7月13日のここで,“JR東日本 E235系量産車 続々落成中”と題してお伝えした,JR東日本の山手線最新情報.8月の向日葵を捉えるべく,外出のたびにチャンスを狙っていたのだけれど,なかなかE235系に遭遇することができなかった僕である.
 そんな中,昨日の日中に新宿方面へ出掛ける用事があって,“いつもの”原宿駅ホームの北端で電車を待っていたら,やってきたのはトウ03編成.昨年と同じとはいえ,ようやく“向日葵”を記録できたのだった.
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向日葵のバックサイン.前回の7月13日から一月半.盛夏を過ぎて,そろそろススキの穂がのびてきている,明治神宮の土手であった.

03編成が北へ向かってから5分後,今度は内回りにE235系がやってきた.2輛目のサハが元E231系だから,04,05編成でないことは一目で判る.で,近づいてみたら,なんと最新の06編成であった.05編成の取材時に,傍らでサハの組み込み待ちで留置されていた編成である.
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僕にとっては初見参の06編成.これまでの量産車と変わるところはないわけではあるのだが.8月上旬から営業運転に就いているようである.

目撃情報などを調べてみたら,組み込まれたサハはサハE235-4607とのことである.もとのサハE235-4607,すなわち,トウ507編成用だった車輛である.

サハE231-4600番代を供出したE231系500番代は,東京総合車両所で中央/総武緩行線用として転用改造されている.その最初は3年前の秋の元520編成で,その姿は本誌の“いちぶんのいち情報室”で紹介した.続いて昨年春には元540編成が改造され,今年に入ってからは503,507,508編成が順次落成している.ただ,これらの編成にはまだじっくりと観察できるチャンスを得られていない.

ということで,“もしかして”という期待を込めて中央・総武緩行線に乗った,最新のE235系に出会えて上機嫌の僕であった.
 そうして東中野で対向の列車を見たら……E231系500番代!それも,今年に入ってから登場した元508編成,現在のミツ(三鷹車両センター)A508編成という幸運.
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正面車体裾にホーム検知装置を取り付けているのは,これまでの改造編成と同じ.ただ,床下機器の塗装が新しいように見える.きっと,“機器更新”で,主制御装置などを交換しているのだろう.今度はどこか,横勝ちに観察できる場所で待ち構えなければ.

この,E231系500番代の転用によって,今度は三鷹のE231系が転出することになるわけだけれど,その向かう先は,武蔵野線.9月号の“いちぶんのいち情報室”で報じられているように,青森運転所跡に新設された,JR東日本テクノロジーの青森改造センターで転用改造を実施,引き続いて秋田総合車両センターで機器更新を受けたあとで,京葉車両センターへと向かうことになる.
 しかし,山手線のE231系500番代は52編成.これだけでは三鷹のE231系と209系500番代を置き替えることはできない.ということで,E231系の一部が残存することになっている.
 さて,E231系が投入される武蔵野線の現在の主力は205系.こちらの行方も大いに気になるところではある.その動きは,いつ頃から見えてくるだろうか…….