今週の初め,二子玉川方面へ出かける用事ができた.せっかくなので少し時間に余裕を見て,二子新地のホームでしばし電車ウォッチング…….

長津田以外の東急電鉄田園都市線沿線に出掛けるのは,いつ以来だろうか.もしかしたら6020系Q-Seat車の取材帰りに,2000系5輛編成の試運転と遭遇したのが二子新地の駅だった.それ以来かもしれない.いや,なぜかその翌日にも出掛けていて,2020系の(多分)営業列車初乗りを果している.それが2018年の11月だから,2年と3ヵ月振りということになる.

久し振りに降り立った二子新地駅のホームは,様相が一変していた.ホームドアが完備していたのである.ホームドアはしかしこの駅だけのことではなく,今では大部分,あるいは全ての東急電鉄の駅で整備済みのようではある.
 安全確保という意味では喜ばしいことではあろう.けれど,僕にとっては,ホームで真横の写真を撮影することができなくなってしまったということでもあるから,嬉しくないという気持は,否定することができない(なんだか回りくどいいい方だ).
 しばらく佇んでいて気付いたことがもうひとつある.それは8500系の姿が激減したこと.大井町線には既に存在しておらず,田園都市線でも,2020系が主役の座を占めているように感じられた.やってくる編成の番号を観ても,
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2年3ヵ月前には,まだまだこの電車の姿を数多く見掛けたものである.ホームには既に安全柵はたっていた.写真の8630を含む編成は1978年製で,在来構造車体の最後の編成ということなのだが,まだ元気に走っているようである.2018-11-12
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さて今回,ホームはこんな状況だった.停まっている電車は大井町線の9000系9012.もうこの駅では真横写真を撮ることは叶わない.次に東急電車をたくさん撮らなければならない時には,どうしよう…….

と,思っていたら現在の主役である2020系が姿を見せた.先頭車の番号は2134.第14編成ということになる.8500系を見掛けなくなるのは,当然のことである.
 本誌の“甲種・特大運転情報”でもお伝えしている通り,2020系電車は総合車両製作所の新津事業所でも続々と落成し,既に20編成をこえているはずである.
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続いて2138の編成が現われた.屋根上のアンテナは,当初は準備工事だったが,ちゃんと2本立っている.

幸いにして対向列車が来なかったので中間車を含めて,いろいろ観察していたら,7号車2738の床下が,なんか,変.
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非常用梯子の左に“慣性軌道検測装置 データデポ収納箱”と記された箱があり,その右には地点情報検出装置のセンサーが取り付けられている.さらに右にはモニタリング装置本体と思われる箱が見える.

さて,そうなると思い出してしまうのがJR東日本の線路設備モニタリング装置であるが,形が全く異なる.
 東急電鉄でも5050系の5177編成に同種の名称が書かれた装置が取り付けられていたことも,思い浮かべることになる.しかし,その形はだいぶ異なっている.
 では,反対側面はどうなっているのか,気になってしょうがない.けれど,確かさっきの列車の行き先は南栗橋だった.入庫という可能性もあるけれど,きっと折り返してくるだろう.けれど,その頃には日が暮れてしまいそう,ならば,東武線内まで出掛けて待ち構えるしかない……そんな時間は……やりくりするしかない.

ということでやってきた東武鉄道の草加駅.
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日比谷線は,すっかり東京地下鉄13000系と東武鉄道70000系に統一された.のみならず,70090型というバリエーションまで登場している.そしてここでも列車無線の誘導無線から空間波への切り替え工事が進んでいて,アンテナが増えている.

横勝ちに観察するには反対側ホームで待機するのがよいわけだが,日比谷線車輛が頻繁に折り返して引き上げ線にやってくるから,かぶさるのが怖い.
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地点情報検出装置のセンサーは見えなかったけれど,非常用梯子の奥には,確かに機器箱が見える.装備されない.この編成が現われる前に到着s地a2020系では,梯子の奥に箱は,なかった.

詳しいことは,まだなにも発表されていないから不明だけれど,とりあえず,普通の人でも目にみえるところで,東急電鉄での線路設備モニタリングに新しい動きが見えてきたわけである.
 そういえば,5050系の装置はどうなったのか…….