2010年11月のブログでもご紹介した芳賀一洋さんと,そのジオラマ教室メンバーによる作品展.メンバーのおひとり,湘南鉄道模型倶楽部の佐野匡司郎さんにご案内をいただいたので,昨日お邪魔してきました.
 有楽町駅前の交通会館地下にあるサロンでの展覧会は,入口寄りの部屋が教室メンバーの作品,奥が芳賀さんの個展という内容.
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芳賀さんの新作,ドールハウスサイズの“我が青春の北池袋”.昭和のノスタルジーが滲み出た畳部屋の細かい作りこみや,風雨に洗われたモルタルの外壁,そして裏口横の“この土地と家屋は絶対に売りません”という張り紙が特に印象的でした.
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こちらは佐野匡司郎さんの作品2題,“里寺暮秋”“いろり囲んで”.前者は鐘楼の屋根や傍らの大銀杏,そして地面に振り敷いた落葉(本物の銀杏の葉を砕いています),後者は目立たないながらも囲炉裏や照明を入れた母屋の作りこみが圧巻です.
 このほかにも9mmナローの線路を敷いたジオラマや,小説・ポエムを題材とした作品など,想像力を刺激する作品が盛り沢山です.会期は今週土曜までですが,どうぞお誘い合わせの上お越しください.

2012年2月12日(日)〜2月18日(土) 11時〜20時
■場 所:東京交通会館 B1Fゴールドサロン