLED化であるわけだが,12月に入ってから,どうも数が増えているような気がしていた.そうしたら,まず先週の土曜日,お昼ご飯を食べようと江古田駅の踏切にいたら,やってきたのが20000系8連の第2編成だった.
DSCN9438
遮断竿が上がって発車してしまわないうちに…と焦ったら,少しブレてしまった.
DSCN9439
望遠レンズで撮ったクローズアップは,ブレなかった.でも電子ズームだから粒子(ではないけれど)が粗い.いつものコイト電工製花形であることが解るから,よしとしよう.

LED前照燈,少しずつ増えているのだなぁと思いつつ新年号の仕上げに精を出していた今週であるわけだが,今朝,出掛ける時に乗った30000系8連の38111編成が,LEDを輝かせてホームには行ってきたのである.そこで江古田の駅で降りる時にスナップしたのが,次にお目にかける写真.
DSCN9664
乗務員室扉横のロゴが“SEIBU”のまま残っている編成である.正面のナンバーがかすれているのが少し悲しいけれど,それはさておき,そのしたの前照燈は,コイト電工の花形であった.

頻度が下がっていたとはいうものの,折に触れスナップし続けている西武電車である.調べてみたら,この編成は6月28日にはまだ普通のシールドビームだったことが判った.その日は,20151の編成のLED前照燈を初めてちゃんと撮影した日でもあったわけだが.
DSCN6150
7月23日には10輛編成のトップナンバーのLED前照燈も撮影していた.これ,まだ報告していなかったようなのて,ここでご報告.

前照燈に気を取られていたら,ほぼ1年前の昨年12月6日に“2018年秋から冬への西武鉄道池袋線 列車無線アンテナ 新しい主制御装置”というタイトルでご紹介した,その後も何度か話題にした新型アンテナも,徐々に増えている様子であるのだ.でも,こちらは前照燈に比べて確認が難しいのがつらいところ.でも,地道に楽しむことにしよう.

西武“電車”ではなく,施設に限っていえば,11月7日に練馬駅のホームドアを報告した.
 その折にも記したが,西武鉄道からの発表によれば,2番ホームと3番ホームが12月ごろ,4番ホームが来年2月ごろの完成予定とのこと…….
DSCN9362
12月1日夕方の様子.3番ホームも躯体は取り付けが完了している.

列車無線アンテナよりは観察が容易であるホームドア.11月中旬には2番ホームへの躯体設置が終わり,12月5日の昼間に稼動開始となった.でもその日もその次の日も,撮影する機会が得らず、ようやく撮影できたのは、週明けの9日であった。
DSCN9645
8輛編成の2000系が停車している時には,手前のドアはちゃんと閉まっている.当たり前のことだけれど.向こう4番ホームの池袋行き(偶然にも手前の豊島園行き2077,池袋行きが2079と連番が並んだ)では,まだ稼動前だから全部のドアが開いたままである.

で、3番ホームへのドアは,今日の夕方現在ではまだ使用開始とはなっていなかった.
 さて,いつから動きはじめるのだろうか.

※2019.12.13:一部語句修正

////隠す用
自社広報

11月30日始発から,いよいよ相模鉄道JR東日本の相互直通運転が始まった.
 試運転の模様は8月22日のここ9月5日のここなどでお伝えした通り.僕にとっては,待ちに待った“本番”のスタートである.しかしなんということか,初日は事務所での仕事があって出掛けることができず,翌日曜日に都内へ出る用事があったのと掛けあわせて,相鉄線の西谷,せめて横浜羽沢まで出向こうと家を出たのだが…….
 思わぬ手違いがあって,用事が終わったのは午後4時過ぎとなった.それからではとても西谷まで行く時間はない.ということで,せめてと向かった“いつもの”原宿駅ホーム.
秋の終わりの日が沈むのは早く,既にあたりは暮れなずんでいた.

最初にやってきたのはE233系7000番代の海老名行き.
D8A_3658
行先表示は“各駅停車 埼京線 相鉄線直通”と“各駅停車 海老名”が交互に表示されていた(撮影後にカメラの液晶画面で確認したのだが).列車番号は243M.編成は113であった.E233系のLED表示は1/125秒程度でないと文字が欠けるから,薄暗くなってきた中で,どんぴしゃりと流し撮りを決めるのは難しい.

何年か前から,宮廷ホームの照明が燈されるようになって,この時間帯にはいいムードを醸し出している.古レール製の上屋柱もくっきりと写っているのは撮影機材の進歩によるものである.
 次に相鉄からの直通列車がやってきたのは約10分後のことだった.いよいよ相鉄12000系の“新宿行き”表示が撮れるかと思ったのだが…….
D8A_3702
表示が既に海老名行きへと変更済みで,ちょっと拍子抜け.ヘッドライトが眩しいことこの上ないが,それでもちゃんと写ってしまうのは,やっぱり機材のお蔭である.行先表示を別にすれば,ホームの照明によって“横浜ネイビーブルー”が黄昏の山手線に浮かび上がって,ちょっといい雰囲気であった.ちなみに第4編成で列車番号は146Mであった.

相鉄の電車も行先のほかに“各駅停車 埼京線 相鉄線 直通”を交互表示していた.最後の“直通”だけが赤色というのもE233系と共通である.12000系の折り返しは新宿発16時53分,245Mである.
D8A_3760
すっかり夜の帷が降りた宮廷ホーム脇を行く,やっぱりハイビームのように見える12000系電車.今度は“埼京線…”のタイミングでシャッターを切ることになった.オートにしておいたISO感度は,撮影後に確かめてみたら25,600だと表示されていた.コダックのTRI-Xを使い,プラス2の増感現像によってISO1,600を実現して喜んでいた時代とは隔世の感である.

ここで原宿駅をあとにして家路についたわけだが,途中,新宿駅の埼京線ホームにもちょっと寄ってみることにした.
DSCN9350
2番線の発車表示にはずらりと“海老名”の文字が並ぶ.およそ20分間隔ではあるが,きちっとしたパターンでないところに,ダイヤ作成の苦労が偲ばれた.
DSCN9351
停車していたE233系107編成を眺めていて気づいたのが,乗務員扉に貼られた“10”の数字である.

E233系は10輛編成に決まっているのだが,相鉄電車には8輛もあって,同社の車輛には数年前から表示が行なわれている.それに準拠しての掲示なのだろう.
 E233系の改造については,5月16日のここ6月27日のここなどでお伝えしている.
DSCN9356
そして車体側面の“海老名行きの次の停車駅が渋谷”という表示.新宿からは小田急線で海老名へ直通できるわけだけれど,そこに至るまでの沿線各地の人には恩恵がある.これから先,じわじわと直通効果があらわれていくのだろう.

ということで,この日は相鉄線内へ行くことができなかったから,12000系の“特急 新宿”とか,純然たる通勤形であるE233系による“特急”表示を自分の目で確かめるのは,次への楽しみとなった.山手線内で何度か遭遇するうちには運用の概略も判明するだろうから,それからの方が撮影は楽だろう,と,これは少し負け惜しみ.
 そういえば12月2日には12000系が営業運転で大宮まで行ったとか,12月3日は朝からダイヤが乱れて,E233系が相鉄の横浜や,いずみ野線の湘南台へ向かったという目撃情報が,いつも情報収集に活用している鉄道フォーラム(有料会員制)で報告されていた.関係者の皆さんには困った事態だろうけれど,見方を変えれば,イレギュラーな事態に備えた対策が適切に実行されたということである.立案された方には敬意を表したい.
……と,趣味の題材は,いつまで経ってもなくなるどころか,どんどん増えて行くのだった.

↑このページのトップヘ