11月30日に始まった,相模鉄道JR東日本との相互直通運転.新宿近辺での模様は12月6日付けのここでお伝えしたが,その時に叶えることができなかった,相鉄線内での様子を,ようやく観察してきた.

それは12月16日の午後のこと.JR東日本の“サフィール踊り子”ことE261系電車の報道公開の日である.済ませなければならない仕事が山積みであるのは百も承知で,どうしても我慢ができなかった.
 最初は品鶴線の西大井駅ホームでのスナップ.
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新鶴見信号場からの線路が新川崎駅からの線路と合流するあたり.数分の遅れでやってきた相鉄電車の向こうには,横須賀線からの列車が待機中.このあたりの運行の捌き方如何が,ダイヤ乱れが広範囲に及んでしまうか最小限に止めることができるかの岐れ道.

相鉄線内ではどこで降りようかと,やってきたE233系に揺られながらいろいろ悩んだのだけれど,日が低くて短いこの季節,できるだけ西側が開けたところがよいのではないかと,決めたのが鶴ヶ峰だった.

最初に姿を見せたのは12000系でもE233系でもない,デヤ700だった.続いて海老名行きの特急が12000系で現われた,これは日常の風景.ということで,さきほど乗ってきたE233系が“特急新宿行”で折り返してくるようなので待ち構えていたら…….
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ものの見事に,海老名行きの10000系と重なってしまった.見下ろしの場所だったので,先頭と側面の行き先表示を写すことができたのが,不幸中の幸いではあったが.

もうちょっと粘りたかったのだけれど,この時点で既に日はほとんど水平線に近づいていた.そこでホームでのスナップに切り替え…….
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そうしたら,12000系の“特急新宿行”がやってきた.しかも海老名行きとすれ違うことなく発車して行った.さっきの場所でもう1本粘ればよかったと思っても,もう後の祭.

次の機会には,朝から丸一日を費やして,試運転列車を撮影した西谷駅周辺の完成状態も観察してみようと心に誓ったことである.

なんだかちょっと不完全燃焼のまま過ごした週末,新車登場で紹介する模型サンプルの受け渡しのために表参道のチムニーへ出向く途上,今度は原宿と渋谷の間へ寄り道してみた.
 貨物列車がどんどんやってきた頃には有名撮影地のひとつだった坂道の途中のポイントには,2年ほど前に新しい架線柱が植えられ,すこぶる撮りづらくなってしまった.けれど,ちょっと工夫すればなんとか山手線風景をスナップすることができるから,今でもときおり訪れる場所である.

遠く原宿駅の方に12000系独特の前照燈が見えて,“さて”とカメラを構えたら背後から電車の近づく音が……並走するE231系500番代と湘南新宿ラインの北行き列車.とっても心臓によくない展開.数秒後,なんとか12000系の通過前に,2本の列車は過ぎ去った…と思ったのに,LED前照燈の反射が12000系の側面に!
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祈りながらシャッターを切りはじめた4齣目にこの情景が展開していた.“やったー!”というよりは“いやはやなんとも”というのが,撮影直後の実感であった.
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帰り道にも同じ区間へ立ち寄ってみた.時刻表を見れば,海老名からの新宿行きがやってくるらしい.ということで12000系の新宿行き…のはずが,先日の原宿駅と同じで,既に行先が切り替えられた“相鉄線内各停”表示だった.やっぱり渋谷駅より南側でなければ,新宿行きをみることはできなさそうである.

往路ですれ違いを演じてくれたE231系500番代も,山手線では残り3編成となった…と思っていたら,つい昨日の夕方,所用で品川駅へ向かうために乗ったのが,なんとE235系48編成だった.ということはE231系500番代は,僅か2編成だけとなったわけである.
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鉄道フォーラムでの営業運転初目撃情報は12月18日だから,まだまだ“おろしたて”ということになる.

ということで,あれやこれやとお話しているこのブログ,今年は今回で店じまい.新年は2日にスタートのつもりである.
 いつもご愛読を,ありがとうございます.これからもご愛顧くださいますよう,お願い申し上げます.
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今年もっとも印象的だった日の入り風景.向こうにみえるのは粟島.とれいん11月号MODELERS FILE“きらきらうえつ”のタイトル写真撮影から7分後のことである.