モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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きのうのモスクは,やっぱりブルーモスクではなかった.
  朝,目が覚めたら表は雨.太陽の光の下で判断しようという目算は,まったく外れてしまった.けれど,せっかくだということで,宿から歩いて5分ほどのトラ ムの停留所から国鉄のシルケチ駅までの往復乗車を敢行,併せてトラムを撮影し,さらにその合間にアヤソフィア寺院とブルーモスクの至近距離まで近づいて観 察してみた結果である.ではなんというモスクなのか……帰国してからじっくりと調べてみようと思う.ご存じの方は,ぜひコメントを.

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アヤソフィアの近くを行く新型(?)トラム.乗車した車輛はボンバルディアの銘板が付いていたが,シーメンスの[ドレミファ]インバーター風の変調音も聞こ えてきたし,写真のような,正面窓が細長い新型車(?)の姿もあった.ちゃんと観察しはじめると,丸々1日が必要になりそう.

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威風堂々たるシルケチ駅.でも,全く使われている様子がない.横手に味気ない建物があって,そこが現在の本屋らしい.中に入ってみたかったけれど,とてもそんな時間はなかった.クラウス製のBタンク機が保存されているのは見逃すことなく撮影したが.

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これが“本物”のブルーモスク.どの角度からも,特徴といわれる6本の塔(ミナレット)が見えるはずなので,宿の窓から見たモスクは,別物ということになる

さて,慌ただしいトラム乗車とシルケチ駅外観観察,約1分間のボスポラス海峡観察を終え,シャトルバスで再び空港へ.その途中にはトラムやメトロとの並行区間があり,さらに大掛かりなセンターリザベーションによる大型バスの運転区間があるのも確認できた.
 そして12時25分.僕を乗せたボーイング737-700機は,針路を北北西に取り,スロヴェニアのリュブリアナを目指したのだった.さて,なにが待ち構えているだろうか.

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内田洋行の手回し発電機(リミッター付き)DG-12Lを2つプレゼント

お久しぶりのなんこうです。

過日の東日本大震災では多く方が被災し、大切な命や財産を失ってしまいました。復旧もまだ始まったばかり。被災エリアも北海道から千葉・神奈川までと非常に広範囲なため、震災前の状態に戻る見通しさえ立っていません。

東北沿岸部に比べれば、それほどの被害はなかった関東でも、数日後に爆発した原発、相次ぐ巨大余震、そして計画停電で多くの人に影響が出ました。幸いにして今は行われていない計画停電ですが、6月以降はまた始まるという噂もあります。停電をされては鉄道模型が動かない・・・

そこで編集部は計画停電中も鉄道模型が運転できる内田洋行“手回し発電機(12Vリミッター付き)”をプレゼントいたします。今回のプレゼントは編集部有志によるカンパで実現しました。協力してくれた編集部スタッフよ、ありがとう・・・

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手回し発電機でもEF510は立派に走る


回すと少しウルサイですが、節電のためです。気にしない気にしない

この発電機を2名の方にプレゼントします。

真夏の真っ昼間、計画停電ですべての電気が止まり、うだるような暑さの中で、急に模型車輛を走らせたくなったら、これをグルグル回してください。愛車だけでもエンドレスを走り回れば恵比寿顔になること請け合いです(笑)

こちらからご応募ください。商品IDと共通パスワードは、本誌に記載されております。

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ようやく,32年ぶりに念願かなって,ブルーモスクを実際に見ることができた(と,思う).イスタンブールにやってきたのだ.

昨年9月23日のブログでの“欧州自由区企画発表”が,先日のスロヴェニア観光局プレスコンファレンス参加に繋がったことは報告したが,実はさらに大きなチャンスを,僕にあたえてくれたのだった.それは,“欧州自由区を使った実際の旅のレポート”.
 昨年秋から,いろいろ知恵をひねって考え出したのは,日本からの直行便がない,南スラブのどこかの国へ,イスタンブール経由で飛んで,そこからは鉄道パスを駆使して各国を巡る,というプラン.
 そうすれば,トルコ航空を使い,レイルヨーロッパがプロモーターとなっている欧州の鉄道パスの便利さをアピールすることができるだろう…….

では具体的にはどんな行程なのか……それは,あした以降のお楽しみ.毎日アクセスしていただければ嬉しい.

ということで,せっかくトルコへやってきたというのに,念願のブルーモスクをみることができたというのに,あしたの麻には次の目的地へ飛ぶため,空港へ戻らなければならない.

幸いにして,トルコ航空のトランジットホテルサービスで案内された宿,アクギュン・イスタンブール4階の部屋から,たまたまブルーモスクの夜景を望むことができたというわけである.

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4年ぶりの成田空港.話には聞いていたものの,本当にボーイング747の姿は激減していた.この日,イスタンブールからやってきたのは,トルコ航空の最新鋭機,ボーイング777-300ER.機体番号はTC-JJEだった.

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イスタンブール空港の税関を出て右手奥にある,トランジットホテルサービスのカウンター.当日,行ってみないとどの宿に宿泊することになるのか判らないの が,唯一の欠点といえるかも.でも,実に手際よく手配をしてくれたし,割り当てられたアクギュン・イスタンブールは5つ星(最高級クラス)のホテル.ぼく にはもったいないほど.

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そして憧れのブルーモスク……に間違いないと思うのだけれど.次回はもっと間近でゆっくりと,間違いなく見学してみたい.そしてイスタンブールから先のトルコへも.

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T1105
月刊とれいん No.437 2011年5月号

【今月のオススメ記事】
●南海完全試合!
新世代の“サザン”12000系のデビューも間近な南海電鉄.その南海電車を,熱心なファンが集まって,Nで競作しました.20編成以上も集まった車輛とともに,特徴ある沿線風景を再現したジオラマもお楽しみください.

●MODELERS FILE 阪急電鉄 6300系電車
阪 急電鉄6300系といえば,2800系に続く2扉クロスシート車として30年以上も京都線に君臨してきました.本線特急定期運用からは引退,一部が4連化 して嵐山線に転用されていましたが,この春,1本が6連化の上,観光電車“京とれいん”として衣更えしました.この機会に改めてこの電車を観察してみまし た.

【目次】
特集--------------------------------------------------------------
6 南海完全試合!
    みんなで作るNゲージの南海車輛と沿線風景のアルバム Part1
    銭谷 政彦・田中 友幸・辻 匡祥・松下 忠正・
    松下 友紀・森 祐樹・山口 和則
MODELERS FILE-----------------------------------------------
22 MODELERS FILE 阪急電鉄 6300系電車
    衣更えした京都線特急車
    写真:下嶋 一浩/来住 憲司/前里 孝 協力:阪急電鉄
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3 東日本大震災により被災された皆様へ
4 Products Data file
    カトー製 JR東日本 E5系“はやぶさ”(N)
30 関東鉄道の思い出 鉾田線・鹿島鉄道編 /御園生義之
34 電車くん わいわいわーくす
    第2回テーマ:茨城に縁ある車輛たち
    鈴木 文俊・生井 翼・遠藤 勇・大内 裕司・
    瀬戸 伸哉・田野 和男・赤津 忠義・黒澤 明彦
44 線路は続くよいつまでも /信沢あつし
    第9回 “山田”を尋ねて陸中海岸
     昭和55年の山田線,宮古から大槌
46 インドネシアへ渡ったメトロ車輛
    解説・写真:吉田 正昭
    /写真協力:Andi Ardiansyah・Adam Faridl
54 悠久な山を往く森林鉄道 /広橋 睦夫
    最小限のスペースでOナローを楽しむためのフリーデザイン
56 国立模型技術研究所 /木村 則之
    模型パーツを利用した
     “パネルライトセーバー”と“ペットライト”
57 よみがえれボールドウィン実行委員会
    2010年の活動報告と2011年の活動について
62 JAMES & WINSTONE R.R. CURTIS CREEK LINE
    ミニランドの遊び場を求めて…… /松村 秀俊
74 Nゲージ 東武旧型車アラカルト /大島 仁知
    色とりどりのツートンカラーを再現する
82 連載 サンフランシスコベイエリア 乗物めぐり
    第14回 BART(その3)
     文・写真:新宮 琢哉 /模型協力:鴨志田敏行
86 スカ色の荷電たち
    房総の新聞輸送列車を偲んで
    長岡良輔/実物写真:長谷川興政
90 欧州鉄道玉手箱
    Deutsche Bundesbahn Baureihe 65
    近代的設計の西独国鉄万能タンク機
    /文:前里 孝 /模型協力:篠原 啓慶
92 サロン・ド・庭園鉄道
    夏の静岡ツインメッセでインドア運転会!
         /主催:(株)静岡クリエイト
    ミニ鉄道保険のご案内
        /株式会社博報堂 DYトータルサポート
94 空港から日光へ /川崎 健一
    再デビューの253系1000番代をペーパー車体で
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42 蕗狩通信 /北村 昌三
    第3回 Mata Air Garden Junctionセクション(HOn30)
50 ABC of DCC 第3回 /加坂 紳
    ハンダ付けでデコーダー搭載! 16番編
58 おとなの工作談義 /嶽部 昌治・武本 典幸・床次 滋孝
    つくるを知れば模型は3倍楽しくなる
    第9回 不調動力を3分で修理する模型屋
68 国鉄時代の私有コンテナ /吉岡 心平
    第3回 UH1形ホッパコンテナの解説(1)
72 輝け!日本の運転会
80 Coffee Cup /前里 孝
    特急“雷鳥”と坂本 衛さん
96 パーツマニア 〜模型に役立つ部品のあれこれ〜
    第4回:連結器(2) /松本 浩一
99 新車登場
122 日本の車窓から /島田 萌
   第38窓 少しずつ進んでいこう
123 伝言板
148 いちぶんのいち情報室
154 BOOKS
155 甲種・特大 運行計画
156 各種募集のご案内
157 G線上のマリア 第10回:ハーバードで教わったこと
                   /荻野目かおる
   モデラーな日々 とれいん出張所
158 新車登場INDEX
160 読者プレゼント・とれいんスケール呼称早見表
161 Combo Caboose・掲載広告索引

2011年4月21日(木)発売  定価:本体1,429円+税

バックナンバーの内容はこちらからどうぞ

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R78
■C53 45復元から50年 ■京阪宇治川のおとぎ電車 ■中国遼寧省の煙(1)

昭和36/1961年8月,国鉄鷹取工場で1輛の 蒸気機関車が復元されました.その機関車はC53 45.鉄道省では国産唯一の3気筒機関車として昭和初期の東海道・山陽本線で名を馳せた大型機です.翌年の鉄道開業90周年記念事業の一環としての大阪交 通科学館での展示機として,現地までの回送を自力で,というのが目的でした.しかし,この復元工事と運転こそが,我が国での文化財的事業としては初めての 蒸気機関車復元工事だったのです.折りしもC61 20が復活する今年,50年前の記録と周辺の人々の関りを振り返ってみました.
 同じ頃,わず か10年という短い歴史を閉じた軽鉄道が京都宇治にありました.京阪電鉄宇治川遊園のおとぎ電車がそれです.ダム建設工事のための軌道や機関車を活用し, 宇治川の渓谷を愛でるための遊覧列車として走ったこの列車ですが,その全容は永らく謎のベールに包まれていました.多数の図面や写真に加え,当時の技術者 からの聞き取り調査によって,今回初めて,その大部分が明らかにされました.
 中国の蒸気機関車は,遼寧省に残る煙を追います.今回はその第1回.阜新炭砿です.

2011年4月21日(木)発売

定価:3,960円(本体3,600円)

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