銀座・数寄屋橋のソニービルで本日より開催されている展示イベント,“THOMAS & FRIENDS in GINZA 〜ソニーときかんしゃトーマスのネットワーク体験島〜”の内覧会に行って来ました.
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このイベントは,映画“きかんしゃトーマス ディーゼル10の復讐”の公開(4月28日から)に合わせたもので,カメラやタブレット,ディスプレイといったソニー製品を使ってきかんしゃトーマスの世界を楽しめるという,ゴールデンウィークにはお誂えのイベント.
 1Fエントランスでは巨大なトーマスの模型が目をぐりぐりさせて出迎えてくれます.
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1F・2F会場ではエントランスの記念撮影コーナーのほか,大型模型の展示,子供がおもちゃで遊べるトーマス広場や,画像編集ソフトの体験コーナーなどが設けられています.
 そして8FのコミュニケーションゾーンOPUSでは,鉄道模型ファンには見逃せない展示が.
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昭和39/1964年頃に開発され,一般発売されることなく消えてしまった伝説のNゲージ“ソニー マイクロトレーン”.車輛はED75とスハ43系客車タイプで,線路・パワーパックを含めた約200セットが先行試作されたといわれています.
  車輛は真鍮製で手作り感が強く,翌昭和40/1965年に発売され国産初のNゲージ製品となった関水金属のC50,オハ31系に比べると玩具っぽさは拭え ませんが,丸形のお洒落なパワーパックや紙製のレイアウトマップ,パッケージなどトータルにデザインされたあたりに,ソニーらしいパイオニア精神を感じら れます.
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もう一つの目玉はトーマスの世界を再現した16.5mmゲージの大レイアウト.英国型なのでOOゲージということになりますね.
 本誌でもお馴染みのメディカル・アート山添さん,そして諸星昭弘さんが監修された本格的なもので,車輛やストラクチャーは映画等の設定に忠実なバックマン製品を中心に揃えられ,扇形庫も実物(?)通り7線とするなど,細部までこだわった仕上がりです.
 レイアウトにはデジタルフォトフレームが設置され,傍らの記念撮影ブースで撮った写真が即座に反映させられるギミックも仕込まれています.
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会場ではトーマスグッズが当たるスタンプラリーも実施されています(スタンプラリーは5月6日まで).
 模型ファンから家族連れまで幅広く楽しめるイベント,GWのお出かけに是非.

4月24日(火)〜5月20日(日) 11:00〜19:00
イベント情報はこちら

(c)2012 Gullane (Thomas) Limited.