モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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関東平野では久しぶりに気分のよい晴天の週末となった先週の日曜日,10月25日のよい朝,西武球場前駅を訪問した,目的は,“Laview”こと001系の,鉄道友の会ブルーリボン賞受賞式である.
 西武鉄道としては初代“レッドアロー”こと5000系以来であるというブルーリボン賞受賞というだけあって,先日来スタンプラリーや乗車券をはじめとする記念商品の企画販売,そして特設サイトの設置など,お祝いムードが満ち満ちている.. 極めつけは,池袋から西武球場前まで“Laview”に乗って受賞セレモニーに参加することができる祝賀ツアーであった.
 その祝賀列車には西武鉄道関係者やデザインを担当した建築家の妹島和世さん,秩父出身の落語家である林家たい平師匠,日立製作所の主任デザイナーである高田裕一郎さんなども乗車し,車内でトークショーが催された.
特別ツアー車内

車内トークショー中の,左から日立製作所の高田裕一郎さん,妹島知世さん,林家たい平師匠.写真:西武鉄道

西武鉄道では当日のあとも,11月8日に“Laviewブルーリボン賞受賞記念車両基地まつり in 横瀬”を開催する(事前申込制で,残念ながらその期限は過ぎてしまったが)など,まだまだお祝いは続く.
 さてそのセレモニーだが,西武球場前駅では,最初の報道公開の時に続き,10000系第5編成“レッドアロー・クラシック”と“Laview”との並びが実現するとのこと.たまたま僕が移動している途中,西所沢の駅を回送列車が通過していった…….
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西所沢駅に到着する10000系第5編成.この春に池袋線系統から新宿線系統に移籍した10000系のうちの1編成で,通常は特急“小江戸”で活躍している.

セレモニーは西武鉄道の後藤隆志代表取締役会長の謝辞から始まり,須田 寬鉄道友の会会長から祝辞,加藤幸弘選考委員長から選定理由が述べられた.続いて表彰状が須田会長から後藤会長へ,記念盾が松田清宏鉄道友の会副会長から喜多村樹美男西武鉄道代表取締役社長に授与された.
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“Laview”001系と10000系“クラシック・レッドアロー”の前で関係者と来賓,そしてレオとライナを交えての記念写真撮影.セレモニーの司会は,“Laview”車内自動放送の声の主でもある久野知美さん.レオの背後に立っているパネルは,沿線の江古田(うちの会社の地元だ!)にある日本大學藝術学部学生の古瀬 愛さんがデザイン制作した.久野さんの右には001系の運転席がさりげなく置かれていた.

続いて飯能方先頭車側面に移動し,受賞記念オリジナルロゴの除幕式が行われた.
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除幕の瞬間.左から喜多村社長,後藤会長,妹島和世さん,そして画面の外には田中哲雄日立製作所鉄道ビジネスユニット日本事業責任者.
車体ロゴ
妹島さん自らデザインを手掛けられた車体の記念ロゴ.写真で判る通り,第1編成の飯能方先頭車に表示された.写真:西武鉄道
車内ロゴ除幕(除幕後)
その1号車にはおなじみのプレートが取り付けられた.写真:西武鉄道
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4番線と3番線の間のホームには鉄板製だった初代ヘッドサインをはじめとする5000系“レッドアロー”の部品や模型などが展示されていた.

正午ごろにはすべてのセレモニーが無事に終了した.10000系と001系の先頭部の曲面比較を楽しんだり,ホームの展示物を一渡り楽しんだところで向かった先は……
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久しぶりに山口線8501編成に乗って西武遊園地経由で多摩湖線へ.そこで見たものは……次回以降のお楽しみ!



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常日ごろ見慣れている情景を記録し続けるというのは,とてつもなくエネルギーを消費する行動である.
 なにか新しい変化があれば気がつくけれど,その直前というのは第六感の助けを借りなければ,捉まえることが難しい.毎日きちんと観察し続けることができれば完璧である,完璧なのだけれど,それができるかといわれれば,一人では,無理.である.でも,そんなにエネルギーを要して難しい行動も,趣味となれば,なんらの苦痛も感じない.

 なんだかなんだかわからない問答のようになってしまったけれど,それは今日,外出の帰り道で実感したことである.それは,東急電鉄5177編成の床下に取り付けられている慣性軌道検測装置のこと.
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用事を済ませて帰りの電車を待っていたところに現われたのがこの電車.西武2091ではない,東急5177である.

東急電鉄5177編成といえば,中間のサハ5577に取り付けられた慣性軌道検測装置である.
 折りしも石神井公園止まりの列車だったものだから,客扱いを終えて引き上げるのを待ってパチリ!としたのが,下にお目にかける写真である.
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白い円筒形の部品が,検測装置装着の証である.これを撮影していたら,乗ろうと思っていた準急は発車してしまった…で,2091編成の客となった次第.

東急電鉄のほかの路線の車輛へと取りつけが拡大するのかと思っていたのだけれど,一向にその気配がない.なんらかの試験的採用ならば,もう3年を経過していることもあり,いつのまにやら撤去される可能性もある.けれど,なかなか遭遇できない.西武線にやってくるタイミングと僕の行動が一致しなくちゃならないのだから.しかも複々線区間はみんな島式ホームだから対向ホームから……ともいかないのである.
 でもまぁ,今日は“まだ撤去されていない”ことが判明しただけでもよしとしなくちゃである.
 ちなみに白い円筒形の部品はデータデポである.JR北海道のマヤ34やJR東日本で多数採用されている線路設備モニタリング装置でも見ることができる.どうやら汎用品らしい.

一方,このところの東急電車で確認しやすいのは,新型の列車無線アンテナである.なにしろ先頭車の屋根上をにらんでいればよいのだから.

最初のレポートは今年6月27日のここだった.編成は5165.その後5163,5159と続き5161,6165,5164
へと拡大,さらに5159,5151の各編成にも取り付けられた
 10月はじめには……
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5157編成である.確認したのは10月5日の朝だった.
続いて翌日の朝には
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5160編成への取り付けを発見した.偶数番号である.

まだ僕が見ていない編成もあるような気がする.けれどとにかく10本が取り付け済みであることは間違いない.

今日は夕方にも“変らないこと”を確かめることができた.それは西武鉄道2000系の2163編成.通風器がきれいさっぱり撤去された変化は7月2日のここでお話した.その時にも“列車無線アンテナは在来のまま”と報告している.あれから3ヵ月以上経過して,どうなったか気にしていたら,帰宅時の練馬の駅で遭遇した.
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豊島園からやってきた2063の編成.そういえば豊島園の駅名はどうなるのだろう…今のところ変更のつもりはないと発表されているが.
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その在来アンテナである.

少なくとも池袋線の2000系は,この編成を除いて取り替えがほぼ完了しているように見える.一方で6000系に新型アンテナはまだ,のようである.

ということで,不完全ながらも日々の観察趣味は続いているという報告でした.






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2027年に東京⇔名古屋開業を目指すリニア中央新幹線。
2020年10月19日、2020年8月より山梨リニア実験線車両の超伝導リニアL0系に改良型試験車が投入され、その報道公開へ参加してきました。簡単ですがご紹介いたします。
7両編成中東京方2両(6・7号車)が今回の新型で、従来のL0系(1~5号車)の3・4号車も紹介され車内の新旧比較も可能に…。

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外観の変化は前照灯と前方確認カメラの位置を鼻先から上部への変更。ノーズは丸みを帯び空気抵抗を下げる先頭形状の最適化がされました。

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   7号車
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  6号車
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  4号車

それぞれの車内の全景。
上から改良型先頭車(7号車)、改良型中間車(6号車)、従来型中間車(4号車)

それぞれ天井のLED照明と形状に違いがあり、
7号車は間接照明、継ぎ目のない膜内装天井
6号車は高照度直接照明、吸音パネル凹凸形状の天井
4号車は直接照明、アルミパネルの平滑形状の天井
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6号車の荷棚と天井。
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小荷物は座席の下へ。テーブルとドリンクホルダー付
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シートは従来より幅+22mm奥行+40mmになったバケットシートでリクライニングも背ずり単独から座面連動に変わりました。肘掛にはコンセントとしてUSBポートが2個づつ追加されています。
荷物置き場は通常の荷棚のほか、全座席下に小型向けの収納(網付)と大型荷物棚を車両妻部に確保されています。

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乗降口
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  A
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  B

今回42.8kmの実験線で、500km/hの試乗を2往復体験。ほぼトンネルなので車窓はあまり見えないが、前方確認カメラからの映像と速度表示で実感は可能でした。
Aが改良型カメラ、Bが従来型カメラ。
走行中、少々揺れは感じたけれど、天井などの消音効果?はあったと思います。

外はあいにくの雨模様でしたが、外観も車内もじっくり観察出来た有意義な報道公開でした。

おまけ。取材終了後、リニア展望台へ…。夜霧の走行シーン
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撮影:松本正敏




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2011

【今月のオススメ記事】
近鉄のユニークな団体専用列車"楽"こと20000系電車が30年目の全面リニューアルです.車体の基本的なフォルムこそ同じですが,窓の配置から車体塗色まで,外観の印象は一変しました.車内に入っても,両先頭車の展望室は"楽VISTAスポット"と命名された大胆なデザインのフリースペースとなり,座席スペースも大きなテーブルの新設や,新しいカラーデザインなどによって,さらに新しいインテリアに仕上がっています.今月のMODELERS FILEでは.それらの変化をつぶさに観察してレポートをお届けしています.
 模型作品では,広島電鉄800形,デビュー時の姿を再現した営団地下鉄8000系,発売されたばかりの新製品をモディファイしたNゲージの8620など,力作が満載です.


【目次】
MODELERS FILE-----------------------------------
  6 MODELERS FILE 近畿日本鉄道
     20000系リニューアル車“楽”
     30年目に大変身を遂げた団体専用列車
                      まとめ:前里 孝
      写真:松本正敏(RGG)/岡田孝司/来住憲司/前里 孝
              取材協力・資料提供:近畿日本鉄道
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3・28 広島電鉄800形を作る 路面電車必須のZパンタ,台車を自作!
                           市木 春友
  4 Products Data file ブロードウェイ・リミテッド製
     PRR K4s #3768 流線形(HO)
 20 営団地下鉄8000系製作記
     半蔵門線初登場時の6連をペーパーで再現する
                製作・文・製作過程写真:鹿倉 明祐
 34 新製品の秀逸さに惹かれ一気に作り上げた変わりダネ
     羽幌炭礦鉄道58629             吉村 紅
 37 近鉄合併前の旧型車輛を作るPart.2        大島 仁知
 42 鉄路の重厚感を追究する
     名神電機のO・OJレイアウト
 50 保科賢太郎の白昼夢★綺譚
     其ノ五 電脳廃墟を巡るコースター
 91 "エア軽便祭2020"開催しました!
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 26 Coffee Cup /前里 孝
    50年前の近鉄大阪線寸景
 46 N GAUGE EURO REMIX /解説:橋本 孔明
    第36回【番外編】欧州訪問記(その2)
 54 おとなの工作談義
    つくるを知れば模型は3倍楽しくなる
    /嶽部 昌治・牛久保 孝一・松本 信弘・
     岡本 泰祐・荒木 孝智・床次 滋孝
     第72回 製品に息づくスーパーモデラーの技
 58 "林"発掘再生工場 Season4 /工場長:林 信之
    第4回新形式をいち早く! 努力作の城山製EF81
 60 国鉄時代の私有コンテナ /吉岡 心平
    第102回 UM5形無蓋コンテナの解説(2)
 64 モデリング・リサーチ・センター
    第87回模型用のこぎり/検証:P.S.
 66 工作に役立つアイテムを紹介 ツールセレクション  /山中 洋
    第18回 カッター・デザインナイフ
 68 線路は続くよいつまでも 第123回 /信沢 あつし
    エンドレスが開通! 林鉄バイク新製!!
    松原スポーツ公園王滝森林鉄道の会
 70 台鉄ナビ
    文:邱 浚嘉 翻訳:濱川 真由美
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 72 新車登場
 94 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
    第112回:カワイの電気機関車(その6)
 95 子連れ鉄日記 /写真・文:山本 晃司
    第78回:東急電鉄オンライン社会科見学
 96 伝言板
118 BOOKS
119 甲種・特大 運行計画 2020年11月
120 各種募集のご案内
124 いちぶんのいち情報室
128 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
129 Combo Caboose・掲載広告索引

2020年10月21(水)発売
定価:本体1,450円+税

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R116

京都市電北野線を振り返る

◆京都電気鉄道電車の歴史解明 
明治28/1895年に,わが国で初めて営業運転を行なった電気鉄道として記憶される京都電気鉄道.
 最初は京都と伏見を結ぶ約7㎞で,その後順次,洛内に路線が建設されました.その多くは,大正7/1918年に京都市へ買収された後に整理統合されましたが,堀川線あるいは北野線と呼ばれる路線とそこを走る電車が昭和36/1961年まで明治大正の面影を残したまま走り続けたのでした.
 鉄道趣味人からは“N電”とも愛称されたこの路線を走った電車の中から,平安神宮に保存されている2号電車が,9月30日付の官報で告示された通り,路面電車としては初めて,国の重要文化財に指定されました.
 しかし京都電気鉄道という会社と,保有した電車については,これまで不分明な部分が多く,その実態は謎に包まれていました.そこで“レイル”では,この機会に,京都在住の方々及び,関係諸機関からご協力を得て,それらの解明を企画したのでした.
 路線の歴史的経緯についての解説はもちろんのこと,京都電気鉄道から京都市に引き継がれた電車の番号及び仕様の一覧が表にまとめられました.車体や台車などの組立図も掲載することができました.いずれも初公開です.
 そして今回指定された2号電車を含め,明治期から廃止に至るまでの,多くの電車と沿線風景の貴重な写真を,ふんだんにお目に掛けます.

京都市電北野線…N電に関する資料の決定版です.ぜひお手元に!

2020年10月21日(水)発売   定価:本体3,600円+税 

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