とれいん編集部では,ただいま新年特大号の編集追い込みの真っ盛り.のんびりカメラハイクなんて,どこの世界の話かという状態である.
そんな中でも,やっぱり毎日乗っている電車の観察は欠かせない.
そんな今日の帰宅時には,西武鉄道30000
系8連口の第16編成が江古田駅にやってきた.10月17日と11月9日には日立から小手指に10輛編成が1本ずつ2本,そして23日には8輛編成が1本
(本誌特大情報では10輛になってい柄,あやまりで8輛.いまさらながら訂正します)到着しているのは知っていたが,10輛固定編成はあまり縁がないこと
もあってまだ認識できておらず,それを飛び越して最新の8輛編成に今日,乗ることができるとは夢にも思っていなかった.
帰宅後にいろいろ情報を探ってみたところ,営業運転についたのは12月3日…きのうのことだったらしい.
練馬駅に停車中の30000系8連16編成.もう見慣れた顔…いや,なんだか表情が異なっている.とっさの撮影でちょっと手振れはご容赦.
車掌台側のCIロゴと“SEIBU”の欧文文字がない.写真では見えないが,乗務員扉と最初の側扉との間のCIロゴは残ったものの,“SEIBU”は,漢字の“西武鉄道”に変更された.
客室内側扉の情報表示装置は昨年度増備車と同じワイド幅.室内照明も埋め込みタイプのLED.その他の部分も昨年の増備編成と軌を一にしている.
ロゴまわりの変更は,4年前の増備車から側面腰板の“SEIBU”が描かれなくなったことに続く2度目の変化.経営体制の変化に伴うデザインチェンジなのだろうか.
そして行く末が気になる…というより,西武鉄道からは本線系では最後の3扉車となった3000系の,12月での引退が発表されている.さらにその一部が近江鉄道へ旅立つされることが,本誌12月号の“甲種・特大運転情報”に掲載されている.
これからも目が離せない西武電車である.
追伸:
今
朝は,東急電鉄の5050系4000番代第3編成に出会った.今年のはじめのアクシデントで足りなくなった5050系を補うために,中間車2輛を抜いて8
輛で運用されている編成である.修理が出来上がったとの話も聞かないので,どうしているのかと思っていたところへの出会い.前回の出会いは9月1日の朝とここで記録しているから,約3ヵ月ぶりのお目見えということになる.
後ろ姿とはいえ,停車中だから前回の写真よりはまともだろう.撮影地は少し停車時間がありそうだった富士見台.5050系の運用が均等に巡っているのなら,もっと数多く出会っていてもいいはずなのに.やはり相性というものがあるのだろう.