気がつけば,もう師走も半ばに差し掛かった.年々歳々,時間の経つのが早……というのは禁句である.
 でも西武電車の観察レポートは,7月16日付けのここで,“東急電鉄5050系4105編成が10輛に戻った!&西武のLED前照燈事情”というタイトルをつけてお話してから,じっくりと観察する余裕がなかったのも,また事実である.
 その7月の話題に出てくるのが,前照燈のLED化であるわけだが,12月に入ってから,どうも数が増えているような気がしていた.そうしたら,まず先週の土曜日,お昼ご飯を食べようと江古田駅の踏切にいたら,やってきたのが20000系8連の第2編成だった.
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遮断竿が上がって発車してしまわないうちに…と焦ったら,少しブレてしまった.
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望遠レンズで撮ったクローズアップは,ブレなかった.でも電子ズームだから粒子(ではないけれど)が粗い.いつものコイト電工製花形であることが解るから,よしとしよう.

LED前照燈,少しずつ増えているのだなぁと思いつつ新年号の仕上げに精を出していた今週であるわけだが,今朝,出掛ける時に乗った30000系8連の38111編成が,LEDを輝かせてホームには行ってきたのである.そこで江古田の駅で降りる時にスナップしたのが,次にお目にかける写真.
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乗務員室扉横のロゴが“SEIBU”のまま残っている編成である.正面のナンバーがかすれているのが少し悲しいけれど,それはさておき,そのしたの前照燈は,コイト電工の花形であった.

頻度が下がっていたとはいうものの,折に触れスナップし続けている西武電車である.調べてみたら,この編成は6月28日にはまだ普通のシールドビームだったことが判った.その日は,20151の編成のLED前照燈を初めてちゃんと撮影した日でもあったわけだが.
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7月23日には10輛編成のトップナンバーのLED前照燈も撮影していた.これ,まだ報告していなかったようなのて,ここでご報告.

前照燈に気を取られていたら,ほぼ1年前の昨年12月6日に“2018年秋から冬への西武鉄道池袋線 列車無線アンテナ 新しい主制御装置”というタイトルでご紹介した,その後も何度か話題にした新型アンテナも,徐々に増えている様子であるのだ.でも,こちらは前照燈に比べて確認が難しいのがつらいところ.でも,地道に楽しむことにしよう.

西武“電車”ではなく,施設に限っていえば,11月7日に練馬駅のホームドアを報告した.
 その折にも記したが,西武鉄道からの発表によれば,2番ホームと3番ホームが12月ごろ,4番ホームが来年2月ごろの完成予定とのこと…….
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12月1日夕方の様子.3番ホームも躯体は取り付けが完了している.

列車無線アンテナよりは観察が容易であるホームドア.11月中旬には2番ホームへの躯体設置が終わり,12月5日の昼間に稼動開始となった.でもその日もその次の日も,撮影する機会が得らず、ようやく撮影できたのは、週明けの9日であった。
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8輛編成の2000系が停車している時には,手前のドアはちゃんと閉まっている.当たり前のことだけれど.向こう4番ホームの池袋行き(偶然にも手前の豊島園行き2077,池袋行きが2079と連番が並んだ)では,まだ稼動前だから全部のドアが開いたままである.

で、3番ホームへのドアは,今日の夕方現在ではまだ使用開始とはなっていなかった.
 さて,いつから動きはじめるのだろうか.

※2019.12.13:一部語句修正