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オープニングセレモニーのテープカット.左から高浜惣一 京浜急行電鉄横浜駅長,中川家・礼二さん,原田一之 京浜急行電鉄社長,道平 隆 京浜急行電鉄専務.写真:京浜急行電鉄

1月21日の午前10時,かねて建設がすすめられていた京浜急行電鉄“京急ミュージアム”がオープンした.
 横浜みなとみらい地区に新築の,京急グループ新本社ビル1階に設置された“京急ミュージアム”,同社の開業120周年事業でもある.
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京急グループの新本社.昨年9月に竣工し,本社機能は既に泉岳寺から移転済みである.

所在地は京急横浜駅から徒歩7分.途中の日産グローバルの本社にはギャラリーがあって,最新の日産車などが展示されているから,つい寄り道してしまう人も,いるかもしれない.その寄り道の誘惑に負けそう(⁉)な人には,みなとみらい線の新高島駅が最寄りで,なにしろ地上に上がればすぐそこに!
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こんな風景が展開する.手前のさいころみたいな電車は,名付けて“ケイキューブ”.これもミュージアムの展示品の一部である.その向こうにはデハ230形236が,ガラス越しに…….

僕にとってこのミュージアム最大の目玉は,なんといってもデハ230形236である.なにしろ2017年5月25日付けのここで川口市の公園からの搬出風景をレポートし,翌年1月号のとれいん誌での京浜急行特集でも“保存車輛めぐり”として修復作業の途中経過をお目に掛けた.さらに2018年3月8日には“京急電鉄からのお便り デハ230形の整備進捗状況”,12月13日には“京急電鉄からのお便り 2018年12月”と題して京急からの提供写真で進捗状況をお知らせした.
 そして昨年6月6日には“京浜急行デハ230形236の車体復元作業完了”となったのである.
 その直後の6月13日から翌日にかけてビル内へ搬入の上,展示場所周辺の整備が行なわれたのだった.
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エントランスから眺めたミュージアム全景.窓際に236,その隣りに京急ラインジオラマ,その奥に電車とバスのシミュレーターが設置されている.
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さらに奥には“マイ車両工場”と銘打たれた工作スペースが設けられている.オリジナルの京急車両プラレールを製作することができる(1回1,000円).

僕たちにとってのもうひとつの目玉,それは“京急ラインジオラマ”海あり山あり都会地あり,そして空港も,という京急沿線風景のイメージを完全に再現した優れもの.これは1回100円で約3分間運転することができる.その運転台は800形の,本物である.
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海側から見た京急ラインジオラマ.画面奥には久里浜の車輛工場が見える.
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都会と空港.画面右端の品川駅には黄色い1000形のほかに,285系“サンライズ”やE231系電車も停車中である.画面奥右手が電車の,左手がバスのシミュレータである.

そして最後に,本当に美しく甦ったデハ230形236の全景をお目に掛けて,今回の速報を締め括ろうと思う.近いうちの,さらに詳しいご紹介をお約束して.
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大きなドーム天井の下にたたずむデハ230形236.歴史的資料を展示している客室へは自由に出入りすることができる.運転室は非公開だが客室や乗務員室扉の窓越しに観察することは可能.1枚目の側扉が白く見えるのは,この扉が開閉可能状態にあり,開いた時に車内にいる人が転落しないように取り付けられた透明アクリル板が,周囲の光を反射しているのである.

京急ミュージアム
住   所:横浜市西区高島1-2-8 京急グループ本社1階
開 館 時 間 :10時から17時(最終入場16時30分)
休 館 日: 毎週火曜(火曜が祝日の場合は翌日)年末年始および特定日
入 館 料: 無料 ※一部体験コンテンツは有料
アクセス:横浜駅東口から徒歩約7分

当面,混雑が予想される特定の日(2020年2月29日(土)から3月22日(日)までの土・日・祝日および3月26日(水)から4月5日(日)まで)については,インターネット事前申し込みによる抽選での“優先入館”としている.詳しくは同ミュージアムのウェブサイトをご覧いただきたい.

なお,上記以外の2月26日(木)から3月25日(水)までの平日(休館日を除く)は事前申込み不要である.

※2020.01.23:一部語句修正