先日無事アメリカコロラドより帰国いたしました.
12日に成田を出発し,サンフランシスコ乗り換えで,ニューメキシコ州のアルバカーキーに
到着し,初日はサンタフェに一泊でした.ここは標高2000メートルの高地です.初日の夜だけ高山病の症状が出て,頭痛で夜,目が覚めてしまい頭痛薬を飲
んでも利かず,冷や汗も出てきてどうなることかと思いました.しかし,翌日勢いよく煙を吐く機関車を見たとたん,一気に元気は回復.標高3000メートル
近くある,クンブレス・アンド・トルテック・シーニック鉄道のクンブレス峠でも,カメラ片手に走り回ってしまったのでした.
アメリカでも駅スタンプ集めは忘れてはいません.
D&RGWの3フィートナローの路線で,現在でも観光保存鉄道として残っている
2つの路線の駅スタンプをご紹介します.
何度もアメリカを訪れている平井さんに聞いてみてもスタンプは「無いんじゃない?」とのことでしたので,期待はしていませんでしたが,最初の訪問地ニュー
メキシコ州チャマの駅で聞いてみたところ,引き出しから出して私のノートに押してくれました.日本のように,観光記念要素が強いものではないのかもしれま
せんが,大きな収穫でした.
これはクンブレス・アンド・トルテック・シーニック鉄道チャマ駅(ニューメキシコ州)で押したもの.インク内蔵式のものでした.
チャマ駅を出発した,フォトランバイ用チャーター列車.
駅構内には現役当時の施設,車輛が多く残っています.特徴ある形の給炭,給水塔.側線には作業用車や雪かき車,カブースにストックカー,フラットカーなどさまざまな車輛があり,1つ1つ撮影していたら日が暮れそうです.
変わってこちらは
デュランゴ・アンド・シルバートン鉄道.デュランゴ駅(コロラド州)のもの.
印面がすり減っていて,何が描いてあるのかほとんどわかりません.持参のMyインクでがんばって押してみたのですが・・
金・銀等,鉱山の街として栄えたデュランゴは,D&RGWのナローゲージ線区の一大拠点でありました.構内には扇形庫を一部改造した,鉄道ミュージアムも併設されており,ゴールドラッシュで賑わった当時の様子を垣間見ることができます.
アニマス渓谷の断崖をそろりそろりと進む列車.
この渓谷を眺めていたら,スタンプの図柄はこの風景ではないかと思えてきたのですがどうでしょうか??