燃えるような熱気の中,JR東日本高崎駅の南側に展開する留置線で,2輛の新形車輛がお披露目された.ハイブリッド車 HB-E220系である.
実は5月には盛岡で釜石線用同形車が公開されているのだが,僕は残念ながら参加できず,この日……8月22日……が初見参であった.
画面手前が八王子方のHB-E222-7.奥がHB-E221-7である.ちなみに川崎車両製である.
盛岡向けの続き番号である.ということは盛岡には6編成12輛が投入されるということになる.なお盛岡向けには両運転台のHB-E220が存在するが,高崎向けは全部が2輛編成である.ちなみに高崎への投入予定数は8編成16輛である.
客室はオールロングシート.写真はHB-E222形の車内.優先席は背摺と床面を赤くし吊手と握り棒を黄色にすることで存在を目立たせている.
トイレはHB-E221形に大形車椅子対応タイプを設けている.扉は緑色.通路を挟んだ反対側に車椅子スペース.
連結面側車端部.写真はHB-E221.櫛桁部の“2”は号車表示.HB-E222もほぼ同じ見付.貫通扉の両脇に張り出しているのは機器室.側窓が少ない大きな理由が,側扉間の客室にも存在する機器室.
実は5月には盛岡で釜石線用同形車が公開されているのだが,僕は残念ながら参加できず,この日……8月22日……が初見参であった.
画面手前が八王子方のHB-E222-7.奥がHB-E221-7である.ちなみに川崎車両製である.
盛岡向けの続き番号である.ということは盛岡には6編成12輛が投入されるということになる.なお盛岡向けには両運転台のHB-E220が存在するが,高崎向けは全部が2輛編成である.ちなみに高崎への投入予定数は8編成16輛である.
客室はオールロングシート.写真はHB-E222形の車内.優先席は背摺と床面を赤くし吊手と握り棒を黄色にすることで存在を目立たせている.
トイレはHB-E221形に大形車椅子対応タイプを設けている.扉は緑色.通路を挟んだ反対側に車椅子スペース.
連結面側車端部.写真はHB-E221.櫛桁部の“2”は号車表示.HB-E222もほぼ同じ見付.貫通扉の両脇に張り出しているのは機器室.側窓が少ない大きな理由が,側扉間の客室にも存在する機器室.

さて,このHB-E220のハイブリッドシステムだが,仙石東北ライン用のHB-E210系と同様,ディーゼルエンジンで発電機を駆動し,発電した電気により台車に装架した主電動機を回転させる……ここまでなら普通の電気式気動車だが,それに大容量の蓄電池を組み合わせて減速時に発生する回生電力を蓄えるとともに惰行時には積極的に蓄電池を充電し,ハイブリッドモード時に蓄電池からの電機を使って走行する,ということになる.
動力台車DT300.各車とも片側の台車の2軸を動力台車としている.片運転台車では先頭寄りが付随台車となる.その形式はTR275.
極寒地である盛岡と北関東の高崎向けが続き番でよいのだろうかという素朴な疑問がある.この日に見た編成にはスノウプロウの備えがない.盛岡では着脱式のスノウプロウを使うのだろうか?でも,スカートと一体化したスノウプロウは他形式では盛んに使われている…….と思ったら……
今日,8月28日の昼,総合車両製作所からの盛岡向け第3編成の甲種輸送の途上,逗子駅側線に停車中のHB-E220の写真を土屋隆司さんが送ってくださった.
スカートのクローズアップ.ちゃんと備えがあるではないか.
ということは,ほかにもまだまだ違いがありそうだ.もっとちゃんと,観察するために,盛岡へ出向かなければ!
そしてJR各社のハイブリッド車……JR東海のHC85系とJR東日本のEV-E301系はMODELERS FILEで採り上げた.ではほかは……改めて観察してみたくなった僕である.































