モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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我が国随一の鉄道趣味人の集まりである鉄道友の会では,11年前から“島秀雄記念優秀著作賞”を設け,鉄道趣味の優れた著作物を顕彰しています.

今回,レイルNo.109に掲載の,高田 圭さん著“JR奈良線の歴史を探る”が,2020年の定期刊行物部門の著作物として選定されました.

3月24日(水)に,鉄道友の会 鹿山理事・小野田理事より弊社にて記念の盾を贈呈いただきました.

この機会にレイル No.109をぜひご覧いただければ幸いです.

◆鉄道友の会 島秀雄記念優秀著作賞についてはこちら

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レイルNo.109(左が表紙、右が裏表紙)と記念の楯.

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レイルNo.109
その他の内容
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■国重要文化財指定 ED16
■東武鉄道ED60(国鉄ED40)の思い出
■公式写真に見る国鉄客車
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定価:3,960円(本体3,600円)

詳細はこちらをご覧ください
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T2105

【今月のオススメ記事】
かつて東武鉄道の通勤車を代表する存在だった7300・7800系電車.連載は12回目を迎えて7300系の真髄に迫ります.
 今回はそれに併せて,今となっては懐かしい,セイジクリーム一色塗り時代の姿を小グラフでお目に掛けるとともに,この電車について.概観を楠居利彦さんにおさらいしていただきました.貴重な茶色一色塗り時代の姿とともにお楽しみいただきます.
 併せて,数多い7800系電車の各タイプを作り分けた模型作品の数々もご堪能ください.
 紙成模型塾は,東北地方のJR東日本線で主力の座を保っている701系です.気がつけば登場から四半世紀を経て,ベテランの域に達している電車の工作をお楽しみください.
 小田急電鉄では初めての車輛保存施設である“ロマンスカーミュージアム”が完成しました.どのような方法で保存展示されているのか,いちはやく取材してその全容をご紹介しています.
 その他一般記事や好評の連載記事も充実満載です.

【目次】
注目記事----------------------------------------
  4 グラフ 東武鉄道7800系 セイジクリームの時代
                写真:RGG(荒川 好夫・森嶋 孝司)
  6 東武鉄道73・78系一族概観            楠居 利彦
  8 東武鉄道 7300・7800系 ~“カステラ電車”たちの記録~
    <Vol.12>国鉄モハ63系更新の7300系(3)
                  モハ後パンタの舘林車2輛固定
    写真(特記以外)・実車動向記録:林 智春 文・作図:山賀 一俊
          調査協力:上田康 晴/小山 泰功/久留 欣彦/矢田 和之
                  写真協力:織田 広志/宮田 敦彦
3・18 東武のナナハチ ~各タイプの作り分け~
               製作:鹿倉 明祐 撮影:松本 まさとし
 30 紙成模型塾 第57講 JR東日本701系
    東北の標準交流電車を作ろう! 前編    講師:針生 秀樹
131 紙成模型塾 型紙 701系
    クモハ701(車体・側面内張)
    クモハ701・クハ700(妻・雨樋・扉ほか)
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 42 模型を持って~185系に乗りに行く
    “踊り子”号と修善寺花月園運転リポート    木村 則之
 50 KATO “8620 東北仕様”改造競作
                大島 仁知・SHIGEMON・野々口 一仁・
                益子 真治・山手 修・吉村 紅
 60 第6回 池袋鉄道模型芸術祭      取材:山中 洋・平野 聰
 66 小田急電鉄 ロマンスカーミュージアム 4月19日オープン
    取材・撮影:前里 孝 取材協力・ロゴデータ提供:小田急電鉄
123 IMON 新宿店オープン/IMON南品川ビル落成
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 26 Nゲージで辿る小田急電車の系譜 /大島 仁知
    第4回 2600形NHE車
 38 N GAUGE EURO REMIX /解説・写真:橋本 孔明
    第39回【番外編】欧州訪問記(その5)
 44 線路は続くよいつまでも 第129回 /信沢 あつし
    洪水で廃業した製麺所に線路は残った
    茨城県水海道青柳製麺所(2020年11月30日)
 46 おとなの工作談義 /嶽部 昌治・宮原 一巧・辻 匡祥・田坂 航大
    つくるを知れば模型は3倍楽しくなる
    第74回 16番こそ3Dのススメ
 58 工作に役立つアイテムを紹介 ツールセレクション /山中 洋
 70 Coffee Cup /前里 孝
    10年一昔というけれど
 72 台鉄ナビ
    文:邱 浚嘉 翻訳:濱川 真由美
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 74 新車登場
 94 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
    第118回:ラ・ベルの木造電車(その2)
 95 子連れ鉄日記 /写真・文:山本 晃司
    第84回:令和の初旅 
    名鉄“チャレンジ20駅!Puzzle de Puzzle”
 96 伝言板
118 BOOKS
119 甲種・特大 運行計画 2021年5月
120 各種募集のご案内
122 新車登場INDEX
124 いちぶんのいち情報室
128 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
129 Combo Caboose・掲載広告索引
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2021年4月21日(水)発売
定価:1,595円(本体1,450円)

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R118
◆国鉄蒸機運転室の通風・換気装置 

ヒギンズさんの国鉄蒸気機関車 
蒸気機関車の乗務員にとって,煙との闘いは生死にも関わる大問題でした.国鉄では各現場や管理局単位でさまざまな工夫が凝らされてきましたが,その全容は明らかになっていません.新澤仁志さんは,貴重な図面などの資料を分析しつつ,各地の保存機を実地見聞することによって,解明を進められました.模型製作においても重要なディテールとなる換気装置についての理解を深めることができる好レポートです.
 この稿にちなんで,ヒギンズさんのモノクロネガアルバムから,全国各地の国鉄蒸気機関車とその情景をピックアップしてみました.東西南北,大型機から小型機まで,さまざまな機関車と風景が登場します.

大津電車軌道の歴史
第2テーマは,貝塚恒夫さんによる大津電車です.現在の京阪電鉄石山線と坂本線の礎となった大津電車軌道について,滋賀県立公文書館が所蔵している史資料を読み解きつつ,現地の様子と照らし合わせて,線路敷の変遷や未成線,廃線などが明らかになりました.歴代車輛についても詳しく解説されています.併せて,第2次世界大戦後の車輛と沿線風景を,福田静二さんが美しいグラフとして構成してくださいました.

汽車電車と記念写真
第3テーマは記念写真です.高見彰彦さんが精力的に蒐集しつつある鉄道に関する歴史的写真に含まれていた記念写真について,その撮影場所や時代,車輛の謎解きに挑みます.今回は連載の第1回目です.

2021年4月21日(水)発売
定価:3,960円(本体3,600円)

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今日の昼前,京急蒲田駅のホームで,期待の新車1000形1890番代が報道公開された.
 この車輛については本誌の“いちぶんのいち情報室”でお伝えしているほか,このブログでも1月21日付けのここと,続く1月28日付けのここでもご案内した.
 その際に生じた疑問や,想像で記した点を現車で観察してきたので,さっそくご報告申し上げる次第.
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会場は昼間時間帯は使われることのない横浜方面行き待避線2番線.受け付けを終えてホームに上がったら,1000形1890番代の第1編成が出迎えてくれた.外観全体を見渡せないのが残念だが,それは次の機会へのお楽しみ

最初に目に入ったのは,小さくなった正面窓下の尾燈と急行燈のケース.内部では急行燈と尾燈が一帯の切換式に変更されたので,光る面積は大きくなっている.
 車号の書体が全く新しくなったことや,現在の600形以来の“ハイフン方式”となったこと,前照燈がコイト電工の花形LEDになっていることなどは,先に記した.

さっそく案内された客室での最大の注目は,運転室直後の細長い窓の正体である.
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ご覧の通りである.配布されたパンフレットには“前面展望席の復活”とある.

1000形ステンレス車で廃止となった運転室と最初の側扉の間の座席を復活させた,ということである.そしてその座席からは,前面展望だけではなく側面の景色も楽しむことができるとように設けられたのが,超縦長の窓,ということなのだった.
 ではフルサイズの戸袋窓を設ければよいじゃないかと,素人は考えるのだけれど,構体はこの部分に窓を設けることを考慮していない設計であり,そういうわけにはいかないのだろう.そこでギリギリ,あけることができたのが,この窓というわけである.
 実際に走行中に座ってみてどのような景色が展開するのか,早く体験してみたいものである.

次が,ロング・クロス転換式,いわゆるL/C座席である.
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ロングシート状態.腰掛の表地は“三浦半島の旅”を想起する波をイメージしたデザインで,色はご覧の通り赤基調.
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クロスシート状態.袖仕切りは強化ガラス性で,腰掛の柄と同調する波模様を入れている.

ちなみにこの腰掛は京王電鉄5000系と同じコイト電工製.そういえば昨日は京王電鉄から令和4年度下期に増備する5000系にはリクライニング機構付きL/C座席を採用すると発表があった.なんとういうタイミング.

閑話休題.L/C座席の客室は,いまや見慣れたものとなりつつあるが,貸切列車にも活用すべく企画されたこの電車ならではのシートアレンジも見ることができた.どのようなって?写真をご覧いただければ一目瞭然である.
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このようなサークル状での使用も可能とのこと.もちろん定期列車での使用は論外だろうけれど.

京急電鉄として画期的なのは,そればかりではない.同社開闢以来の,トイレ付き,それも4輛編成に2ヵ所も!あまりの驚きに,思わず古風な熟語を使ってしまった
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3号車(1891-3)の品川方海側に設けられた大型車椅子対応トイレ.画面左に見える貫通路の向う側,2号車(1891-2)には男性用トイレが設けられている.
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これが,1891-2から眺めた3号車との連結面.男性用トイレの手前は機器室である.
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そして運転室は,在来の1800番代と大きく変わるところはない.


13時までたっぷりと撮影と観察を堪能して,さあどうしようと考えたのだが,横浜方面に潰走されるのは間違いなかろうということで,取材仲間数人と向かったのが,生麦の駅.
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目論見通りに回送がやってきた.やっぱり全塗装車体は見ていて落ち着くなぁ,というのが感想であった.

このあとさらに神奈川新町まで追い掛けたのだけれど,到着した時には,残念ながら車庫線の奥に引き上げたあとだった.世の中それほど甘くはない.

最後に,配布されたパンフレットから,諸元をご案内して今日のレポートの締めくくりとしよう.
        1891-1(Muc2)    1891-2(Tuv2)    1891-3(Tpsv2)    1891-4(Msc2)
自重        34.5t                   30.5t                    33.0t                       34.5t
定員        101名                 107名                  111名                     101名

主電動機は定格出力190kW,主制御装置は中間車に,電動空気圧縮機は-2に,補助電源装置は-3に取り付けとある.
 なお定員は立席を含む総定員で,座席定員は順に34名,3230名,32名,34名ではないかと思われる.
 近いうちの本誌上での徹底紹介を,ぜひご期待いただきたい!

※2021.04.16:京急蒲田駅2番線説明名修正
※2021.04.17:一部加筆及び座席定員推定修正

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朝7時に宿を発って広島駅経由で旧友Kとの待ち合わせ場所へ.
 昨晩,久し振りに逢ったのだからドライブにつれていったげる,との温かいお言葉に甘えることにしたのだった.
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前日から気になっていたのがこの建物.JR西日本広島支社なのだけれど,数年前から新築移転の計画を耳にしていたものだから,記念に1枚というわけである.そうしたらなんと,1週間後の11月30日には新庁舎(社屋というが正しいのだろうが)へ引越しなのだそうだ.本当にお名残りとなった.かつて履歴簿調べなどでお世話になった,思い出深い建物である.

鉄道にもカメラにも興味がなくて自動車(最近は自転車もだそうだ)好きのKに運転を委ねて向かった先は,Kがお薦めの上八木と中島の間に架かる太田川橋梁.
 途中,通過する駅や沿線は,買収路線の面影を強く残しているように思えた.いちぶんのいち情報室に松永美砂男さんがしばしば寄せてくださる下祇園の駅も確認した.なるほど車輛を採るには向いている駅である.
 いや,実のところ,可部線には乗ったことがない.前述の,履歴簿調べとかEF67の撮影とか広電乗り歩きなどに際して広島駅でうぐいす色に警戒帯を纏った73系を写したのが,唯一の接点である.
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最初にやってきたのがこの列車.側面が朝日に輝き,実に立派に撮影できだのだけれど,もうちょっと待てば正面にも光が回るだろうかということで,次の列車を待つことに.それが,4月号の記事冒頭で使った写真である.

理想をいえばあと1時間後ぐらいが完全順光の時間帯かもしれない.けれど,それではせっかくの立体的な顔がのっぺりしてしまう.それになにより,山陽本線に出て,3輛編成グループの列車写真と,なにより屋根上を写さねば.
 ということで目指すは瀬野.ショートカットできそうな道はないかと探したら,芸備線の狩留家あたりから山越えの道があるかも…….

またもや不勉強なことに,可部線と芸備線がこんなに近接しているだなんて,実感はなかった.太田川を挟んで対岸が玖村とか下深川という駅だった.そういえば芸備線も,ほぼ未乗である.もしかしたら山陰の旅の帰り道で,夜行の“ちどり”に乗って広島へ抜けたことはあったかもしれないけれど.普段は,松江から乗って夜中の備後落合で折り返すために存在してた列車である.僕にとっては.

さて瀬野……の前に,狩留家の手前で右へ折れるべきところ,20年分の話が弾んでいるうちに通り越してしまったら,なにやら護岸工事真っ盛りの鉄道橋が現われた.
 そういえば芸備線もつい先日まで不通だった.橋梁は完成して列車は走りはじめたのだけれど,護岸工事が残っていたのだろう.
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せっかく通りがかったのだから,状況記録写真を1枚.すぐ横の説明板には“芸備線白木山・狩留家間第1三篠川橋りょう改築”とあった.期間は令和3年3月23日まで(予定).無事に出来上がっただろうか.

“狩留家からの山越えの道”は,思ったよりも険しくて“市内経由の方がよかったんちゃう?”といわれてしまった.すんません.

いよいよ瀬野.
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駅前である.EF67の試運転を撮影がてら,EF59の履歴簿を見せてもらった頃からは様変わり.そりゃあそうだろう.あれからもう,50年近く経ったのだから.この一帯も,近年の豪雨で大きな被害を受けて山陽本線が不通になった.駅の外れにはその傷痕が,まだ残っている.

Kとはここで,近いうちの再会を約してお別れ.お互いに20年経っても,あらゆる意味であんまり変化なかったから,次の20年後も同じか?と思いつつ.

一人で徒歩で向かったのは,かつて気になりつつ近付けなかった上瀬野近くの古レール組みの跨線橋.そこから屋根上を撮ろうという算段である.
 でも,その前に踏切に併設の歩道橋を見付けてしまった.なんで併設?と思ったら,瀬野川の対岸に小学校があって,納得.
 結局,屋根上は4方向ともにこの歩道橋で撮れた.ちょっと迷ったけれど,意を決して上瀬野まで歩くことに決めた.
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30分ほど歩いて辿り着いた跨線橋.広島方を見て撮影した227系である.かつては線路沿いを歩いて,カーブの向こうの犬走りからEF66やその後補機のEF59などを撮影したのだが,現代では線路沿いを歩くことはおろか,すぐそばに近寄ることも不可能だった.

どうやってこの跨線橋の全景を撮ろうか,ちょっと迷ったのだけれど,辛うじて畑地にいれてもらって撮影することができた.でもあとで写真を見て思ったのだが,上り方の踏切から撮ることができた…….なんだぁ.
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橋脚も古レール製だった.相当に古く,細いので,もしかしたら山陽本線が複線化した頃に架けられて以来……ということは,大正12/1923年以来か?だとすれば築99年ということになるが.
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床面から見た骨組み.レールは細い…というか,まさかの双頭レールだった.

ここでしばらく,227系とともに貨物列車を撮影し,30分歩いて瀬野駅へ.
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広島行きを待つ下りホームから元の機関区方向を見る.跡形もない.

広島駅へ戻って227系の妻板を撮影した後,駅前で最新の広電ウォッチング.800形ボギー車から最新の5200形グリーンムーバーエイペックスまで,主な車輛は記録することができた.あと1泊すれば,久し振りに本線へ出る100形も見ることができるのは,判ってはいたのだが…….
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小雨が降りはじめた広島駅前.グリーンムーバーLEXとグリーンムーバーマックス(MAX).画面奥の建物は馴染み深かった広島の駅ビル.

次に広島へ来る時には,新しい駅ビルや広電の新ターミナル,新路線は完成しているだろうか.


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