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最近、取材やちょっとしたメモを取るためのお気に入りボールペンがあります。トンボ鉛筆の加圧式ボールペン“エアプレス”です。これはノックする時に併せてインクの入った筒に圧縮空気を送り込む変わったボールペンなのです。

下の写真をご覧ください。よくある立ち書きの風景ですが、これを普通のボールペンで続けるとボールとインクが逆さになり、そのうちインクの出が悪くなります。最悪の場合、それでおシャカになるケースもあるのです。また立ち書きしなくても、ボールが上にくるように胸ポケットにしまっていると、インクが落ちてしまうこともあります。ボールペンって結構やっかいです。

しかし、この加圧式ボールペンなら筒に圧縮空気を送っているため、ボールの位置が高くなっても気圧でインクをボールへと送り続けてくれます。だから、立ち書きしても書き味はまったく衰えません。立った状態でメモを取らざるを得ないシチュエーションの多い取材現場では、これは本当に役に立ちます。
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モデル:秋山瑛美嬢

また、このボールペンは湿った紙にも書くことができます。これも雨や梅雨、秋雨のシーズンには重宝します。少しでも湿るとボールペンはとても書きづらくなりますからね。

また全体がラバーで覆われており、手に良く馴染みます。強力なクリップ(下)も線バネ構造で、どんな厚手の胸ポケットやズボンにもフィットするようになっています。

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手タレ:秋山瑛美嬢

色は計6色あるようですが、私は工事現場を連想させる(?)オレンジにしました。この色なら落としても見つけやすいですからね。他社からも同様のボールペンが発売されているようです。皆様も一本如何ですか?