前回,地元である西武鉄道池袋線の日常を書いたのはいつだったか……調べてみたら,4月12日のことだった.
それから半年以上のご無沙汰になったが,なんだかんだと時間に追われてじっくりと観察している暇がなかったというのが理由の第一.そして,外観的に目を惹く変化に乏しかった(ように見えた)というのが第二の理由である.もちろんその間にも,6000系の主制御装置更新や室内燈のLED化は淡々と進められている.主制御装置の交換が済んでいないのは,ステンレス鋼製では第9編成(6109)を残すのみとなったようだ.そして,新特急車001系も発表され,現車も到着している.
日常の電車の,新たな動きに気付いたのは9月半ばのことだろうか.
まず,東京地下鉄10000系の先頭車に,新たなアンテナが設置されはじめた.従来の逆L字形アンテナに,JRで使われている上がややすぼまった円筒形のアンテナが2本加わったのだ.
フリーWi-Fiは鉄道車輛でも,少なくとも東京圏では急速に普及しはじめていて,例えばとれいん11月号のMODELERS FILEでご紹介した東京都営地下鉄5500形では,自局線内だけでなく京成線内走行中でも快適に使うことができた.
そういえばと思ってノートパソコンを拡げてみたことがあるが,少なくともその時には西武線内でもアクセス可能だった.
列車無線アンテナは,9月下旬だったかに,西武の30000系で,新型のアンテナが早着されているのに気付いた.なかなか写真を撮ることができなかったのだけれど,今回のブログでは是非!と思って,少し時間を作って練馬の駅で粘っていたら,ようやく撮影することができた.
写真は増結用2輛編成の第3編成,32203である.クローズアップを撮ろうと思ったのだが,まごまごしているうちに発車していってしまった.
もうちょっと粘っていたら,やってきたのは2連のトップナンバー.縦の柱の膨らみ方が変っているだけではなくて,シルエットも新しい.これもデジタル無線対応なのだろうか.他社線では感度向上をはかるため,2本のアンテナを建てることが多い(いまし方の東京地下鉄10000系もそう)だが,西武30000系では,増設はされていない.しなくても大丈夫なタイプなのだろうか.
そして今回最後が,6000系の主制御装置更新.さっき“淡々と進められ”としるしたばかりなのに,だが,実はアルミ合金製の6050番代では,試験的に交換された第6編成と第7編成を除いて工事が進んでいなかったのである.
第51編成の床下機器の塗装が美しくなっているのに気付いたのは,10月半ばだっただろうか.なにしろ固定10輛編成に縁の薄い僕である.なかなか捉まえることができなくて,ようやくおととい,12月4日の朝に,池袋行きの急行だか通勤急行で通過して行くこの編成を見かけたので,折り返してくるのを待って,練馬で撮影することができた.
6000系の主制御装置は,オリジナルでは2側(池袋線の所沢以西では南側)に取り付けられていたが,新型になって左右に振り分けられたので,観察が容易になったのはありがたい.
なお6000系6156編成の主制御装置箱は,40000系のMODELERS FILE関連として,とれいんの2017年4月号で紹介している.
001系の試運転開始も待ち遠しいきょうこの頃.また,日常の鉄道風景にも気配り目配りを続けたいと思う.
それから半年以上のご無沙汰になったが,なんだかんだと時間に追われてじっくりと観察している暇がなかったというのが理由の第一.そして,外観的に目を惹く変化に乏しかった(ように見えた)というのが第二の理由である.もちろんその間にも,6000系の主制御装置更新や室内燈のLED化は淡々と進められている.主制御装置の交換が済んでいないのは,ステンレス鋼製では第9編成(6109)を残すのみとなったようだ.そして,新特急車001系も発表され,現車も到着している.
日常の電車の,新たな動きに気付いたのは9月半ばのことだろうか.
まず,東京地下鉄10000系の先頭車に,新たなアンテナが設置されはじめた.従来の逆L字形アンテナに,JRで使われている上がややすぼまった円筒形のアンテナが2本加わったのだ.
練馬駅に停車中の第3編成所沢方先頭車10003.写真は今回のブログのために新たに撮影したもの.
横に回ってみると,増えたアンテナの様子がよく判る.デジタル列車無線への対応が始まったのだろうか.
変化はそれだけではなく,車内に新たなステッカーが加わった.それはフリーWi-Fiの案内.これまでも東京地下鉄駅構内ではフリーWi-Fiの電波が飛んでいてメールの送受信などに重宝していたのだが,これからは乗車中でも使うことができそうだ.フリーWi-Fiは鉄道車輛でも,少なくとも東京圏では急速に普及しはじめていて,例えばとれいん11月号のMODELERS FILEでご紹介した東京都営地下鉄5500形では,自局線内だけでなく京成線内走行中でも快適に使うことができた.
そういえばと思ってノートパソコンを拡げてみたことがあるが,少なくともその時には西武線内でもアクセス可能だった.
列車無線アンテナは,9月下旬だったかに,西武の30000系で,新型のアンテナが早着されているのに気付いた.なかなか写真を撮ることができなかったのだけれど,今回のブログでは是非!と思って,少し時間を作って練馬の駅で粘っていたら,ようやく撮影することができた.
写真は増結用2輛編成の第3編成,32203である.クローズアップを撮ろうと思ったのだが,まごまごしているうちに発車していってしまった.
もうちょっと粘っていたら,やってきたのは2連のトップナンバー.縦の柱の膨らみ方が変っているだけではなくて,シルエットも新しい.これもデジタル無線対応なのだろうか.他社線では感度向上をはかるため,2本のアンテナを建てることが多い(いまし方の東京地下鉄10000系もそう)だが,西武30000系では,増設はされていない.しなくても大丈夫なタイプなのだろうか.
そして今回最後が,6000系の主制御装置更新.さっき“淡々と進められ”としるしたばかりなのに,だが,実はアルミ合金製の6050番代では,試験的に交換された第6編成と第7編成を除いて工事が進んでいなかったのである.
第51編成の床下機器の塗装が美しくなっているのに気付いたのは,10月半ばだっただろうか.なにしろ固定10輛編成に縁の薄い僕である.なかなか捉まえることができなくて,ようやくおととい,12月4日の朝に,池袋行きの急行だか通勤急行で通過して行くこの編成を見かけたので,折り返してくるのを待って,練馬で撮影することができた.
練馬駅2番線に停車中の6151編成.小手指行きの準急.
これが新しい主制御装置の箱.6000系6156編成に取り付けられている,近年の三菱電機製フルSiC適用インバータ装置のそれと同様にみえるが,中味のことは,わからない.6000系の主制御装置は,オリジナルでは2側(池袋線の所沢以西では南側)に取り付けられていたが,新型になって左右に振り分けられたので,観察が容易になったのはありがたい.
なお6000系6156編成の主制御装置箱は,40000系のMODELERS FILE関連として,とれいんの2017年4月号で紹介している.
001系の試運転開始も待ち遠しいきょうこの頃.また,日常の鉄道風景にも気配り目配りを続けたいと思う.