ほぼひと月前の7月9日のここで話題にした,西武鉄道池袋線2000系の“失われた通風器”.
 “気にしはじめたら気になりはじめて”,折りに触れて観察を続けていたのだけれど,遭遇するのは撮影できる態勢にないときばかり.ようやく今日になって,何本かの編成を記録することができた.

午 後から急に出かける用事ができて江古田駅で電車を待っていたら,やってきたのが2073…2074の編成.池袋方先頭車のクハ2074の屋根には,通風器 が全くない.ところが隣りのモハ2374の屋根には,これまで通りの数の通風器がある.いわゆる“中途半端”編成だったのだ.

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池袋へ到着してから撮影したクハ2074.すぐ隣りのモハ2374も通風器がない…と思ったら…

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クーラーの所沢方には,ちゃんと通風器があるじゃないか.そしてその隣りのモハ2373の池袋方は,ない.これは,元々パンタグラフを搭載していた跡地で,パンタ台や歩み板が残されていたのが,完全撤去されたもののようである.

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そして所沢方先頭車クハ2073の屋根は,きれいさっぱり撤去されていた.2年ほど前には一部が残っていたようだが,その後“進化”したらしい.

そして帰宅時に遭遇したのが,池袋線では数少ない4輛編成の2000系.振り向きざまに撮影したものだから,車号は読めないし,屋根も判然としないところもあるものの,2531…2632と2533…2634の編成であり,完全撤去であることに,間違いなさそうである.

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中村橋を通過する急行編成の池袋方.4+4+2の10輛編成で,4輛編成は2本ともに,通風器がない.

さらに次の飯能行き急行は2000系の2+8輛編成で,8輛口は更新済みの2069…2070編成.これは全ての通風器が撤去されているように見えた.

今日の最後は石神井公園行きの各停として現われた2085…2086の8輛.これも完全撤去グループであった.

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中村橋に到着する2085編成.未更新車なのだが,客室にちょっと違和感が…と思ったら,側扉付近の床に黄色のマットが取り付けられていた.でも側扉の戸先への黄色帯貼付などは実施されていない.さて.

通風器の撤去については,最近になって始まったわけではないようだけれど,気になりはじめたら気になるもの.“現在進行形”でもあるようだし.池袋線の2000系からは,ますます目を離すことができなくなった.