早いもので4月も今日でおしまい.この時期は,いわゆる大型連休を尻目に,5月発売号の編集追い込み時であって,[連休,なにそれ]状態がもう半世紀近くも続いている.とりわけ今年は,COVID-19蔓延のあおりで,まったく前例のない情勢となっている.
 池袋の駅は,もう2週間ほども降りていないだろうか.たまたま用事がなかった,ということでもあるが,普段ならば[久し振りにちょっと…]ということも,充分にあるのだけれど.
 だから,日常の生活範囲での鉄道との触れ合いは,朝晩の通勤と,昼間の買物などでの踏切やその周辺で少し立ち止まっての観察に止まっている.それでも,乗って,眺めることができるだけでも幸せだと思わねばなるまい.

というところで,先日来の西武池袋線での20000系動向調査も,なかなかはかどらない.
 それでもなんとか,4月になってから新宿線から移籍してきたと思しき編成が10連の第6編成と第7編成であること,そのどちらもが新型アンテナを装備し,線聾者のロゴは“西武鉄道”であること,前照燈はコイト電工の花形に換装済み,ということまでは確認できた.あとはきちんとした写真を撮影して,なのだけれど,これがなかなか難しい.なにしろ,僕が出掛けるタイミングとお目当ての編成の運用がマッチングするなど,よほど運がよくなければ…….
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4月21日の午後,駅前への用事の途上に遭遇した第7編成である.
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この日の夕方には第6編成も撮影することができた.

その後も何度か遭遇できているのだが,ある時,所沢方の電動空気圧縮機が,見なれない形であることに気づいてしまった.そのつもりで観察してみたら,2編成ともに,である.
 さぁて,その正体は? 新宿線時代の交換なのか,こちらへ来てから取り替えたものなのか…….その詮索は措くとしても,ちゃんと撮影して類例を探さねば,である.
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ちゃんと,ではなく,なんとか,というレベルだが,第6編成の空気圧縮機を撮影できたのは,27日の午後だった.いつもはあまり通らない道である.空気圧縮機の付いている側(江古田では南側)を見ることができれば……と,ちょっと遠回りを許してもらった(誰に?)成果だった.
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28日には,ようやく,辛うじて第7編成も撮影できた.とにかく新型電動空気圧縮機を取り付けている“証拠”は得ることはできた.撮影したのは,第6編成と同じ場所である.

そして今日の夕方の練馬駅である.
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池袋行きの快速としてやってきたのが第6編成だった.それっとばかりに該当位置へ駆けつけて,なんとか撮影できたのが,この写真というわけである.

なんだか見たことない形である.

三菱電機製のような気もするが,もちろんそれは単なる直感に過ぎない.なにしろ,このところの同社製空気圧縮機はといえば,30000系で使われているような,ステンレス鋼の無塗装仕上げのキセが特徴だから.ただ,昨年登場した名鉄の9500系用は,大きく趣きを変えている.だからあり得ないわけではない…歯切れが悪いなぁ.なにしろ,練馬駅はホームドアが完備されたので,ホームにしゃがみこんで望遠レンズで銘板をクローズアップ,というわけにはいかないから.

と,いうことで,またまた研究課題が解決したどころか,引き続いての観察が必要となった,今週の顛末である.