前回のここの最後に“ 小さな満足感とともに,新井薬師前までではあるものの,引き続いて新宿線の旅を満喫したことである.”と記した.
 その新井薬師前までの途上, 上井草 井荻 の駅でしばらく電車ウォッチング…….同じ西武電車といっても,使われる環境が異なっているからか,池袋線にはない雰囲気を醸し出している編成が,次々とやってきた.地元の方には当たり前のことでも,久し振りの訪問者にとっては,珍しいことだらけ…….
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最初は新2000の2059編成.フルカラーLEDの行先・列車種別表示と菱枠パンタ3基という組合せ.通風器は撤去済みで空調装置も全部新型ではある.池袋線では2085とか2087の編成がお仲間ということになるだろうか.ちなみに緑色の標識燈が点燈しているわけではない.信号機の青が,たまたま標識燈の位置で反射していただけである.
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続いては30000系8連の第6編成.正面左のロゴを撤去し,側面のロゴ下文字は“西武鉄道”にまま貼り替えられている.そして列車無線アンテナと車内情報表示液晶は新型に取り替えられている.
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続いてトップナンバーがやってきた.正面左のロゴは残っているし,側面も“SEIBU”のままではないか.

池袋線では“SEIBU”の文字はほとんどが“西武鉄道”に変更済みなのだが.正面左のロゴは,一時期撤去が進んだものの,最近は撤去されないまま検査から出てくる編成が多いような気もする.30000系第1編成の場合は,正面も側面も,ロゴを撤去貼り替えの方針が出される前に前回の全般検査を受けた結果である.次回入場ではどうなることだろうか.

30000系や40000系ので,旧2000系は随分と数を減らしている.初期車は車齢40年を越えているから無理もないことではある.2連の付属編成はまだしばらく活躍することになるのだろうけれど.
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と,思っていたら現われたのはトップナンバーの8連だった.空調装置は新型だし,行先・列車種別表装置はLEDに交換されているけれど,グローブベンチレーターは健在.正面右側の使われていない方向幕が,この編成だけ白地のようであるのが,不思議.

いつものことだけれど,とにかく駅にいたらいつまでも飽きない僕である.きりがない.
でも,そうもいってられないので,40000系がやってきたところで,切り上げることにした.
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“拝島ライナー”! でも,シャッタースピードが中途半端で,正面の表示文字は切れ切れになってしまった.ここが,40000系最大の欠点(?)である.この第5編成の車体には,ラグビーのワールドカップを宣伝するラッピングが施されていた.

元々が違う会社の路線なのだからとはいっても,一緒になってから何十年経ったことか.それでも,同じ形式の電車なのに,経年の変化ぶりが少しずつ違っているのが,興味深いところである.
 僕には“西武線”といえば池袋線のことなのだけれど,新宿線の沿線の人々には,新宿線が“西武線”であって,こちらは“池袋線”なのだそうだ.元の会社名からいえば,その方が理にかなっているのかもしれない.そういえば国鉄の武蔵野線が開業するまでは,池袋線のことを“武蔵野電車”とか“武蔵野線”と呼ぶ人も,多かったような.

と,久し振りの新宿線散歩を楽しんだ週末であった.

※2019.05.14:ウォッチングした駅名を訂正.失礼しました.