知ってる人は知っている,かつて千駄ヶ谷の全郵政会館で開催されていた“スワップミート”を懐かしむ人々が集う,“スワップミート同窓会”が,今年も西武練馬駅前の“ココネリホール”で3月27日の日曜日に開催されました.

 昨年は第1回ということで,開場前から取材させていただいたのですが,今回は当会の「まったり楽しもう」というコンセプトに則り,ゆっくり午後から伺いました.あえてお宝戦線には参戦しなかったというわけですが,到着直後の会場は,ご覧のとおり“いい感じ”でした.

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そうは言っても,ゆっくり見られる分,細かい物にも目が行ってしまうわけで,思わずパーツを買い占めたい衝動にも駆られたりしましたが,そこはグッと堪えて,業者出展の新製品を見て回りました.ここでは一部のみですがご紹介しましょう.すべては本誌次号に掲載します.
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まずはアルモデルのHOn30“森林用Cタンク”です.昨年発売したNゲージCタンクのボイラーと下回りを利用してコストダウンを図りつつも,上手くまとめています.下回りは組立調整済みで,煙突が2種から選べる上回りは少量の接着剤だけで組めるとのこと.それで14,000円+税はお得じゃないでしょうか?
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このCタンクも似合いそうな“木造単線機関庫”は“Chitetsu Corporation”の製品.何とあの宮下洋一さんが立ち上げた新ブランドです.レーザーカットのキットですが,従来の製品と違うのは,柱や梁,そして壁の心材にベークライトを用いて,誰にでも真っ直ぐに,ガッチリと組めるよう工夫されていることです.同一設計で1/80と1/150の2スケールを予定していますが,発売時期,価格はまだ未定とのこと.期待しましょう.
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当会は新額堂さんが勧進元だけあって,軽便・ナロー系の方たちが多いのですが,16番ももちろんあります.思わず足を止めたのは“模型工房パーミル”のペーパーキットでした.今までは主にストラクチャーを発売していましたが,満を持して車輛にも進出.既に数種類の形式が並べられていましたが,中でも注目したのがSL銀河用客車(気動車)キハ141-700番代でした.車体はまぁ組めそうですが,問題は車体全体に散りばめられた星のイラストです.その難物をこの製品ではデカールにまとめて含まれているとのことです.それで4輛セット22,000円+税はお買い得感が高いです.これならちょっと欲しいかも.機関車がないけど…


お宝やジャンクを見せられずすみません.実際,我慢しちゃったんです.これから軍資金を貯めますから,来年もぜひ開催してくださいね〜!