このところ,地元である西武鉄道池袋線の話題をお伝えしていなかった.
 他の路線でニュースが相次いだということに加えて,新特急車Laview営業運転開始を除けば大きなニュースがなかった,というのが理由である.だから,地元ならではの,細かな変化を採り上げることになる.

最初はラッピング車.昨年度一杯(すなわち今年3月末)ごろまでと予定されていた9000系第8編成の二代目“L-train”.年度が新たになった4月に入っても,ときおり見掛けていたのだけれど,流石に5月上旬からは見掛けなくなった.検査で入場しているのか廃車待ちなのか…….ちなみに西武鉄道のウェブサイト内の“電車図鑑”ではまだ現役.ラッピング期間は“当分の間”となっている.さて.
 ラッピングといえば,20000系8連の第8編成に施されていた“銀河鉄道999”は,5月初めに解除された.たまたま江古田駅方面に出かけた時にやってきたこの編成を見掛けたのが5月10日.そのちょっと前,3月16日のここで“西武鉄道 Laview デビュー!”の中の話題として,保谷駅留置線で見掛けたことを報告しているし,そのあとも26日に江古田から池袋まで,乗車している.
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それは5月10日の夕刻のことだった.江古田駅の練馬方踏切で列車の通過を待っていたら,やってきたのがこの編成だったというわけである.

ラッピングといえばさらに……今年の夏まで延長されている,東急電鉄5000系第22編成の“青ガエル”.なかなかカメラを持っている時に姿を見せてくれない.

そうかと思うと,なぜかよく遭遇する編成というのも,ある.例えば池袋線の8連2000系では唯一の幕式行先表示装置装備編成となった2063の編成.朝夕の通勤時に,しばしば出会う.たとえば今日の帰宅時に,江古田の駅でタッチの差で乗りそこねはしたものの,豊島園行きだったから,練馬の駅で折り返してくるのを待ち構えていたら……
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ダイヤが乱れていて,20000系10連第5編成,三代目“L-Train”が下りホームを占拠していて,停車中の姿を撮影することが叶わなかった.えいやっとばかりに,発車して行く後ろ姿を,シャッタースピード1/15秒で撮影してみたのが,この写真.

2063の編成を待っているうちにも,いろんな編成が姿を見せた.その中には,5月9日付けのここで“垣間見た西武新宿線の電車たち”と題して記したうちの,2059の編成について“池袋線では2085とか2087の編成がお仲間”という,その2085の編成もやってきた.
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クハ2086を先頭とする池袋行き各停.通風器は撤去されているが,菱枠パンタグラフは貴重な存在となった.

この“垣間見た西武新宿線の電車たち”で記したもうひとつのこと,それは先頭車側面に“SEIBU”が残っている編成が池袋線より多いのではないか,ということだった.
 しかしそれは,単なる思い違いであって,池袋線にも30000系初期編成のほかに20000系8連編成初期車などが“SEIBU”ロゴのままであることを再確認している.失礼しました.

今日の夕刻のダイヤが見られた原因は“地下鉄線内での混雑”が原因だとアナウンスされていて,確かに地下から上がってくる列車は軒並み遅れていた.まぁ,遅れながらでも次々とやってきはするのが救いだが.
 それで観察していると,東京地下鉄10000系の屋根上アンテナ増設編成は,順調に数を増やしているらしいことを実感させられる.それと同時に,7号車10700形の車体四隅に取り付けられている誘導無線アンテナの撤去が進んでいることも,3月頃に気づいた.
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誘導無線アンテナの撤去跡.写真は第10編成の10710.
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こちらがオリジナル.第19編成の10719.アンテナ本体を撤去するだけでなく,転落防止用外幌も金属板ベースから通常のゴム製に交換している.だから,7号車を認識さえしていれば,遠目にもすぐに撤去されていると判断できる.

誘導無線アンテナを取り外しているということは,デジタル無線を使いはじめたということでもある.でも,屋根上アンテナの増設は,まだに全部に及んでいるわけではない.ということは?誘導無線とデジタル無線を併用している,ということになるのだろうか.
 それは,SEIBUの6000系や東急の5050系,そして自社の7000系で誘導無線アンテナが撤去された編成にまだ出会わないことからも,うかがい知ることができる,ような気もする.

ということで,日々,観察は続くのであった.