先週のここで,6月上旬に実施された,JR東日本渋谷駅での線路付け替え具合をお話した.そして16日から翌日にかけて,今度は品川駅で,京浜東北線南行きの着発番線変更をともなう線路付け替えが行なわれたことも記した.
こちらも,工事実施からひと月近く経ってしまったが,ようやく報告のチャンスが巡ってきた.
まずは切り替え直前の様子から.
言葉を重ねるよりは,実際の光景を見ていただくのが,もっとも理解していただきやすいと思う.ということで,今回は写真の数がいつもの倍ぐらいとなった.
最初は6月13日夕刻の品川駅4番線に到着する京浜東北線南行き電車.磯子行きである.手前の5番線が,一週間後には新しい京浜東北南行きホームとなるわけである.
ホーム南端.いつでも切り替えることができるように準備万端なのが5番線.出発信号機には誤認防止のため“×”の板が取り付けられている.
そうして切り替えの当日,品川駅に出向いて……ということは叶わなくて,現地を訪問できたのは,ようやく6月22日のことだった.
まずは田町から南行きの先頭車運転室後ろに乗って…いわゆる,かぶりつきをして,新線区間の初乗車.
その乗り越し地点.左に見える線路は東海道本線上り線.周囲は,かつての品川客車区か田町電車区か.東海道下り線は,画面左端の電留線のさらに向う側を走る.
その東海道上り電車とのすれ違い.新駅の進捗状況は50%ぐらいか,それとも? そういえば先日,駅名を公募していた.
そして品川駅進入.左右に分岐する線路があるが,分岐器はいずれも,普通の車輛のためではなく保線車輛用の,いわゆる乗り越しポイントである.
ホームから見た,駅到着の京浜東北南行き電車.真新しい線路とピカピカの架線柱.新線って,やっぱりなんだかワクワクする.
2枚目の写真と比べば,なにがどう変ったのかが一目で判る.出発信号機の“×”印は旧線側に移動した.
この区間の線路付け替えは,このあと京浜東北北行き,山手線外回り,そして内回りの順に実施されることだろう.目を離さず,観察し続けたい.
※2018.07.22:一部語句修正
こちらも,工事実施からひと月近く経ってしまったが,ようやく報告のチャンスが巡ってきた.
まずは切り替え直前の様子から.
言葉を重ねるよりは,実際の光景を見ていただくのが,もっとも理解していただきやすいと思う.ということで,今回は写真の数がいつもの倍ぐらいとなった.
最初は6月13日夕刻の品川駅4番線に到着する京浜東北線南行き電車.磯子行きである.手前の5番線が,一週間後には新しい京浜東北南行きホームとなるわけである.
ホーム南端.いつでも切り替えることができるように準備万端なのが5番線.出発信号機には誤認防止のため“×”の板が取り付けられている.
ホーム北端,田町方.単に電車が走る線路が変更になるだけで,切り替え工事は伴わない.
こちら側の切り替え地点は田町駅近く.もとの東京機関区の北端あたり…札の辻の跨線橋南側である.画面中央よりやや右で途切れているのは近い将来の山手線内回り用線路である.
そして田町駅の山手線ホームの外れでは,出発信号機が横を向いていた.
そうして切り替えの当日,品川駅に出向いて……ということは叶わなくて,現地を訪問できたのは,ようやく6月22日のことだった.
まずは田町から南行きの先頭車運転室後ろに乗って…いわゆる,かぶりつきをして,新線区間の初乗車.
切り替え地点のあたり.画面中央やや右に見えるのが旧線.早くも表面には錆が浮いている.山手線になるべき線路は,当然のことながら,まだ途切れたまま.その向こうに見えるのは京浜東北線北行き線路で,新設される新駅と田町との間で山手線を乗り越すための高架橋となっている.画面右端には,現在の京浜東北北行き線路の高架橋が見える.
京浜東北線北行き電車の窓からみたその高架橋.撮影は切替え前の6月13日である.そういえば,“上野東京ライン試運転たけなわの一方で田町の急行線用未成高架橋解体”と題して田町電車区構内に遺されていた高架未成線をご紹介したのは,もう3年前のこと.その乗り越し地点.左に見える線路は東海道本線上り線.周囲は,かつての品川客車区か田町電車区か.東海道下り線は,画面左端の電留線のさらに向う側を走る.
その東海道上り電車とのすれ違い.新駅の進捗状況は50%ぐらいか,それとも? そういえば先日,駅名を公募していた.
そして品川駅進入.左右に分岐する線路があるが,分岐器はいずれも,普通の車輛のためではなく保線車輛用の,いわゆる乗り越しポイントである.
ホームから見た,駅到着の京浜東北南行き電車.真新しい線路とピカピカの架線柱.新線って,やっぱりなんだかワクワクする.
2枚目の写真と比べば,なにがどう変ったのかが一目で判る.出発信号機の“×”印は旧線側に移動した.
この区間の線路付け替えは,このあと京浜東北北行き,山手線外回り,そして内回りの順に実施されることだろう.目を離さず,観察し続けたい.
※2018.07.22:一部語句修正