1月末の帰宅時,反対側の列車に使われていた横浜高速鉄道のY500系に,なにやら見慣れないラッピングが施されているのに気がついた.数日後には,それがY512編成であり,“みなとみらい線開業15周年記念”のラッピングであることも確かめることができた.けれど写真を撮ることはできなかった.
 ようやく捉まえることができたのは昨日,2月7日の朝のことであった.
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中村橋の駅で人を待っていたら,練馬方面からヘッドマーク付きの青い電車が…….ようやく撮影できた,所沢行き快速の後ろ姿である.

側面にはなにやらイチゴなどをあしらって,賑やかなデザインなのだが,それらの撮影はまた後日へのお預けである.イチゴは15周年で“いち”“ご”という語呂合わせのようである.うむ.

みなとみらい線Y500系といえば,昨年12月はじめ,Y511編成の側面列車種別幕がフルカラーのLEDに交換されているのに気付き,正月早々に撮影していたのを思い出した.
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所沢方先頭車Y511の側面.行先表示はこれまでのLEDのままである.
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正面は引き続いて幕のままである.

今後,他のY500系にも波及するのだろうか.それにしても正面種別表示だけ幕のままというのが,ちょっと解せないのだけれど.

さて西武電車の新型列車無線アンテナ.30000系の2連第3編成に遭遇できて,ようやく,運転室のモニターは新品になり,正面窓付近に棒状のアンテナが新設されていることを確認した.1月25日の夜……話題にした翌日というのが,なんともではある.
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車掌側乗務員扉から覗いた運転室.運転台左手の隅柱に新型モニターが取り付けられている.位置は旧型のときと変わらない.棒状アンテナも画面右端に辛うじて見えるが,判りづらい.
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ということで,外から撮影してみた,棒状アンテナである.

 さらに数日後には,対向ホームから床下機器を観察することができた.その結果,ひとつだけ飛び抜けて真新しそうな箱を見いだすことはできなかったと,ご報告しておこう.新型の装置は運転室内にに収納されている可能性が大きい,ということである.

同様に新型列車無線アンテナの取り付けを報告した東京地下鉄10000系だが,こちらは徐々にその数を増やしているようである.そして,どうやら新型アンテナの取り付けと車内のFREE Wi-Fi設置は,セットになっているようである.
 となると,次に興味が湧くのは,7000系への装着はどうなるのかということ.なにしろもっとも古い編成は有楽町線が最初に開通した時以来の“主”だから経年46年!しかも既にアンテナは2本あるわけだし…….