日々,決まった時間帯に電車に乗っていると,どこの鉄道によらず,その鉄道の車輛運用の考え方が見えてくる.
 僕の通勤路線である西武池袋線もその例外ではない.至極もっともと素直に理解できることもあれば,外部の目からは想像のつかないこともある.
  例えば,地下鉄直通列車は4扉10輛編成の6000系に限定されている.これは当然として,池袋口の10輛編成列車は,その日によって2000系だったり 9000系だったり20000系だったり,はたまた30000系だったりする.しかも2000系と30000系では10輛貫通と8輛と2輛の組み合わせが ある.4輛+4輛+2輛というのもあるが,それは例外としても,どのような基準で充当編成が決まるのか,よく判らない.さらに使用順序ということになれ ば,同じ編成が続けて数日間同じ列車に充当されることもあるようだ.
 どの車輛も同じ期間に同じ距離を走るように運用を組んで使用順序を決めるのが基本のような気がするのだけれど…….
 これ,でも,西武鉄道に限ったことではなくて,子供のころに沿線住民だった京阪電車もそうだった.通学に使っていたから,毎朝おなじ列車に乗るのだけれど,続けて同じ編成に乗り合わせることが,実に多かった記憶がある.
 ある鉄道会社の運用担当者からは“どの形式でも充当できるようなダイヤを組んであるから,ドアの数と両数さえ合えば,いいんですよ”というお話を聞いたこともある.それじゃあ,高性能な新型車がもったいないじゃないかと思うのは,外部の素人だけなのかもしれない.
 そんなわけで(どんなわけ?),西武線上の東急電車
  8輛編成と10輛編成で運用は分けられているけれど,横浜高速のY500と5050系…もちろん5000系も…は共通運用のようである.性能的には同一な のだから,そういう意味では問題はないのだろう.けれど,使用順序は一定の法則を見いだせないでいる.なぜならば,8両編成ではsustinaこと76番 編成を見かける確率が極めて低い一方で,同じ番号の編成に遭遇することが少なくないのだ.例えば60番代後半の編成はよく見かける.69番編成なんて,一 日おきぐらいに見ているような気がする.
 10輛編成…5050系4000番代は,そもそも数が多くないから見かけることも多くないのだけれど, たまに見かけても,その前に出会った編成と同じ番号だったりすることが少なくない.一方で“Shibuya Hikarie”こと10番編成は,春先から何ヵ月も見かけることがなかった.
 4000番代といえば,この冬から暫定的に8輛編成となっている3番編成だって,まだ2度しか見かけたことがないし,乗ったことは,まだ,ないのである.

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大泉学園へ鐵樂者展を観に行く途上の石神井公園駅で,本当に久し振りに出会ったShibuya Hikarie編成.

そういえば,7月24日での赤い西武電車“RED LUCKY TRAIN”と 西武池袋線近況で,4007 編成の車端部に貼られた黄色いテープについて,“なんだかそのうちに,前面黄色になってしまいそうな気がする.そしたら警戒の意味がなくなってしまうわけ だが”と記したけれど,その後,急速にこの警戒色ストライプは普及し,4010編成にも貼られていた.ところがこの編成,車輛によって車端部が黄色い.そ こにもテープは貼られているわけだが,全く見えない…….考えてみれば(考えなくても)多くの西武電車は最初から黄色いわけで,そのような場合はどうすれ ばよいのだろうかと,皮肉でも何でもなく,真剣に考え込んでしまう僕であった.
 この黄色いテープ,どうやら西武線へやってくる東急電車には,全 部貼り終えたようである.ただ,横浜高速の電車には,まだ貼られているのを見たことがない.数が多くないのだから,あっという間に貼られるのかと思ってい たのだが.ちなみに,こちらの車体ラッピングは青だから,黄色のテープは存在感があるはずだ.

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9月1日の通勤途上,反対側のホームで見かけて思わず撮影した5050系4000番代第3編成.正面勝ちで編成全体は写っていないが,運転席窓上部の“8Cars”ステッカーが8輛編成の証.被写体振れしているのは,とっさに撮影したからということでお許しを……

“まだ貼られていない”横浜高速の電車も写真を掲載したかったのだけれど,こういう時に限って,今週は僕の目の前に現われてくれない.日によっては上下線両方のホームにY500系が停車していて“ここはどこ?”状態になるのに…….