モデラーな日々 とれいんスタッフブログ

月刊とれいんスタッフの,模型と格闘していたりしていなかったりする日々をお送りします.

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おかげさまで,ご好評をいただき完売となっておりました『旧型国電 模型工作控え帳 40系・42系・51系・52系』の増刷が完成いたしました.
この機会にぜひご購入ください.

著者:前田 保(模型工房アダージョ)
解説:長谷川 興政
A4 横綴じ 並製  カバー付き 164ページ
定価:5,500円(本体5,000円 税率10%)
荷造送料:450円(税込)
発売:株式会社エリエイ プレスアイゼンバーン

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昨年来,メーカーである近畿車輌から続々と完成車輛が納入されているにもかかわらず,一向に報道公開が行なわれなかった東京都交通局6500形電車が,ようやく披露された.

6500形電車とは地下鉄三田線用の新形車で,昭和43/1968年に同線最初の区間が開業して以来,三代目の電車となる.
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初代の6000形は,三田線からは1999年に引退したが,日本国内では写真の秩父鉄道のほか,熊本電鉄に譲渡され,今もなお活躍中である.インドネシアへも無償譲渡されたが引退済み.三峰口 2009-4-29

秩父鉄道では5000系として3輛編成4本,12輛が,熊本電鉄は6000形として2輛編成10輛が譲渡された.インドネシアへ行ったのは72輛である.

さて今回の6500形.都営三田線用電車としては初めて6輛編成から8輛編成になったこと,そして車体がアルミ合金製となったのが最大の特徴といえよう.
 主制御装置は三菱電機製の炭化珪素(SiC)適用VVVFインバータ.1C4M2群構成である.MT比は……というより,編成をご紹介せねば.
 目黒方からTc2+M7+M6+T5+T4+M3+M2+Tc1という組成で,主制御装置はM6とM2にそれぞれ2基ずつのパンタグラフとともに搭載.補助電源装置は電動空気圧縮機とともにM7とM3に搭載している.電動空気圧縮機だけが目黒に向かって左,その他が右に取り付けている.
 車体外観のデザインコンセプトは“スマートで無駄のない機能美”,インテリアは“幅広いお客様にとって過不足のない,通勤形車輛としての快適性を追及”,とのことである.
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西高島平方から見た編成全景.“先頭部も含めてシンプルな箱型”と説明されている通り,直線を基調としてデザインで,それは塗装(ラッピング)を含めたカラーリングにも反映されている.ちなみに列車種別・行先表示装置はフルカラーLEDで,かなり早い速度のシャッターを切っても,文字が欠けることはなかった.志村車両検修場 2022-2-16
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中間電動車6507-6.パンタグラフは東洋電機製造製を1輛に2基搭載している.ホームドア完備の路線なので,転落防止外幌は小振りである.電動車の台車は軸梁式のT-6C(近畿車輌形式KD324).車号は5500形に続く“ハイフン”方式で,最初の4桁のうち1の位が編成番号を,ハイフンの後ろが号車を示す.
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客室全景.床は灰色,壁および天井はアイボリー…明灰色….袖仕切りは強化ガラス製.床に見える蓋は台車の点検用とのことで,電動車だけではなく全車に設けられている.

各握り棒は白い樹脂でカバーされていて掴んだ時の感触も客室内での視覚的にも穏やかな存在である.吊り手は側扉内張りと同系統の紺色.
 座席は全ての車端部が優先席で,それに加えて主に車椅子や乳母車のためのフリースペースが各車1ヵ所ずつ設けられている.
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運転室は仕切窓ガラス越しの撮影となった.ハンドルは両手操作式のT形.メーターはLCDモニターに表示される,いわゆるグラスコクピット.全部で3面あり,通常は左に速度や電圧,電流,ブレーキ圧力計を表ッ滋,中央に車輛の状態を表示する

本日現在,既に8編成が志村車両検修場に到着している.今後,令和4年度末(2023年3月末)までに合計13編成が投入されることになっている.それによって,数的には6300形のうちの1,2次車を置き替えることになりそうである.
 営業運転は5月14日から開始の予定と発表された.これからどのように沿線風景と調和してゆくか,楽しみなことである.


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“今,令和4年最初のブログを書いている今,我が家の回りは銀世界.もちろん本当の雪国に比べれば,ままごとのようなものだけれど.”

と書き出したのは,ことし最初,1月6日付けの,ここだった.
 それから僅か1ヵ月,再びの,“今,我が家の回りは銀世界”となった.

朝のうちは,まだミゾレまじりの雨だった.それでも所沢以西では盛んに雪が降っているようだったので,江古田駅東側の,いつもの場所で電車を待ち構えてみた
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そうしたらやってきた,飯能始発の通勤急行は,連結器やスカートにうっすらと雪をまとわりつかせていた.車輛は2075の編成.

あれ?と思われた方は,とれいんと,このブログの愛読者である.
 長年,池袋線で働いていたのが昨年末近くになって新宿線に移動した3編成のうちの1本である.
 けれど,1月末頃には2069の編成が舞い戻っているのを目撃していた.その後,2091も,そしてこの2091ものったり見たりすることになった.一方で新宿線からやってきたはずの30000系3本は,そういわれてみれば見掛けなくなった,ような,気がしていた.いや,目の前に見えるものは確認できるけれど,とりあえず見えないものを“去った”と断定することは,できないのである.
 1月末以来,気になって,駅前に出掛ける用事ができて,少しでも時間に余裕がある時には,いつもの場所で少し待って見たりしているのだけれど,待ち構えていると,姿を見せてくれない.
 ようやく今週の初め,2069と2091を撮影することができた.お目にかけるのは2069である.
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“池袋”の表示が,古巣に戻った,なによりの証である.

それにしても,この移動劇,本当はどのような筋書きだったのだろうか.西武鉄道ではもともと,短期間の貸し出しなどが頻繁に行なわれはしているのだけれど,それにしても…….池袋線にたくさん在籍する30000系の2輛編成を,さらに活用するための30000系移籍であり,新宿線に集中している2000系の2連の運用効率を上げるために2000系を新宿線へ移籍したのかと,すっかり思い込んでいた僕である.12月30日付けのここでも,2月号のMODELERS FILE“西武鉄道2000N系 姿を消した池袋線の特異編成”でも,付随するトピックスとして採り上げたのに…….
 というのが,2075という車号に反応した方に“とれいん愛読者認定”を差し上げた,理由である.

そして今日,お昼を過ぎた頃から,ミゾレは急速に雪となり,またたく間に事務所前の道路は真っ白になった.
 仕事の区切りがついたので,早めに自宅作業に移行することとして江古田の駅に向かったら,現われたのは……
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貫通扉に雪が貼りつき,貫通扉窓のワイパーが役にたっている様子の未更新2000系による準急.車号を見たら2096.ということは,いわゆる2095の編成である.

行先・列車種別が幕式だったり,補助電源装置が最後まで電動発電機だった2063の廃車と引き換えに新宿線から移籍した編成である.こちらは,すっかり池袋線に棲みついたようた.

間もなくやってきた所沢方面行きが2000系の豊島園行きだったから,雪と2000系の取り合わせを撮れるかも…と,向かった練馬駅.
 正月には池袋方の情景だったから,今度は所沢方でスナップすることにした.
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豊島園からの急勾配を,ゆっくりと登ってきた2091の編成である.

これで3編成全部をご紹介することができたことになる.
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2000系を待つ間には,こんなシーンも展開した.発車して行くのは東京地下鉄17000系8輛編成の第8編成.勾配を下りつつある豊島線の2000系と,まさに到着せんとする池袋行き30000系が共演してくれた.

12月30日付けのブログに登場したのは第4編成で,その時に“なかなか遭遇させてもらえない.既に第9編成まで搬入されているはずなのに”と記したのが,ようやく,ほぼ最新まで辿り着いた.もっとも,まだ全編成を記録できたわけではない.

乗り入れてくる東急電車にも,5050系の60番代後半のうち1本に残っていた新形列車無線アンテナ未装備編成を見掛けなくなったし,さらに乗務員室との仕切壁の窓が埋め込まれた編成が出現しているのも見掛けている.

興味の対象は尽きることがないが,まずは,明日の朝にこの雪がどうなっているかが最大の関心事である,今の僕である.

最後になりましたが,日本中で雪への対応に追われている関係の皆さま,とりわけ交通事業に従事しておられる方々には,心から感謝しています.どうぞお身体には充分気をつけてくださいませ.

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先週のここで,久し振りに降り立った原宿駅のことを記した.
 その中で,12月に行なわれた品川駅での山手線ホーム移動について,少し触れた.百聞は一見に如かずとばかり,ほんのちょっとだけれど,現地へ赴いてみた.
 ついでに(?)大変貌を遂げたこの駅周辺の,かつての姿にも思いを馳せてみたのが,今週の“僕の電子絵日記”である.

デジタルカメラで初めて品川駅周辺を撮影したのは,どうやら2002年12月のことだったようである.
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被写体は251系.普通車のリニューアルと塗装変更を取材した時,当時の田町電車区で編背外観も撮影させていただいた.冬の冷たい雨に打たれ寒さに凍えながら撮影したことを,20年経って思い出してしまった.

251系電車の編成写真は,デビュー時も天気が悪く,なかなか思うような写真を撮ることができなかった.念願が叶ったのは引退直前,2020年の早春,東大宮でのこと.その写真はとれいん2020年4月号のMODELERS FILEで使ったから,まだみなさんの記憶に新しいことだろう.

次は品川駅そのもの.キハ48系700番代“リゾートしらかみ (環境によっては文字化けしてます.[ぶな],本当は漢字の[木+無])”のお披露目.2003年3月だった.
 この頃使っていたのは,JR東海315系お披露目のときにも関連写真としてお目にかけた313系も撮影したカシオのQV-2900UX.メインカメラはニコンのF4sだったけれど,サブとして本当に重宝した.この“ぶな”の時にも片側だけながらも真横や,室内の装飾照明などを撮影している.
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品川駅10番線に停車中の“ぶな”.先頭部の独特の表情は,現在のハイブリッド車にも,なんとなく引き継がれているような気がする.

ちなみに,このキハ48 700番代“ぶな”は,2018年に2代目に役目を譲ってからも予備車的に在籍していたものの,2020年には廃車となっている.

この展示会の会場となった10番線は臨時ホームだった.今では上野東京ライン列車の運転開始に伴って常磐線列車の折り返しに大活躍中である.

続いては……少し間があいて東京機関区.EF65 501とEF65 1106,そしてJR西日本のEF66 53の3輛を並べての報道公開.最後の“九州寝台特急”だった“富士・はやぶさ”が廃止になる直前,2009年3月1日のことだった.
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東京機関区の建屋も懐かしい.画面右手をかすめて走るのは,その数を増やしつつあった東海道新幹線N700系である.

この画面に写っている機関車のうち,現存するのはEF65 501のみ.EF65 1106は2015年に,EF66 53はこの撮影の年に廃車となっている.N700系も,N700Sの登場によって廃車が始まっている……

そしてつい先日1月29日,僕は現在の臨時ホームである8番線から185系電車に乗ることとなった.行先は品川駅構内月見群線4番線.
 その目的は……
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EF65 501とEF66 27とEF65 1115,そして今乗ってきた185系OM08編成が並ぶ.

13年前とはEF65 501を除いてメンバーが一新している.場所だって品川駅構内である.でも,EF65 501とEF66の間に見える褐色のビルは,13年前の写真にも写りこんでいる,東京機関区と同じ敷地の中であることの,証しとして.
 ちなみに“月見群線”とは,かつての品川客車区で,留置線のブロックにそれぞれ名称をつけていた名残りだろう.もっとも田町駅に近いところは札ノ辻群線で東京駅始発の列車はここから改装されて行く.その他に,台場群線,八ツ山群線,白金群線,高輪群線などの名称が記憶にあるけれど,いずれも最寄りの地名が由来と知れる.ただ,なんとも風雅な月見群線だけは,その由来を知らないでいる.

13年前と異なっているのは機関車のメンバーだけではない.これは報道構内ではなく,JR東日本が主催するツアーとしての,有料撮影会なのである.
 “こんにちわ,お邪魔します!”“あい,気をつけて! そのノートに名前と住所だけ書いて行ってね”のやり取りだけで,ほぼ自由に現場へ出入りすることができた時代は,既に遠い昔のこと.でも,限られたチャンスとはいえ,安全におおっぴらに構内に立ち入ることができるわけだから,新しい時代の楽しみ方が,始まったといえるかもしれない.その辺りは,とれいん本誌でお話できることだろう.

さて品川駅の山手線ホームが移動したと冒頭に記した.なにがどうなったのかといえば,これまでは内回りと外回りが1本のホームを共用していたわけだけれど,12月からは,以前は京浜東北線北行きが使っていた3番線が山手線外回り用となって,1・2番線用ホームは内回り専用となったわけである.
 ここに到るまでには数次の大線路付け替えが行なわれている.その一部はここでもお伝えした.例えば2019年11月20日21日の2回連載でお伝えした.この時に京浜東北線北行きの線路が大移動して3番線が空いたわけである.
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そして12月からの3番線.山手線外回り電車が発車して行く.渋谷駅の内回りホームも広いと思ったが,さらに広い.これで,これまでのラッシュアワーの大混雑は緩和されることだろう.


1月29日の時点では旧2番線ホームのホームドアが残されていた.まだ設置から年数が経っていないから,どこかで再用するのかどうするのかと思っていたのだが,今週のはじめに“解体”されたそうである.

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ずっと以前にも記したことがあるような気もするが,地下鉄の大江戸線や副都心線が開通してから,山手線への依存度が下がっている僕である.
 だから,E235系に乗ってから,“そういえばひと月ぶり”と気づくことがしばしばで,時によっては,2ヵ月以上も間が開くことがある.
 そんな昨今の中で,この1月は,何度かお世話になった.最初は中旬.巣鴨へ行って,そのあと原宿へ…という行程.そういうことで,ほんの少しだけれど,久々の原宿駅を観察してみた.

久し振りに降り立った原宿駅ホーム.調べてみたら,少なくともこのブログで採り上げたのは,“山手線原宿駅の新しい風景”とい題したエントリ以来らしい.2020年11月19日のことだった.その時点では旧本屋はまだ姿を留めていて,風見鶏が撤去される寸前の様子……と伝えている.
 レイルNo.117では高見彰彦さんがこの駅に関する画期的な論考を展開してくださったというのに…….
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1年余の間に,旧本屋は影も形も失せていた.かろうじて骨組みだけながらも跨線橋が姿を留めているに過ぎない.しかも解体に備えて仮の外壁などが設置されてしまったから,超望遠レンズを持ち込んでも銘を読むことは,不可能.

跨線橋といえば,そこに繋がるホームからの階段はどうなっている?と思い,内回りのホームへ降りてみると…….
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柱は古レールのままだった.本屋がモダンに衣替えしたのだから,跨線橋への階段も新調したのかと思っていたけれど.思い込みだったみたいである.そういえば,上屋も施工された各年代の様式がそのまま残されている.だから場所によっては古レール製の梁を見ることが,できる.
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というわけで,外回りホームへ移動してのクローズアップ.古レールの織り成す造形美…RaikArt…は,これからも鑑賞できるようである.残念ながら塗膜が厚くなっていて銘を読むことは困難だが.

そういえば宮廷ホームは?
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工事の仮囲いがまだ残っていて,先端まで行くことはできなかった.宮廷ホームに明かりは灯されていない.保線の作業用機材や車輛が置かれているのも,変わりない.でもまぁ,廃止とか撤去とかいう雰囲気は感じられないから,安心.

この日は薄暮ということもあって,観察はここまで.
 続くときは続くもので,2日後の午後,再び訪れるチャンスがあった.そこで今度は,駅の外から観察.DSCN3567
お目当ては跨線橋の骨組.銘を読むことは,やっぱりできない距離だけれど,組み方の観察は現役時代には不可能だったことである.

すぐそばに掲示されていた“労災保険関係成立票”によれば工事期間は今年の7月末となっていた.それまでの間に,あと何回観察することができるだろう.

ついでに,かつては古レール製の橋だった跨線橋,水無橋も訪れてみた.こちらはすっかり周囲の風景に溶け込んで……いたけれど,かつて国土開発の本社があった敷地は新しいビルが建てられて久しい.この日に気付いたのは,道を隔てて南側の建物も取り壊されて再開発の真っ盛りだったこと.その仮囲いが線路沿いにあったが,それも時代の記録である.
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やってきたのは,これもすっかり山手線に馴染んで,でも特別の客人という趣きも備えている相鉄の12000系だった.先頭の表示は“各駅停車 埼京線”というタイミング.それはよいのだが,正面窓にビームが盛大に移りこむタイミングでもあった.もう一瞬.,おそければ…だけれど,このあたりがコンパクトデジカメの限界か?と,人のせいにしてしまおう.

山手線では昨年10月の山手線渋谷駅での運休を含む大規模工事は関西にいた……例えばDEC741のお披露目……ので観察できず,きちんとした観察もまだできていない.さらに12月には品川駅のホーム切り替えも実施された.そういえば山手線ではなくて中央本線だけれど御茶ノ水の跨線橋は,どうなっているだろうか.3ヵ月に1度の御茶ノ水通いは続いているものの,このところ,聖橋方面に出向いていない…….


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