モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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カメラマンの松本正敏です。
2019/9/12
稲穂からみで電車や貨物列車を狙いに越後の魚沼方面へ出掛けて来ました。
最初は天気予報に反して関越トンネルを抜けると雨で少々ガッカリしていましたが、次第に青空が見えてきたのでいい感じで行けるかな?と期待し数少ない貨物列車を待ち構えましたが今度はなかなかやって来ません。前日の大雨で秋田から来る列車が遅れている模様です。今回は只見線の工臨も情報得ていたのでタイムリミットギリギリまで待ちましたが引き上げました。
同じ場所でも工臨は通るので移動せずでも良かったのですが、DLが引く列車はやはり非電化区間でないと…。
この沿線(只見線の小出周辺)はほぼ初訪問な上、ロケハン不足でしたが、ご笑覧下さい。
ここはDE10が前後につくのですね。現地に行くまで知りませんでした。でも、いい感じです!

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稲穂が美しく秋空の下、只見へ向かいます!

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只見線の気動車キハ47+48です。だんだん貴重な車両になってきました。

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大白川駅の停車中に間に合ったので反対側を!

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上越線ではなかなか貨物列車は来ませんでしたが、秋の風景はなんとか撮影出来ました!

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結局貨物列車はこの下りの2071列車のみ。10分程遅れて通過しました。

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お昼御飯はしっかりと。堀ノ内のやなで、鮎の塩焼きです!少々贅沢でしたが旨かった!

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工臨の返しはもう日が暮れているので予定していませんでしたが、たまたま近くに寄ったらすぐやって来るのでそこはチャレンジ!
近所の建物の明かりだろうか?車体をテカらせて存在感ありでした。ちょっと面白い写真が撮れました!さすがデジカメ?(笑)

おしまい。

(今回は実験的に旅先からスマートフォンで記事を書いてみました。写真がもし具合悪い場合再投稿し直すかも知れません。ちなみに鮎以外の写真はいずれもNikon Z6 24-70mmで撮影しています。)
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先月発売の,とれいん9月号では,箱根登山鉄道旧型車のMODELERS FILEを担当した.
6月と7月に1日ずつ,合計二日間にわたって沿線に出掛けることになったのだが,折りしも紫陽花の真っ盛り.有名撮影地は平日の早朝から押すな押すなの大盛況だった.幸いにしてターゲットの吊り掛け駆動車103と107は,二日間ともフル稼働で,たっぷりと撮影取材することができたのだった.
 その成果が,表紙を含めて巻頭から10数頁に,ぎっしりと詰め込んだMODELERS FILEというわけである.

この2輛は,予定通りに7月18日で一般営業を終え,団体臨時列車の運転などイベントに参加したのち,107が鈴廣かまぼこに,103が日本工業大学に引き取られることが決まったと,ここまでが9月号でのレポートである.

引退した2輛のモハ1形は,8月上旬に入生田車庫から強羅まで自走し,まず107が風祭にある鈴廣かまぼこの“かまぼこの里”に搬入された.103も追って…とのことだったが,実際には,台車こそ埼玉県の宮代町にある日本工業大学の敷地に搬入されたものの,車体は9月8日現在,強羅駅に隣接するバス転回所内で留置されている…….
 その9月8日には,107のお披露目が行なわれた.その模様は,強羅駅隣接地で留置中の103とともに,9月21日に発売の,とれいん10月号で詳しく記したので,併せてお読みいただきたい……ではあんまりなので,ここでは,本誌に記すことができなかったことがらや写真を,お目に掛けることにしよう.
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美しく整備された箱根登山鉄道107.すぐそばまで近づいて観察することができるのが嬉しい.観察が困難だった連結面も,じっくりと眺めることができる.

“えれんなごっそCAFÉ107”と名付けられたここでは,数多くのカフェメニューが提供されるが,その多くは鈴廣かまぼこならではの,練り物をからめた品物である.とりわけスペインはバスク風おつまみ・軽食のピンチョスが107種類も用意されるのが圧巻.毎日3種類ずつ用意されるというから,全部を味わうには何度通えばよいのやら.
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107種類も用意されるスペイン・風おつまみ・軽食のピンチョス.全品にかまぼこがあしらわれている.
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箱根の水を使って造られている“箱根ビール”も忘れてはならない.
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103と107の引退記念カタログも用意されている.ケースの下段には箱根登山電車かまぼこが見える.右端の3個セットは,スイッチバックを模したパッケージが秀逸.
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せっかくなので,特に取材許可をいただいて撮影してきた,強羅の駅横に留置されている103もお目に掛けることにしよう.向こうを行くのは氷河急行色の2000形第3編成.

そして箱根の山を降りながら,残るモハ1形4輛の姿を追った.強羅へ向かう途中ですれ違っているから,運用に就いているのは間違いない.綺麗な編成写真を撮ることができる場所といえば,やっぱり大平台の駅だろうか,ということで待機.
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最初は104と106.先日までは緑の109と組んで3輛運転を行なっていたが,その後は2輛での運用が多くなっているようだ.
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続いては金太郎塗りの108と緑塗りの109という両運転台車の2輛が.“アレグラ”3000形との出会いだった.

この4輛は,駆動装置はカルダンではあるものの,旧型車体ということで,力行にしても発電制動にしても,奏でるサウンドは新型車とはまったく音質が異なるような気がする.
 108前照燈ケースが旧式ということもあって,両運転台車の2輛は,なんだか昔の薫りが強いような気がする.クロスシートというのもプラスポイントだろうか.けれど104と106は内張りが昔のままである.それも捨て難いし…….
 なんの話しをしているのかって? 鈴廣かまぼこをはじめとする地元企業に加えて,箱根町小田原市などの協力を得て,近代文化遺産の保存ができないものだろうかと,そして動態保存するとすれば,4輛のうちのどれがよいだろうかという,かなり本気での妄想でありました.
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今回は三題噺.でも関連のあるのやらないのやら…….

最初は先週のここで訪問記を記した鉄道総研の最寄り駅である,中央本線国立駅の旧駅舎のこと.
 先週の話題に含めようかと思っていたのだけれど,思いのほか長文になってしまったので割愛せざるをえなくなり,持ち越しでの“敗者復活'?)”
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高架化が完成した駅前の広場に姿を見せつつある,国立駅の三角屋根駅舎.僕の記憶している現役時代の姿と,ちょっと違うような気もしないではない.

帰宅後に調べてみたら,側面の明かり採り窓がなかったようである.そして,今回の復元再築に際しては,最終期の姿ではなく,大正15/1926年に新築された当時の姿を目指しているとのこと.それで納得.
 この駅舎に関しては,中央本線高架化工事の途中から,いろいろ紆余曲折があったと聞いている.なにはともあれ,国立市の手によって再び姿を見せつつあることを,素直に喜びたい.完成は来年の予定だそうだ.
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鉄道総研といえば,正門前に保存されている新幹線試験車951-1の存在を忘れるわけにはいかない.今回も,ほどよく整備された姿を見せてくれていた.大きく変ったのは,保存場所に面した広い道.近年まで未舗装だったのが,綺麗になっていて,見違えてしまった.こちらは国分寺市の手により整備されている.

さて“二題目”.今年7月19日のここで“まもなく終わりを迎えるラッピング”とお伝えした,東急電鉄5050系5122編成のおはなし.なんと,終了が“当分の間”延期されることになったのだ.
 とはいえ,“開通90周年”は,とっくに過ぎているから,そのままというわけにはゆかず,一旦ラッピングを剥がして,新たに“90周年”関連のレタリングがない,新バージョンでの登場となった.
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その初日に,いきなり西武鉄道練馬の駅で遭遇したのにはビックリさせられた.なんで一眼レフを持っていたのか,というのは,この日の昼間に,相模鉄道12000系の試運転列車が新宿へ初乗り入れの報道公開があったからである.
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全体像を観察しようと思って,ややカーブしている富士見台の駅で後追いを撮影.90周年記念関連のラッピング類がなくなり,さらにオリジナルの“青ガエル”に近づいたかもしれない.今度は昼間にじっくりと観察してみたい.

そして三題目は,東急5122を撮影した日の昼間に行なわれた報道公開.
 7月以来,品川へ顔を出していた相模鉄道12000系電車が,ついに新宿駅に姿を見せたのである.
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新宿駅5番線に停車中の12000系第3編成と,僕からの“これまで携わってこられて今日を迎えたお気持ちは?”に対して感慨深いという気持ちとこれからの抱負を語る,相模鉄道車両課の関根雅人課長.その右はJR東日本運輸車両部車両運用計画グループの淺井琢雄グループリーダーである.

そして今日,昼前のJR東日本池袋駅.
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埼京線(赤羽線という人は,流石に減ったようだ)の33‰を駆け下ってきた相模鉄道12000系第4編成である.試運転表示の横には,マスコットである“そうにゃん”が誇らしげな顔で鎮座(?)している.先月の品川試運転以来,すっかり定着しているようだ.きっと担当セクションに洒落っ気のある人がおられるのだろう.善き哉.

ということで,仕事に追われながらも,ちょっとずつは日常の趣味観察もできた,この1週間の報告でありました.

※2019.09.06:タイトル文字修正
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中央本線国立の駅に降り立つのは何年ぶりだろうか.記憶をたどってみれば,どうやら2016年夏以来のことのようである.用件は“脱線しにくい台車”の取材だった.
 成果はブログではなく同年9月号のCoffee Cupに《“脱線しにくい台車”への興味》と題してレポートしている.
 “技術フォーラム”という催しは,鉄道総合技術研究所が毎年開催している成果発表の機会であり,過去にもなんどか訪問して……るはずなのだが,どうやら2010年8月26日付けのここで“鉄道総研 技術フォーラム2010”と題して記しているのが,唯一のようである.意外にも.
 その時にも数々の興味深い展示があったのだが,今読み返してみると,なんだか尻切れトンボのようなレポートになっている.なんで?と思い出してみたら,展示の多くは撮影がかなわなくて,文字だけでは実像を伝えきれないとして,あきらめてしまった結果だったのだろうか.
 今回は,燃料電池電車R291系や高速車両試験台の公開も行なわれるとのことで,かつてにも増して魅力的.そこで,広報担当の皆さんや,実際に研究を担当している方々のご協力とご理解を得て,趣味的にも興味深い,いくつかの展示の撮影を,この取材のためにご許可いただいた.ありがたいことである.

最初は,なんといっても燃料電池電車.完成して走行風景が公開されたのは2006年9月29日のことだった.当時のメインカメラはまだニコンF4で,サブで持っていったコンパクトデジカメではクローズアップしか撮影していない.
 以来13年.車内に鎮座していた燃料電池や電力変換装置はほとんどすべてが床下に移動し,跡地には腰掛が取り付けられた.
 台車は変更されていないが,変換裝置も燃料電池も小型軽量化の上で性能も向上した.動力軸は1台車2軸から2台車4軸に増えて編成出力は460kWから690kWになった.
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R291系の外観.手前がクヤR291-1で奥がクモヤR290-1.クヤの床下には燃料電池モジュールと高圧水素タンクを取り付けている.

今回の更新を担当したのは京王重機整備で,機能面のみならず台車なども整備してかつては色が異なっていた台車も塗り直したそうである.車体のストライプ類も真新しい.
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クモヤR291の電力変換装置.補助電源装置も一体に組み込む方式.燃料電池チョッパ装置とともに東洋電機製造製である.他にリチウムイオン蓄電池もクモヤに取り付けている.
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普通の電車のような風景になった客室.
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運転台で新しいのは右手に設けられた燃料電池や電力変換装置のための操作パネル.

二番目に興味津々だった高速車両試験台.はるか昔には大井の石炭試験所にあった…などというのは,もちろん文献と写真でしか知らない.国立へ移転してからの初代も,1990年に完成した,最高時速500kmまでの試験を実施することが可能だという新しい試験台も,そのつもりでじっくりと観察するチャンスは,これまで残念ながら得られていなかったのだ.
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試験台の全景と,載せられた新幹線サイズの車輛.コンパクトデジカメのパノラマ機能を使って撮影したものである.
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駆動装置とその周辺.車輛の第二は“HITACHI”のプレートが見える.画面右手の大きな箱はフライホイール装置.

さて,興味と関心は車輛だけではない.燃料電池電車のすぐそばに,なんとも見慣れない線路があった.
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継目板がない! しかもこれまでには考えられない,遊間.特許出願中だというのは,当然のことだろう.

地域鉄道に適したロングレール軌道構造…なのだそうだ.列車に乗っていて聞こえてくるレールの継目を通過する音は,旅情を掻き立てるものだけれど,保線の人々には苦労の種である.それを解消するためにはロングレール化がもっとも効果的な手段である.けれど非常なコストがかかる.それを解決するために考案されたシステムの一部が,これ.最大13cmの遊間を持つ継目を,これまでの伸縮継目の替わりとすることが可能なのだそうだ.四角い大きな板でレールの左右動を抑え込むことで乗り心地を確保し,騒音も低減できるとのこと.模型のレイアウトでギャップを切った部分のレールがリアリティに欠けるという指摘は,過去のものになるかもしれない.
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なんという間隔の広い枕木.かつての簡易線規格でもこれほど広くはない.訊ねたら,約1mあるそうだ.

併せて道床のバラストにセメントを添加して横方向への抵抗力を増すことによって,安定性は確保できるのだそうだ.
 東京近辺でいえば八高線北部から中部にかけての列車密度と重量ならば適用できるようである.
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軌道といえば,災害により被害を受けた盛土や擁壁を,いかに効率よく復旧するか,という研究も進められている.大きな土嚢を積んで刈り復旧して,それから土嚢を撤去しながら本復旧というのは二度手間である,だから,かご枠を積んで仮復旧し,本復旧に際しては,かご枠を埋めこんでしまうことで復旧完了までの時間と費用を大幅に減らすことができるとのこと.

最近の盛土や擁壁の復旧というか補強工事では,コンクリートの型枠による補強やモルタルの吹きつけが多いように思う.確かに工期の面でも費用の点からも,それらが一番なのかもしれないが,どうも趣味的には美しくない.ということで石積み壁の補強用として開発されたというネットも展示されていた.
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これがそのネット.目の粗いのはピッチ50mm,細かいのは40mmとある.なにより色が派手ではないから自然の径間に融け込みやすいし,鋼線ではなくポリエステルだから錆びることはない.既に各地で使われはじめているというが,もっと普及してくれれば…….

まだまだある.例えば,コンクリート製信号機柱の製造年代を推定する方法,などという展示もあった.もちろん歴史研究のためではない.柱の老化度から取り替えの必要性を判断する手掛りとして,である.けれど,この展示で知ったのは,信号機の柱にコンクリートが使われはじめたのが昭和10年代であること,1/100のテーパがある柱は1958年以前の製造であること,それ以降は1/75であること…….実物の観察とともに,模型レイアウトの年代設定に役立つのではないだろうか…….

時間が経つの早い.あっという間に,帰らなければならない時刻がやってきた.多くの,見ることができなかった分野を残したまま.

この催し,写真撮影はできないけれど,鉄道の技術に興味と関心のある人ならだれでも参加可能である.明日(30日)も9時半から17時まで…設備の公開は10時から16時30分まで行なわれている.興味と関心のある方は,どうぞ!

所在地は東京都国分寺市光町二丁目8番地38.国立駅北口から徒歩約7分である
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芳賀一洋さんの主催するジオラマ教室「渋谷クラフト倶楽部」の作品発表会。
およそ1年半毎に催されているイベントですが、第15回目となる今回も有楽町の東京交通会館で開催中です。
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前回まではギャラリーの手前半分がクラブメンバーの作品、奥のj部屋が芳賀先生の作品となっていましたが、今回は先生の出品点数が絞られ、奥の一室にも生徒の作品が飾られています。
 いつも通り、1/12のドールサイズから16番・HOスケールまで様々な縮尺のジオラマが展示され、いずれも水準の高い見応えある内容です。
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渋谷クラフト倶楽部の古くからのメンバーである高谷俊昭さんのHOナローレイアウト。
 「杉山模型の車輛を走らせて楽しめるレイアウトがほしい」というコンセプトで製作され、8の字を折り畳んだ立体的なエンドレスにリバース線を複数配置した複雑な線路配置となっています。
 地面や山の明るい色彩が杉山さんの模型と良くマッチしていますね。
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もう一つ、会場で目を引いていたのがこちらのHOナローレイアウト。「或るレイアウト」と名付けられていますが、これはかつて趣味誌に発表されたレイアウトをメンバーの方々が引取り、山野、高谷、坂田さんの三人でレストアして整備したものだそうです。
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手を加えた箇所は主に線路周りで、オリジナルでは右手前の駅の下側にあった隠しヤードを撤去し、本線エンドレスも走行しやすいように整備したとのこと。シーナリー部分はほぼオリジナルのままで、木橋のかかる渓谷の表現や、背景の木々を針金から1本1本丹念につくりあげているところなど、約40年前に製作されたとは思えない素晴らしい仕上がりに目を奪われます。
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そして次は、造形作家としても活躍する山脇 隆さんの作品。SF映画のセットを思わせるようなデザインですが、細部まで恐ろしいほど作り込まれた魔窟のような建物は、一度見たら忘れられない強烈なインパクトがありますね。
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展覧会は今週土曜日まで。都心の立ち寄りやすい場所での開催であり、平日は20時まで開いていますので、仕事帰りや街歩きのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

第15回 渋谷クラフト倶楽部展
8/25(日)~8/30(土)
13:00~20:00(最終日は19時まで)
東京交通会館 B1F ゴールドサロン
03-3215-7933(期間内会場直通)


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