モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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メリークリスマス!・・・って、まだ早いですね。私はクリスマスにはあまり頓着がないのですが、嫁がクリスマス!クリスマス!うるさいので、さっさと用意することにしました。

私は3歳の時に5つ年上の悪い兄にそそのかされ、両親の部屋を急襲したらプレゼントを用意している姿を見てしまい、さっさとサンタはいないと知ってしまったので、それ以降はクリスマスといえば「親にタカるイベント」ぐらいの認識です。しかもクリスマスに鉄道模型は決して買ってくれなかったので、本当にテンションは上がらず・・・

一方、今や三十代前半の嫁も、知り合った頃は10代の大学生。少しはクリスマスとか好きなのかと思ったら、こちらも全く興味なし。部屋にはぬいぐるみがあるわけではなく、勉強机と参考書があるのみの「あまりかわいげのない女」でした。

それが子供ができると一変するのですから不思議なものです。昨年は忙しいことを理由に、何の用意も手伝いもしませんでしたが、今年はツリーぐらい用意しろとのこと。本当のシーズンになると忙しくて何もできないと思い用意したわけです。

それにしても、ツリーって安いですね。上の写真のツリー、もちろん造花ならぬ造木?ですが、本体は5千円程度でした。むしろ飾り付けが割高で、ここまで飾り付けると本体数本分ぐらいになるかも。電飾はLEDで勝手にチカチカ点滅します。

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上の写真は小型の光ファイバーで作られたツリーで、こちらは3千円ちょっと。下の光源からの光が色つきセロファンを通し、お盆や節句でよく見る回転灯籠のようにクルクル色が回るのです。それが光ファイバーによって枝枝を染めます。これはきれいです。

そうそう、よく考えたら、あと3ヶ月で4歳になる息子にブロックの一つも買ってやっていないことに気づいたので、レゴの比較的安いセットを購入しました。

しかし、子供に与えてみても、あまり興味を示しません。こうやるんだよと、西武2000N系や副都心線10000系(似てないので非掲載)を作って見せても、やはり反応はイマイチです。そんなこんなで自分でいじっているうちにだんだん面白くなってきました。そして気がついたらサンタとトナカイ、ツリーと侵入先の家が完成していました。少ないブロックですからドットが粗いのはご勘弁を・・・

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不幸にもさっさとサンタはいないと知ってしまった私。子供はいつ知ることになるのやら・・・ 飾り付けをしている最中にふと思う「なんこう37歳の冬」でした。

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 前にもこのブログで書きましたが、復活旧塗装の車両が多くなりましたねぇ。
実車の場合、いつも新車中心に追いかけている私にとっては、懐かしい色が出てくると何だか楽しくなってきます。(きっと私だけでは無いと思いますが・・・)
現状の車両に手を加えるわけですから、昔どおりかどおかは目をつむって、京成の時も書いたけれど雰囲気をたのしみましょお!(笑) そー言えば、私って復活塗装とかリバイバルとか、それ系のネタが多いような・・・気のせいかなぁ?
で、最近京王電鉄に も懐かしい色が走り始めました。形式はあの6000系です! と言っても京王競馬場線のワンマン2両編成。 原則として、土日祝日と点検日を除く平日に東 府中駅~府中競馬場正門前駅間を0.9kmの短い距離ですが、10~20分おきに行ったり来たりしています。そんな彼をある晴れた日に散歩がてらスナップ してきたのでご覧下さい。
そう、今回はご近所(松本は東京府中市在住)なんです。

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まずは正面がちに望遠系レンズで。再現された点は1972年の登場当時の様子のようです。赤い帯が貫通扉の近くで絞られていて、前面の行先と種別幕の区切りが車体色で区切ってあります。この角度では見えませんが側面の社名板が[K.T.R.](写真右上)になってます。 もちろんパンタグラフや形式表示の字体などが当時とは違いますが違和感無いですね。

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沿線にある八幡神社の鳥居。最近移動し新しくなったようですが、よく見ると柱に京王帝都電鉄株式会社の彫り文字。こちらも今じゃ懐かしいですね。

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今回、沿線で見つけた唯一の花(菊?)とからめて。
6416型側の顔には午前中の時間帯の陽の回りが良いのですが、手前の花に午前中だと近くの家の影がかかるので日が当たるのを待って撮影しました。よく見るとこちらの車両の顔にはスカートが付いてます。

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府中競馬正門前駅の東府中寄りの踏切付近から望む。長いホームの奥に6000系がポツン。
土日祝日など競馬開催日には変わって長い編成が入ってくるためのホーム長ですが、なんか不思議な風景です>。(この画像は踏切の外から中望遠で撮影し、トリミングをしています)

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最後に、これを何とか当時の雰囲気で撮れないかなぁ?とやってみました。広角レンズでアウトロー!!(アウトカーブのローアングル) どおですか?シングル アームパンタもすり板しか見えないからわかり難いし(無理か?)見えないのを良いことに後ろにあと6両ぐらいつながってそうですね。(これも無理か??)   雰囲気ふんいき・・・!(笑)

以上。
懐かしい赤帯6000系でし たが、昔、新宿に出かけるときはいつも乗ってました。特急はほとんどこれだったかも・・・今は帯の色なども変わり車両も世代交代で9000系などにその座 は譲りつつあります。機会あったら【高尾】とか【陣場】とか年明けに【迎光】なんてヘッドマーク付ければカッコイイだろうなぁなんてのはあくまで独り言で あります。(爆)
これからATC化などで色々変わりつつありますが、いつまでも頑張って走り続けてほしいものです。
個人的には2700型(グリーン車)のほうが好きだったんですけどね。(笑)【浮気ものーーーー!!!】
そういえば、銚子電鉄に伊予鉄道にいた元京王2000系がきたとか!?!色はグリーン車色になるみたいですが、そちらも今から楽しみですね。

デハ。

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211系特集の取材では,岡山にも久し振りに出向くことになった.211系の“ゆめじ”はこのところ出番が少なく,213系は数が少ない割にバリエーションが多くて,しかも運用範囲が広いものだから,細部の撮影には苦労させられた.種々の情報から運用表らしきものを作り,それを元にして,使用編成を追い求めるという,昔ながらの取材方法となった.“ゆめじ”はJR西日本の広報と岡山電車区の皆さんの手を煩わさせて撮影させていただくことになったが,最終的には“ゆめじ”の屋根上と,213系3輛編成グループのうち,唯一クハ+クハ+クモハという編成を捉えることができなかった.ちょっと心残り.

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混雑時には213系2連×3組の6連を見ることができる.編成の全部に運転室が付いているというのは,見た目が豪華.JR東海で213系5000番代を3組使って6輛で運転されている朝の上り快速とともに,特筆すべき運用だろう.

さて,213系の写真の多くは岡山駅での撮影となった.この岡山駅,基本的な位置は昔と変らないとはいうものの,山陽新幹線の開業で駅本屋は新築となり,近年,再び大規模な改良が行なわれて,なんと橋上駅となった.この改良工事ではホームの整理も実施されたというので,往年のイメージは一変したものと思っていた.ところが,である.

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2番線から見た3番線.番線こそ変更になっているものの,電化前の岡山駅の面影が100%残っているではないか.そして,上屋を支える柱は,古レール.

古レールは,丹念に観察している余裕はなかったけれど,2番線では1889年のバーロウ(発注社名がSTKとある.山陽鉄道だろうか)と1887年のカンメル(発注者は鉄道作業局)を,3・4番線では1893年のBV(=ボルコウ・ホーン.発注者は日本鉄道)を読み取ることができた.ついでに,3・4番線の上屋の柱には,“旅客上屋4号 昭和12年11月”という財産票が貼られていた.

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天地がほぼ逆転している上に,ウェブ上での解像度では判読しづらいだろうが,山陽鉄道が発注したと思われる1889年の英国バーロウ赤鉄鋼会社製レール.

岡山駅の旅客上屋は,流石に大幹線の要衝だけあって,極めて大掛かりで,しかもデザインは意匠性に富んでいる.その全貌は改めて機会を得たい.

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3・4番線ホームの櫛桁部.柱の下部に継ぎ目板があるのは,電化の際に上屋全体を1メートルほど持ち上げた痕跡だという(宇田賢吉さんの記述による).

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12月号の京成青電・赤電特集は,おかげさまで多くの私鉄ファンの方々から好評をいただいているようで,大変ありがとうございます.私自身,記事を まとめながら3〜40年前の懐かしい写真の数々に喜々としておりましたので,特に地元の方々は同じ気持ちを抱いて下さったのではと思います.

さて,シメキリも一段落したところで,10月26日分に続いて“Betsy”の組立記です.
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Betsyはギヤードロコとしてはごく単純な形態をしていますので,ボイラー上のディテールはスチームドームと直方体のサンドドーム,そしてサドルタンクとあっさりしたものです.ここにパイピングを加えて,上手くメカニカルな感じを出せるかが見せ所となります.
  右側面はスチームドームから伸びるパイプと砂撒きのロッド,ベルの引き紐と付けるものは決まっていますので,問題は左側面です.決して多くはない実物写真 を見ても,時代ごとにどんどん格好が変化していて,最晩年にはサドルタンク側面に細かい配管やバルブがぐちゃぐちゃとのたうっているようですが,これをこ の小ささで忠実に再現するのは不可能だし,ナンセンスです.
 そこで,適当にアレンジして,0.3mm真鍮線とエコーのロストパーツを使って,こんなふうに配管を施してみました.
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Nゲージにも近いサイズなので車体をいろんな角度に向けながらハンダコテを当てていたら,ネジ止めされているサンドドームがぐらぐらしてきました.そこで, 前に組み立てた18tクライマックスに極細のマイナスドライバーが付属していたのを思い出し,ボイラー下から差し込んで締め直します.
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ようやく完成.HOn3では久々の新車なのでとても嬉しい完成です.しばらく机の上で眺めたり,クライマックスと重連で走らせたりとHOn3熱が再発しそうです.(完)
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高速道路のETC割引に対抗して,JR東日本は帰省客向けの割引切符「ふるさと行きの乗車券」を発売することが発表になり,これにより,今年度は元日限定の乗り放題切符「正月パス」の設定はない.ということが先日明らかになりました.
詳細はこちら
 JR東日本 おトクなきっぷ
 http://www.jreast.co.jp/tickets/

今年はどこに行こうか計画を立て始めたところだったのに.なんということでしょう!! この切符を使い始めたのは2006年の元日からです.それ以来4年間正月パスを使った“乗り初め”が習慣化し,初日の出はいつも列車の中から拝んできました.
新 幹線も乗り放題で普通車用が¥12000,グリーン車用が¥16000という設定です.2005年からはこの切符で函館まで行けるようになったので,今年 こそは函館日帰りの旅をやってみようか(ほとんど列車に乗っているだけですが)と思っていたのに.この切符のおかげでずいぶん乗りつぶしもしましたし,東 日本各地のお正月の雰囲気を味わうのが楽しみでした.過去のアルバムを見ていたら懐かしくなったので,これから4回にわたり過去の正月パス旅行の足跡をた どりたいとおもいます.

H18/2006年の元日のルートは
東京6:00発のはやて71号で仙台へでて,仙石線,石巻線をたどり,仙台〜あおば通り一駅間を乗りつぶし,22:20に東京に戻ってくるというスケジュールでした.

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こういったお正月ならではの景色が見られるのが楽しい.
左…本塩釜駅舎の前には巨大は絵馬が(2006年は戌年)
右…松島海岸.獅子舞が各商店をまわっていました.

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日本三景松島で約3時間の途中下車.湾内の遊覧船観光と瑞巌寺で初詣

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205系の旅も石巻で終了.さてここから国鉄型気動車の旅です!
石巻駅は石ノ森萬画館の最寄り駅であることから,構内は石ノ森章太郎のキャラクターだらけです.撮影:すべて石巻駅

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女川駅で折り返し,万石浦に沈む夕日を独り占め.

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前谷地から「快速南三陸4号」で仙台まで,
残り少なくなったキハ28・58形を使用している列車として人気がありましたが,この翌年にキハ110系に置き換えられました.
  窓ガラスの曇り具合からもわかるように,快速南三陸は乗客でいっぱいでした.途中小牛田でキハ28の前にキハ40を1輛増結したのですが,その様子も見に 行かれないほどでした...今となってはこの時ちゃんとキハ28を記録しておけば良かったと後悔しています.この写真1枚しかなかったのです(悲) 撮 影:仙台

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