モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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T2609

近鉄南大阪線系統用6A系電車が登場しました.同社の最新世代標準一般車の末娘です.長姉の8A系や1A系との共通点が多いですが,1,067mm軌間であることのほかにも違いがたくさんあります.取材を重ねて特徴を明らかにしました.
 併せて8A系の増備車に見られる変更点や,在来車にも採用され始めたニューデザインも収録しています.
 模型作品ももちろん盛りだくさんですが,ひときわユニークな作品として中国国鉄高速車輛CR400AF-Sは必見です.
 チームおやびんのディーゼル機関車などグループ作品,秩父鉄道の電機や石炭車なども見逃すことができません.
 外国の鉄道では"英国鉄道へのいざない"で引退迫る高速ディーゼル列車IC125を,東欧の旅では旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の鉄道などをご紹介.
 新製品レポート,イベントニュース,連載,一般記事も満載です.


【目次】
MODELERS FILE-------------------------------------------
  4 MODELERS FILE 近畿日本鉄道
     6A系電車
     南大阪線用1,067mm軌間最新一般車登場
     併せて8A系増備車と在来車の塗装変更も紹介
     まとめ:前里 孝 写真:来住 憲司
     取材協力・資料提供:近畿日本鉄道
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 3・18 七宮会 二人共作 秩父鉄道デキ504・デキ201
                      製作:長 元輝・堀口 斗夢
 26 青春コレクション ディーゼル機関車を作ろう! Part.1
                        製作:チームおやびん
 38 1:64 中国高速鉄道CR400AF-S 製作レビュー  製作:山本 絢
 40 北海道晩年のセキ3000/6000形        撮影:廣瀬 渉
 42 石炭車国鉄セキ3000形
    蒸機全盛期の運炭列車に最適なエンドウPRUS  製作:廣瀬 渉
 68 グランシップトレインフェスタ2026 Part.2
 71 練馬でスワップミートクラス会を開催
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 16 Coffee Cup /前里 孝
    6A系誕生に寄せて70年前の近鉄南大阪線
 44 線路は続くよいつまでも 第192回 /信沢 あつし
    原木運搬・製品運搬線が分岐する
    富山県南砺市旧井波町大浦製材所
 46 モデリング・リサーチ・センター /解説:P.S.
    第141回 ハセガワトライツール パーツピッカー
 48 入門者必読!
   誰も教えない基礎・応用テクをプロモデラーが伝授
   Nキット上達への道 /解説:P.S.
    第40回:グリーンマックスJR205系(後期型)(2)
 50  N GAUGE EURO REMIX 解説:橋本孔明
    第57回 ドイツのオープンアクセス&車輛リース事業者
 54 Diesel Power in USA! /佐々木 也寸志
    Vol.120 シカゴ鉄道情報
 58 英国鉄道へのいざない
    第40回 GWR最後のCastle HSTを追う
 62 旧ユーゴスラビア諸国を訪ねて(2) /大島 仁知
 72 台鉄ナビ
    文:邱 浚嘉  翻訳:黃 昱嘉
 74 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
    第181回:明治の機関車(その7)

 75 新車登場
 98 コンさんの工作メモ /今野 喜郎
   第30回 ペジャーモーターを使ってギヤードモーターを作る
100 輝け!日本の運転会
101 伝言板
118 BOOKS
119 甲種・特大輸送実績 2026年6月分
   JR東日本在来線車輛の動き 2026年5月
120 各種募集のご案内
122 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
124 いちぶんのいち情報室
128 新車登場INDEX
130 Combo Caboose・掲載広告索引

2026年 7月21日(火)発売
定価:1,896円(本体1,724円 税率10%)


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R139
三池炭鉱専用鉄道
電気機関車4輛が国重要文化財に


九州大牟田と荒尾地区で大規模な炭鉱として知られた三井三池炭鉱.そのエリアには鉄道路線が張り巡らされ,産出される石炭やさまざまな貨物が運ばれるだけではなく,職員のための通勤列車も運転されていました.
 令和8/2026年3月26日,文化庁の文化審議会は,この鉄道で働いていた4輛の電気機関車を国重要文化財に指定すると答申しました.
 レイルでは,この機会に,明治から昭和20年代にかけて米国,ドイツ,日本で製造されたこれら4輛の機関車について意義を説くだけでなく,そのほかの多くの機関車や客車,貨車も紹介し,路線の歴史も含めて,三池炭鉱専用鉄道の全貌を探ってみました.
 福岡鉄道史料保存会や炭鉱電車保存会をはじめとする多くの皆さんのおかげで,創業時から令和2/2020年の全面廃止に至るまで,貴重で美しい写真はもとより,未発見だった機関車を含む車輛竣功図表など得難い資料も,豊富に収録することができました.
 そして,これまで未発表だった米国GE製15t電気機関車とポーター社製サドルタンク機関車の組立図を折込で掲載しています.

定価:4,510円
(本体4,100円税率10%)



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今週の月曜日,東武鉄道東上線の森林公園で90000系の報道公開が催された.
 落成してから幾歳月……はちょっと大げさかもしれないが,待ちかねていたお披露目であった.
 詳しくはいずれ誌面でご紹介するとして,まずはその概要をお伝えしようと思う.
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撮影は寄居方からの編成写真撮影で始まった.列車種別は快速,行先は小川町…….

東上線では2023年春の東急新横浜線開業によって10年ほど続いた“快速”は廃止されたはず.まさかの復活があるのだろうか…….

基本情報としては,90000系は10輛固定編成で,池袋方から順に

91000(Tc1)+92000(M1)+93000(T1)+94000(M2)+95000(T2)+96000(T3)+97000(M3)+98000(T4)+99000(M4)+90000(Tc2)

これで判る通り,MT比は4M6T.野田線用80000系が5輛編成で2M3Tであるから,その延長線上の構成といえる.
 しかし主電動機は80000系が同期リアクタンス電動機だったのに対して,普通の非同期誘導電動機である.定格出力は215kWで東武形式はTM25.
 電装は,全体契約者と同じ日立製作所が担当している.主制御装置の形式はVFI-HR4420G.補助電源装置は富士電機製のCDA2114.電動空気圧縮機はクノールブレムゼ製のVV120-T 2.0.主制御装置は各電動車の池袋に向かって左側(山側),電動空気圧縮機はT1とT4の右側(海側),補助電源装置はT1とT4の山側床下に取り付けられている.
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92000形(M1)の山側.床下中央に主制御装置が見える.車号表記は50000系と同じオレンジ.
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93000形(T1)の山側.床下には電動空気圧縮機が見える.
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台車は日本製鉄製のボルスタレス式で軸箱支持装置はモノリンク.写真は動力台車で形式はSS196M.東武形式TRS-25Mである.車輪は動力車がプレート輪心,付随車が波打ち輪心を採用している.

車体そのものの特徴はといえば,東上沿線の水運を担った高瀬舟をモチーフとしたという“逆スラント”の前頭部だろう.
 このデザイン,機能的なメリットもあるかもしれない.それは強い陽射しから運転士を守ること,雨水が吹き付けることによる前方視界悪化の軽減……いや,これは僕の勝手な想像であって,東武鉄道がそのように説明しているわけではない.
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その前頭部の傾き具合を見る.連結器胴受けと車体との関係から,逆スラントは上部が張り出しているのではなく,株が引っ込んでいるのだsということが判る.

もっとも,形式図をみれば,中間車の車体長が19,500mmであるのに対して先頭車は19,970mmとなっている.先頭台車の中心から連結器前端までのオーバーハングが一般部の3,100mmであるのに対して3,570mmである.ちなみに西武40000系の先頭車オーバーハングは連結器前端までが3,370mm……

先頭車の写真でもうひとつ気づくのは側扉の窓.
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窓が車体裾近くまでの縦長.子供など背の低い乗客にも車窓を満喫できるように考えられたのだろうか


窓回りは東上線のラインカラーであるブルーで彩られているが,優先席に近い側扉の窓回りは明るいブルーとして識別を容易にしている.

さて車内.
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天井や内壁はほぼ白で,とにかく明るい.目を惹くのは,袖仕切りや腰掛の表地,床の模様迄,すべて流水をイメージしたデザインとなっていること.日除けカーテンはない.

袖仕切りは“立涌柄”,床は枯山水,腰掛表地は舟体なのだそうである.
 全面ガラス製の貫通扉にも水の流れが表現されている.

そして運転室.
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マスコン・ブレーキはT形ワンハンドル.運転士の真ん前に2面のモニターがあり,左に速度計や電圧計,電流計が表示され,右に車輛の状況を表示している.頭上には車外監視モニターが並ぶ.


……と,駆け足で車内外を観察してみた.

営業運転開始は9月26日の予定!

乗り心地を味わうことができる日が,待ち遠しい.


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西武鉄道池袋線沿線のメモというか観察報告,気がつけば4月16日からご無沙汰であった.

その後の地元沿線といえば……

車輛ではなんといっても40000系40156編成へのラッピングだろうか.
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緑と青のツートンはセゾンカードのテーマカラー.側面にはなにやら人物が大勢描かれている.
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堂安……言わずと知れた,サッカーの人気選手である.石神井公園 2026-6-10

6月12日に開幕した,米国・メキシコ・カナダでのサッカーワールドカップに協賛したラッピングで7月末までの予定で実施されている.
 リアルタイムの走行位置は,スマートフォンをお持ちの方なら“西武線アプリ”の列車走行位置画面でサッカーボールの絵柄として確認することができる.

時計の針を少し巻き戻して5月2日,東急電鉄こどもの国線撮影の帰り道の練馬駅で発見した車上子である.
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車上子とは書いたが,まだ台座だけの状態.思いつくのはTASC用である.


TASCとは定位置停止裝置のことで,ホームドア設置駅で列車を正確な位置に停止させるシステム.Train Automatic Stop-position Controllerの略だそうだ.

1週間後には江古田の駅でも確認できた.

そして7000系の報道公開へ向かう途中の富士見台駅では車上子本体が装着されているのを撮影することができた.
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銘板には日本信号の名前が刻まれていた.

そして7月4日には中村橋駅の上屋柱にこんな掲示が……
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6月にはホームドアの工事が始まるのだそうだ.って,もう始まっている.ホームの端に四角いくりぬきとその仮蓋が見えるではないか.

いよいよかぁ……と思っていたら.一昨日の西武鉄道のリリースで,池袋,中村橋,富士見台,新桜台の各駅にホームドアを整備することが公表されたのである.
 池袋……もう設置済みじゃないかと思ったら,来年1月から2月にかけて7番ホームと特急ホームに整備するのだそうだ.

中村橋駅は,なんと,7月18日の始発から池袋方面で使用開始.所沢方面行きは8月とか.
 ちなみに富士見台は両方面友10月.新桜台は練馬方面の2番ホームが11月で池袋方面の1番ホームが年明け1月ということになっている.
 これで,23区内で残るのは桜台,江古田,東長崎,椎名町,そして豊島園と大泉学園……大泉学園はどうだったっけ……ということになる.さて.7月に入ってから東京都が池袋線の桜台と池袋の間の高架化推進を発表したようだが,その実現は当分先だろうから,とりあえず整備することになるのだろうけれど.

で,6月に入ってから,目の端っこにちらちらしていたのが,6000系アルミ車戸袋窓付き編成のシングルアームパンタグラフ装着編成.6151は4月のここでおしらせしているが,それとは違う編成なのである.
 ようやく確認できて捉えることができたのが7月4日.この日の朝,練馬ですれ違ったものだから,昼休みに待ち構えてみたたら…….
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やってきました.6153編成.この編成は行先表示のLEDを更新しているので,安心して早いシャッタースピードで撮影することができる.毎年この季節,この場所では紫陽花がきれい.
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剛体架線対応タイプのようである.

そうそう,パンタグラフ交換といえば,6151編成のことを記したら,三浦 衛さんから次のような内容の便りをいただいた.

以下,原文のままご紹介しよう.

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最近開陳された話題の中で、私が特に興味深く覚えた回について、雑感を吐露いたしたく…

まず4月16日付「西武6151編成のパンタグラフ交換」について。
保谷の事業所へ応援派遣されたさい同編成に乗車して確認、なるほど"剛体架線対応"のシングルアームパンタグラフとはこういう形態なのか…と納得しました。
そこで、通勤に利用する新宿線車両のパンタ交換状況を日々観察している次第です。
6000系は、元から新宿線所属の6101編成が未だに"剛体架線非対応"シングルアームのままですが、6102編成以降は全て対応型(ただし、このうち6105編成だけは菱形の対応型)となっています。
40000系はもちろんのこと、20000系・30000系でも対応型に交換した編成が出現中。
ただし、2000系だけは"蚊帳の外"状態です。
8両編成は全車、非対応のシングルアーム搭載が完了しており、4両編成もシングルアーム化が進んでいますが、換装後も非対応のまま。
2両編成は今なお全車が非対応の菱形で、シングルアーム化自体も全く進んでおりません。
以上、"西武のスペシャリスト"池添さんには遠く及びませんが、報告のみにて失礼いたします。
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だそうである.近くて遠い新宿線.新しい知識を得ることができた.感謝感謝.

で,今日,この話を採り上げようと思うと連絡したら,6000系の菱枠ながら剛体架線対応というパンタグラフの写真も送ってくださった.
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6105編成のパンタグラフ.枠そのものは在来の品物だと思うが,舟体が新しい.元小田急の8000系と同じような対応なのだろうか.2026-7-5 写真:三浦 衛

そして最後に……,やはり4月16日に記した……というか,これが第1の話題だった,金帯が消えた東京地下鉄10000系初期車のうち未確認だった第3編成である.
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4月24日に,練馬の駅で消えていることを確認することができた.というか,10000系全体で化粧直しが進行中のようである.


ということで,約3ヵ月振りの地元レポートであった.

※2026.07.11:大泉学園駅のホームドア未設置確認

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6月11日付のここでお話しした,長野でのE131系200番代取材に赴く旅路で出会ったことどもを記した.
 末尾に“帰り道は,次回(たぶん)”と記しはしたが,レイルNo.138JR西日本500系及び923形のニュースなどをお話しすることになった結果,あっという間に3週間が経ってしまった.

無事に取材を終えて向かったのは往路と異なる,しなの鉄道の北長野駅.やってきたのはSR1系.長野でお昼ご飯にしようかとも思っていたのだけれど“えいままよ”と,上田経由でそのまま小諸へ向かうことにした.
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長野駅に到着したら,隣のホームにはライナー用のS103編成が戸倉行きとして待機中だった.

しなの鉄道が発足して以来の念願だったステンレス鋼製の新造車がSR1系.なにしろ115系や169系の車体の大部分を占める濃い灰色は“ステンレス色”だったのだから.この電車を求めての信濃行は2021年春,MODELERS FILEとしての発表は6月号だった.
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上田の駅では懐かしの115系S7編成が.初代長野色である.これを含めて115系を追いかけたのは,いつのことだったか…….

振り返ってみれば2020年8月号であった.SR1系取材の翌年である.その時点では23編成62輛が在籍していた115系も,今では2輛編成は全滅,3輛編成も6本18輛を残すのみとなった.
 取材から6年を経て,115系もパンタグラフがシングルアーム化され,信号炎管が台座だけ残して撤去されるなど変化していた.
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そして小諸駅.1番線の,独特の上屋柱は健在だった.なんともおしゃれ.凝った曲線美だけが美しいとは限らない,恰好の例だと思う.さらにいえば,改札にはちゃんと駅員さんがいるし,頭上の“しなの鉄道”の文字さえなければ,信越本線そのものである.
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3番線にはSR1系300番代のSR311編成が.霜取りパンタグラフを省略したグループが300番代.

……1番線に列車が……というアナウンス.一瞬の“?”の後に思ったのは“ろくもん”のこと.
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やっぱりそうだった.相変わらず賑わっていたのはご同慶の至り.
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“ろくもん”停車中には,小海線の列車が到着した……まだ見ぬキハE200形であった.

なにしろ世界初の営業用ハイブリッド車なのだそうだ.今ならHB-E200形となるのだろう.デビューは2007年だから,もうまもなく20歳.3輛の小世帯でもあり,そろそろなにかの動きがあってもおかしくはない……などと感慨にふけっていたら,もう15時過ぎ.
 そろそろ軽井沢へ向けて出立せねば…….
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と思っていたらやってきたのはさっき乗った115系S7編成だった.SR1系と並ぶ風景も,もう何年か経てば思い出のなかのものとなるのだろう.

さてさて,小諸では飲まず食わずだったのか?
 いや,そんなはずはない.
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駅からやや左手の坂を上がって旧街道に出たところの蕎麦屋のくるみ蕎麦.奥に見える徳利の中身は……浅間嶽という文字が見えたような見えなかったような.でもあとで“そば焼酎のそば湯割”なんて飲み物があったのに気づいたのだけれど,それは後の祭りであった.

ちなみに,“浅間嶽”という文字の飲み物は,2012年5月に小諸駅を訪れた際には残っていた看板にも,ちゃんと登場する.
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そしてお会計の横のショーケースからは視線が……“蕎麦どら焼”と“蕎麦おやき”であった.我が家まで連れて帰ったのは,いうまでもない.

こうして,珍しくもちょっと優雅な旅は終わりに近づいたのであった.



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