モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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【オススメ記事】
国鉄が分割民営化されてからまだ間もない1994年秋,在来線の高速化を模索していたJR東日本では,E991系と名付けられた試験電車を登場させました.前例のない車体断面や,空気抵抗の減少と衝突時の安全性向上を両立させた前頭部のデザインは広く注目されました.それから30年,今は亡き現車を写真と図面で雄姿を偲ぶとともに,3Dプリンタを活用して複雑な造形を再現した模型作品をお目に掛
けます.
 この春,日本の東西で私鉄の大型合併が行なわれました.関東では新京成電鉄が京成電鉄に一本化され,急速に京成電鉄化が進んでいます.本誌では模型作品と思い出の写真で"新京成らしさ"を偲んでみました.
 サロン・ド・庭園鉄道では往年のスエチカライブが企画した頒布会のためのパーツ類を使った5インチゲージのC63を制作記とともにお届けしています.
 JAMコンベンションや鉄道模型コンテストなどのレポート,連載,一般記事も満載です.


【目次】
注目記事(1)-----------------------------------------
  4 TRY-Z デビューのころ
    JR 東日本E991系 試験電車     写真:森嶋 孝司(RGG)/前里 孝
  8 MODELERS FILE 東日本旅客鉄道 E991系"TRY-Z"
    在来線用交直流試験電車         文・写真:横川 和明
 15 3Dプリンタを活用してTRY-Zを製作         中村 文人
注目記事(2)-----------------------------------------
3・46 惜別!新京成電鉄
     地元モデラーが作る新京成の車輛たち
          市川 豊光・大島 仁知・尾崎 義明・亀田 聡・田中 耕太
 56 写真で見る新京成の車輛たち      写真・解説:長谷川 興政
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 22 3Dプリントで市販レールに自由を!
     まだラインナップの少ない道床付き16.5mmレールの穴を埋めた
     実例を5つご紹介             文・CAD画面:STRV
 26 サロン・ド・庭園鉄道
     5インチゲージC63制作の記
                文及び製作中写真:石川 浩人(J.C.F.C.)
 38 2700形の製作
     サンゴのエッチング板からB6改造のC2タンク機を作る 鈴木 秀宜
 60 第24回 国際鉄道模型コンベンション Part.2
 66 鉄道模型コンテスト2025
     第17回 全国高等学校鉄道模型コンテスト
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 32 線路は続くよいつまでも 第183回 /信沢 あつし
   藪から棒! ? 養父から線路をまた発見!!
   兵庫県養父市平安油脂化学工業(株)
 34 北ドイツ紀行 第4回 /奥 陽平
 42 ABC of DCC Evolution
   専門知識ゼロでも絶対使えるようになる!
   【第18回】鉄コレへのDCCサウンドデコーダー搭載
   解説・加工:加坂 紳(サウンドトラケージ)
   加工:吉田有甫(サウンドトラケージ)
 72 モデリング・リサーチ・センター /解説:P.S.
   第133回 マステスライサー V
 74 台鉄ナビ
    文:邱 浚嘉  翻訳:黃 昱嘉
 76 E.NUKINAのB級コレクター道 /貫名 英一
   第172回:JAM2025(その2)

 77 新車登場
 97 輝け!日本の運転会
 98 コンさんの工作メモ /今野 喜郎
   第22回 ポンチ打ちこぼれ話
100 伝言板
118 BOOKS
119 甲種・特大輸送実績 2025年9月分
   JR東日本在来線車輛の動き 2025年8月
120 各種募集のご案内
122 月刊とれいんバックナンバーのご案内・とれいんスケール呼称早見表
124 いちぶんのいち情報室
128 新車登場INDEX
129 Combo Caboose・掲載広告索引

2025年10月21日(火)発売
定価:1,804円(本体1,640円 税率10%)

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父の写真箱から 昭和中期各地の鉄道情景
高橋卓郎さんのお父様が撮影,あるいは蒐集した膨大な写真の中から,特に鉄道に的を絞ってのご紹介です.箱の中身はまだまだ全貌を見せてくれていないようです.まずは姿を現わした写真についてのご紹介です.多様な製品を製造していた協三工業のメーカー写真も貴重です.

東海道本線 戦時の迂回橋梁
西 和之さんによる戦時下の東海道本線迂回橋梁.空襲により破壊されることを想定して応急のティンバートレッスルを架けようという計画ですが,ペーパープランだけでなく,いくつもの河川において実際に工事が進められていたという,驚きの事実の検証です.

◆焼津のドコービルと,小泉八雲一家
◆“YAIDZU”の焼津時代を考察する
堀内ぶりるさんと宮田寛之さんによる,大井川のドコービル探求です.小泉八雲研究を進めていた堀内さんが,文献からフランス製のドコービル機“YAIDZU”の銘板を取り付けた写真を発見しました.宮田寛之さんは,その写真から,これまで謎とされていた“YAIDZU”について考察を展開します.

◆留萠駅の変遷
豊岡 潔さんによる留萠駅の変遷.ついに鉄道のない町となってしまった留萌の町ですが,かつては留萠本線,羽幌線,手塩鉄道が集結する,鉄道の一大拠点です.独特の地形の中に築かれた留萠駅の特異な線路構成を写真と文献から辿ります.

西尾克三郎さんが写した大和川検車区
◆昭和30年代の阪堺電車
工藤寛之さんは,西尾克三郎さんの阪堺電車撮影についての足跡を辿ります.そして蒸機の時代で編集統括をお願いしている林 嶢さんが,沿線で育った青春時代を語ってくださいました.

1977年の台湾虎尾糖廠鉄道
台湾製のCタンク機
前回掲載の台湾・虎尾製糖廠鉄道から派生して,蒸機が元気だった50年前の現地の模様をアルバムにしてみました.さらに,その訪問時に発見した謎の機関車の来歴を,桟敷正一朗さんが形式図を交えて記してくださいました.

定価:4,180円
(本体3,800円 税率10%)
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10月1日に営業運転を開始してから,早くも半月が経った東京臨海高速鉄道りんかい線71-000形.営業運転が始まったことは,来週には発売の,とれいん11月号でニュースとしてお伝えしたが,どうしてもスペースが足りず,写真は1点しか掲載することができなかった.そこで(?)発売に先駆けて,今日のここで当日の模様を少し詳しくお伝えする次第(大阪のカメラハイクはどうした?万博は終わってしまいましたけど<あちこちから).
 ちなみに電車そのものを詳報したMODELERS FILEは10月号に掲載している.
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10月1日15時35分.東京テレポート駅コンコースで行なわれたテープカット.左端のモニターには東海道本線や埼京線などでの試運転風景
が放映されていた.

写真左から,りんかる,そしていずれも東京臨海高速鉄道の上本常務監査役,谷本俊哉代表取締役専務,西倉鉄也代表取締役社長,西尾佳章常務取締役,高藤敏弘運転・車両担当部長.
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会場をホームに移して出発式に臨む.折りしも東京都民の日ということで,多くの若者も駆けつけていた.16時5分,71-000形の第1編成が到着.
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そして16時7分,当駅始発新木場行き1690T列車は無事に発車.合図を送るのは飯島管理駅長と りんかる.

このシーン撮影については,管理駅長の敬礼を,TWRのロゴが目の前を通り過ぎるまで少し長くしていただいた.また,これはほかの取材陣からの要望もあって,当初は撤去する予定だったホーム上の看板(?)が残されたので,とてもよい雰囲気の写真に仕上がったのではないかと,自画自賛しているところである.

これでセレモニーは終了.列車は新木場から大崎行きとして折り返してくるという.そこで先回りして大崎駅へ向かった僕であった.
 写真は土屋隆司さんの撮影である.
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多くの人が待ち構える中,7番線に到着する1691T.行先表示は既に“新木場”.写真:土屋隆司

10月号写真説明で“新木場行きと表示される日が待ち遠しい”と記した.それが本当に実現したのが,次のカットである.
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新木場行き1640T.16時45分に,無事発車して行った.写真:土屋隆司

この日の夜には川越行きにも充当され,翌日からは第2編成も運用に入って,ほぼ順調に運転されているという.めでたいことである.
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さて,つい昨日の昼,“例によって”用事にかこつけて江古田駅前に向かった僕が待ったのは,いうまでもなく西武鉄道から正式に池袋線は10月15日までと発表された,池袋線最後の2000系である2069編成
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せっかくなので,いつもとはちょっと違う場所で待ってみようかというわけで,少し東長崎寄りの線路沿いで池袋行き迎え撃った.この列車の始発は飯能である.
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折り返しは保谷行き.折りしも6000系の急行が背後からやってくる気配.冷や冷やしたが,なんとかやり過ごした…….でも,かえってシャッターを切るタイミングが早すぎた.おまけに傾いてもしまった.そこでお目に掛けるのはトリミングした状態である.

時に2025年10月15日12時30分.このあと,所沢と保谷での折り返し運用をこなして日没頃に所沢へ到着後に入庫したそうである.
 夜には40000系8輛編成第6編成が出庫して,西所沢と球場前の間で足慣らしのような運用で営業運転に初就役したとのこと.
 そして今朝は早くから江古田にも姿を見せたとのことなのだが,残念なことに,せっかく駅に行く用事があったのに,遭遇することはできなかった.残念.
 でも,あしたも駅前に用事はある.逢えるといいなぁ.

りんかい線71-000形西武鉄道2069編成の,これからの活躍を祈っている.

※2025.10.17追記:
今朝,ピカピカの8輛編成40000系を見掛けた.そこで,またもや買い物にかこつけて駅前へ.2069最終日の池袋行きを見送った場所で待ち構え……
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豊島園からやってきた48156編成.門出を祝うような秋の青空であった.




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9月25日付のここで,西武鉄道池袋線から黄色い電車が消えたことをお話しした.
 その後も,茶色い2069編成は元気よく,毎日のように姿を見せ続けている.つい昨日も,朝早くに見掛けたような気がしたので,朝一番の仕事を片付けてから,駅前まで出掛けてみた.
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ちょうど9時30分,池袋行きの2069がやってきた.

せっかくだから折り返しも待ってみよう……,場所を練馬方に移して…….
 そうしたら,次から次へと8輛編成の40000系がやってくる……48154に48151…….30000系も合間にやってくるのだけれど,ふとみれば,なにやら見慣れない番号が…….
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38115.本来は新宿線車両所,南入曽や玉川上水をベースキャンプとしている編成である.

2071編成が新宿線に移動して,次の48156編成が就役するまでの繋ぎ?それとも?
思いがけない珍客であった.
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38115が池袋へ去ってから2分後に2069編成は姿を見せた.

そういえば48156編成は9月30日,無事に到着して小手指の車庫へ収容された.僕は締め切りに追われて出向くことができなかったのだが,池添智和さんが小手指着の様子を送ってくださった.
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48155編成は9月7日に到着して19日には営業運転に就いていたが,この編成はどうだろう.同じような日程だとすれば,そろそろ…….小手指 写真:池添智和

現に10月2日,西武鉄道から
10月26日の“よこぜ車両基地フェスタ2025~お酒とグルメとおまつりと~”会場内で販売される2000系グッズ発売のリリースとともに
“現在、池袋線系統で運行中の2000系車両「西武鉄道創立110周年記念トレイン」が、2025年10月15日(水)※に池袋線・豊島線・狭山線・西武秩父線での運行を終了いたします。(野球開催日の臨時列車などを除く)”

え?

ということは,その前後には,48156編成が活躍を始めるということである……もう次の週明けではないか!


ところで9月25日付の最後に
“コンコース内,どこを見渡しても,姿が見えない.意を決して駅の人に訊ねてみたら“引退したので片づけました”と.残念至極であった.”
とお話しした,練馬駅の2000系モニュメント.

池添さんから
“復活してました”
という便りがあった.そこで,朝のうちに江古田駅へ出掛けたのに続いて,午後は練馬駅へ出向いた.締切追い込み真っ盛りというのに,なにをしているのやら,だが,あまりにも悔しかったものだから,つい思わず.
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ありました.思ってたよりずいぶん大きい.
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しかも,精密.脇には“ときどき、ちょっどだけどこかが変化します。よく見てくださいね。”という札が.
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メーターナセルやマスコン,ブレーキ弁も忠実に再現されている.
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ヘッドマークに拠れば,2071編成の新宿線移籍は9月8日だったそうだ.最下段には製作者として“現練馬駅勤務 元池袋線乗務員有志一同”の名前が.“新宿線でも頑張れ!”という餞の言葉も,泣かせるではないか.

こうして来週には黄色い電車だけではなくて2000系そのものが池袋線から姿を消す.とれいん誌ではこれまで,2000系・新2000系全般を2011年9月号(通巻441号)で,2輛編成車については2021年6月号(通巻558号)で,新2000系のうち池袋線の特異編成2本2063編成と2097編成は2022年2月号(通巻566号)で特集を組んで,いずれもご好評を得た.

池袋線から2000系が姿を消すということ,それは,池袋線から2ハンドル車と直流モーター車が“消滅する”ということでもある.まさに画期的! 新世代の到来! めでたいことではないか!



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相変わらず,あっちへ行ったりこっちへ出掛けたりの日が続いている.昨日,10月1日もりんかい線東京テレポートでの71-000形営業運転出発式に参加してきた.その模様は近いうちに……と思っているのだが,その前には東急電鉄3000系リニューアルの報道公開もあった.5月の大阪撮り歩きも未だ1回目しか書けてないし.万博が終わってしまうではないか!

しかし時事の話題としてはお邪魔した順にデハ5015のお話が先だろう.長野からの里帰りから3年を経ているから,こちらが“先着順”ともいえるし.

ということで9月27日の午前,総合車両製作所横浜事業所を訪れた.同工場へお邪魔するのは,新形牽引車を見せていただいて以来だから約2年振り.
 その前が,長野から里帰りを果たしたデハ5015を出迎えた2022年5月27日未明のこと.約3年の時間が流れたことになる.
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2022年5月27日午前2時5分.国道16号から右折して京急本線を渡り,いままさに総合車両製作所へ到着せんとするデハ5015,いや,この時点ではまだ2510.

報道公開は,まず“5000系電車の意義”から始まった.

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講師は生産本部長の木村億尋さん.超軽量設計……卵殻構造の説明中.復元整備に際して撮影されたと思われる骨の写真も披露された.現物を見てみたかった.

現車の見学会は,さまざまな鉄道事業者から受注している車輛が製造中の工場構内ということで,最新の塗装建屋内で実施された.
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運転室側から見た車輛全体.東急5000系をご存じの方なら,一目で現在の状況を理解されることだろう.車号は5015になっているが,TKKの切り抜き文字は取り付けられていない.

側窓はアルミサッシュ,側扉の窓は小型,車掌側窓に列車種別・行先表示装置を取り付けと,おおむね東急での現役最終の姿となっている.
 一報,前照燈はシールドビーム,前面窓は黒のHゴム支持である.
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別角度からは,国鉄153系用のような押し込み式通風器が見える.これも長野電鉄での姿の特徴.
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床下機器は錆などが奇麗に落とされているが仕上げの塗装は,まだである.
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TS-301台車.側枠と梁への補強ぶりに注目せざるを得ない.コンピュータによる最適化設計など影も形もない時代の製品であり,補強の手法にしても手探り状態の部分があったと聞く.

さてこのデハ5015.日本機械学会の機械遺産に認定された.報道公開が行なわれたのち,午後には機械学会メンバーへのお披露目も催されている.
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新調された説明板.ステンレス鋼製というのが,いかにも総合車両製作所らしいと思う.同社の産業遺産第4号であることも,この説明板で知ることができる.


車両に限らず,歴史的遺産の整備保存には,さまざまな考え方がある.あくまでも製造時の姿に意義がある……いや長年使われた証しとして最終期の姿がふさわしい…….
 このデハ5015については,当面の目標としては初めに記した通り,東急電鉄最終期の姿ということになっている.けれど課題は多い.
 だがしかし,時間は必要だろうけれども,必ずやひとつずつ乗り越えて,より素晴らしい保存がなされるものと確信している僕である.

そして編集者としての僕はといえば,この前日,レイルNo.129における高橋卓郎さんによる羅須地人鉄道協会のドコービル復元整備記及び宮田寛之さんによるドコービル系機関車と東洋活性白土1号機の2篇が鉄道友の会の島秀雄記念優秀著作賞受賞と発表された意義……,地道な趣味……企業にとっては趣味ではなかろうけれども……活動の記録……をかみしめつつ京急電車の客となったことである.

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