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レイル最新刊のご案内です

■碓氷峠アプト廃止から50年
群馬県と長野県の県境にある碓氷峠.中仙道の昔から交通の難所として 行き交う人々の前に立ちはだかってきました.明治26/1893年には,急峻な峠道を克服するためにアプト式歯車軌条を採用した上で,関東と信州を結ぶ幹 線鉄道が開通しました.アプト式による特殊な運転扱いは,後に輸送力増強のネックとなりましたが,旅人にとってはまたとない興趣をさそう路線となったので した.
 そのアプト式鉄道を廃止して一般的な粘着運転に切り替えたのは,昭和38/1963年9月末のことでした.
 今年は,それからちょうど半世紀の節目にあたります.そこで,河村かずふささんが碓氷峠への思いを綴ってくださいました.当時を知る人にも知らない人にも,50年前の上州と信州の間の山越えを偲んでいただく,またとない機会となることでしょう.
 資料編としては,三宅俊彦さんによる信越本線の旅客列車運転史を掲載しています.粘着運転への切り替えを挟んだ昭和30年から電車特急“あさま”誕生まで,激動の10年間の記録です.
 加えて,昭和30年代の碓氷峠の表情を,地元の趣味人である田部井康修さんのネガアルバムから,存分にお楽しみいただきます.
 そして今,上州側の横川と,途中の熊ノ平駅との間のアプト式路線跡が,歴史遺産として整備,線路跡は遊歩道となっています.その遊歩道から辿る碓氷峠の苦難の歴史を,“レイル”製作スタッフでもある脇 雅恵が辿りました.

■ドイツとスロヴァキアの保存蒸機
そして,85号でのオーストリアとスイスに引き続き,ドイツとスロヴァキアの保存機訪問レポートを寄せて下さいました.こちらもお楽しみください.

2013年7月20日(土)発売 定価:本体3,600円+税

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