レイルNo.95
レイル95号 最新刊のご案内です
■思いでの神戸市電
北は六甲山,南は大阪湾に挟まれて東西にほそ長い神戸市.その神戸の端から端までを結んでいた神戸市電.
 全ての路線が廃止となってから,来年で45年です.路線網が縮小される寸前からの4年間を神戸で過ごした蔵重信隆さんが,日常の合間に記録した神戸市電の姿を纏めてくださいました.同時に,激変する神戸の町並みも,活き活きと映し出されています.
 最終日の模様は河村かずふささんが思い出を語ってくださいました.併せて昭和30年代以降に在籍した各形式の写真も添えてくださっています.
 神戸在住の山本雅生さんと小西滋男さんは,これまで世に出ることがなかった車庫別の車輛配置表や路線図,開業年表などの資料を提供してくださいました.山本さんは,蔵重さん撮影の写真の場所を特定するなどのお手伝いもしてくださっています.

■信楽線の今昔
“紀ノ川を巡る鉄道”に続き,河田耕一さんからは信楽線と信楽高原鐵道の今昔を寄せて下さいました.滋賀県の山中を走る短い,しかし特異なエピソードを持つこの路線について,国鉄時代と現在の姿を対比し,観察しておられます.
 福田静二さんには,国鉄蒸機時代の末期,C58がわずかな貨物列車を牽いて信楽線を走る姿をご提供いただいています.

■米山海岸と笹川流れを訪ねて
日本海に沿って南北に長い新潟県.鉄道も険しい海岸線を縫うように敷かれました.その代表的な例が北の羽越本線笹川流れ,そして南の信越本線米山海岸です.地元出身の田邊幸男さんが昭和40年代はじめに地の利を活かして撮影された情景をグラフとして構成してみました.

■ドイツで甦った鐵道聯隊のコッペル
日本帝国陸軍がドイツのコッペル社から輸入した軍用機関車たち.多くは第2次世界大戦終了とともに失われましたが,奇跡的に生き残ったうちの1輛がドイツへ里帰りし,このほど動態復活を果しました.平井憲太郎が現地を訪問してきましたので,そのレポートをお届けします.

2015年7月21日(火)発売  定価:本体3,600円+税

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