久しぶりの書き込みになります。

最後の書き込みの数日後、母が危篤になり、そのまま他界してしまいました。その後も色々なことや不運なことが重なり更新どころではなかったのです。2月は28日と短い上、締め切りが通常よりも3日も早いため、色々と多忙を極めた嫌な1ヵ月となりました。

さて、実は昨日の早朝、私は4月号のすべての作業を終え、家に帰って寝たのですが、地震で起こされてしまいました。私は小さな地震でもすぐ起きる性格なので、小さい最初の揺れですぐに起きました。

その後はもう凄い横揺れが始まって・・・

キャスター付きの小さな棚に仮置きした旋盤が心配で趣味部屋に飛んでいったのですが、旋盤を載せたキャスターがゆらゆら動いていました。私はそれを必死に掴み(防災の観点からはほめられたものではありません)、地震をやりすごそうとしたのですが、その後も強い地震が続きました。私の感覚ではずーっと振れ幅の大きな横揺れでした。北多摩エリアはどこもこんな感じだったと思います。

NY-20110312-01
ガラス展示棚を見てみれば、こんな感じで模型は横倒しになっていました。線路に載せていたのですが、揺れに耐えられなかったようです。新幹線は脱線していました。実車の殆どが脱線しなかったのは凄いな・・・ と不謹慎ながら感心してしまいました。

NY-20110312-02
すぐに編集部に電話しましたが、電話がなかなか繋がりません。やっと繋がったら、秋山嬢が出てかなり興奮した様子。

「棚のモノが落ちそうでした!すごい揺れでした」

一応、編集部の安否が確認できたので、次に保育園に息子を迎えにいきました。嫁は2~3年で転勤する仕事なのですが、今は立川です。昨年までは九段会館の近くに勤務していたので、九段会館の映像を見て一瞬ドキリとしました。彼女とは数時間後にCメールで連絡が取れ、バスを乗り継いで帰ってきました。

電車はすべて不通、JRは終日運行見合わせだそうです。都市の脆弱さをまざまざと見せつけられました。

いま車のガソリンが殆どのないので、給油をしに家を出るところです。寝不足のはずなのに余震でなかなか眠れませんね。他のサイトも繋がりにくいところが多いようで・・・

このサイトは反応が良いので、更新しました。

みなさん(特に東北沿岸部の皆様)、どうぞ余震と体調にお気をつけてください。この不安は日本国民みなが共有していると思います。