今週月曜日の朝,いつもの時刻にいつもの駅からいつもの電車に乗ったら,なにか風景に違和感が.身体をぐるっと一巡りさせて気がついたのは,側扉上の液晶モニター.
 これまで30000系のモニターはスクエアな液晶画面が2面であり,それが西武鉄道の標準だったのだけれど,横に長い液晶画面が…….どこかで見たことある風景と思ったら,それは40000系.
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超ワイドの液晶画面.枕木方向に配置されたラインフローファンと高い天井が30000系である証し.

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江古田駅で下車後に,正面と側面のロゴを確認.どちらもオリジナルのままだった.


東急電鉄の5050系では,一部で2面のワイド幅液晶への交換が行なわれていて,いずれ西武でも?とは思っていたけれど,実施するとすれば地下鉄乗り入れの6000系だろうと思っていた.それが30000系で,しかも超ワイドとは.
 ちなみにその編成は8連の第3編成.最初に落成したグループの1本である.だから昨年1月号の西武特集でも記事にした通り,室内燈は既に直管タイプLED球に交換されている.一方では先頭車側面の詩ロゴは“SEIBU”のままで,正面窓下のロゴも残っていた.江古田の駅で降りてから外観を確かめてみたけれど,その特徴はそのままだから,定期的な大掛かりな検査を受けたわけではなさそうである.近年の検査回帰ではそんなことはあり得ないし.だからきっと,液晶画面を取り替えるためだけに入場したか,あるいは車両センターで施工されたものだろう.
 これが試験的なものなのか,本格的な交換の最初なのか,これから30000系に乗る度に確かめる必要が出てきた.
 そういえば30000系の正面と先頭車側面ロゴの撤去及び交換,最近はあまり進捗していないような気もする.それとも新宿線で使われている編成は変更されているのだろうか.たまにはあちらへも出向かなければ,である.

昨年12月号で特集してご好評をいただいた9000系電車.空調装置の載せ替えを除けば,もう変化はないだろうと思っていたら,第3編成がまさかの正面エコマーク撤去となった.
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スッキリした9000系第3編成の顔.編成全体を塗り替えたのか,貫通扉だけの更新なのかは不明だが,表情は一変した.


9000系といえば,ひとつお詫び.記事の中で“SEIBU”ロゴが残っているのは第6編成だけとなり,それが廃車となったから消滅…という意味のことを書いてしまったのだけれど,実は第7編成も“SEIBU”ロゴのままなのである.あとで気づいたのではなくて,調査段階で把握していたにもかかわらず,なぜか(ほんとうに),1編成だけだ,などと記してしまったのだった.

お詫びのしるしに,証拠写真を……
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“SEIBU”の文字が残る9000系第7編成.1月10日夜の練馬駅.


乗り入れてくる東急電車は,5000系第22編成の“青ガエル”が目立っているだけで,大きな変化に気づいていない.東京地下鉄は10000系のフルカラーLED化が第21編成あたりでストップしているような気がする.それ以外の変化はない…と思っていたのだけれど,正月早々,第22編成の前照燈の光の色が変化しているのに気づいた.
 遭遇するまでに少し時間を要したけれど,練馬の駅で停車中の姿を観察したところ,コイト電工製の花形LEDに交換しているのが確かめることができた.多分,試用中なのだろう.今後の展開が気になるところである.
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9000系第7編成を写したのと同じ日の練馬駅で10000系第22編成の花形LED前照燈を確認…でもこの写真じゃ,判りづらい.ちょっとピントも甘いし.

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別の日に編成後部を再撮影.鍵穴の形のライトケースで,東京地下鉄10000系であることが判る.


話は西武に戻って,6000系は室内燈のLED化が着々と進んでいる.主制御装置の更新も進展しているようで,通過する編成を観察していると新型を目にすることが増えている.でも,滅多に乗るチャンスが巡ってこないこの電車,なぜか,時折の乗車のチャンスでは,加減速時にGTOサイリスタの音が聞こえてくることが多いのだ.そういうめぐり合わせとしかいいようがないわけだが.

ということで,去年10月19日以来久し振りの,西武池袋線の日常観察記でありました.