2月21日に営業運転を開始した,東京地下鉄の17000系電車.その概要は昨年8月13日のここで報道公開の模様をお伝えした.
 事務所と自宅との往復の途上で遭遇しないか,楽しみにしていたのだけれど,一向に僕の目の前に姿を現わしてくれなかった.実現したのは,ようやく今週初めのこと.石神井公園に用事があって出掛けた帰り道,“なにか来ないかなぁ”と,所沢方ホーム端に立っていたら,いつもとちょっと違う光が遠くにみえた.これは……と思ってコンパクトカメラを構えたら…….
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17000系だった.それも第1編成.色の印象から,ちょっと10000系に似ているように見えなくもない.正面の非常扉は16000系の中期車以降と同じように片方へ寄せられていることと,列車種別・行先表示が大きくなっているのが,10000系との識別点となる.左手の,引き上げ線にいる10000系との顔並びを撮れると思ったら,ホームへ入構してきてしまった.ちょっと残念.

報道公開では車内の観察もしてはいるのだけれど,営業運転に本線で乗るというのは,また別の体験.本来ならば僕が降りる駅には停まらないのだから乗ってはいけない“準急”なのだけれど.気がついたら電車の中にいた.

真っ先に目に入るのは,報道公開でのレポートでも記しているとおり,鮮やかなカラシ色の腰掛背擦りの表地である.だけど今日はお客様がたくさん乗っているから,迂闊に撮影することはできない.
 そこで,飛び乗った…駆け込みということではない…のが最後尾ということもあって,“後方かぶりつき”に専念することに.
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練馬高野台を通過する時点で,既に時速102キロに達していた.コンソールの右手には縦に白い東京地下鉄線内用送話器が,その上に横置きで東武,西武,東急,横浜高速線用の送話器が置かれている.左手のモニターには速度計が,中央のモニターには車掌用の情報が表示されている.右手のモニターにはなにも表示されていなかった.

さらにそのまま乗っていきたかったのだけれど,我慢して練馬で降りる.発車までのつかの間に,前頭部…今日は最後尾だけれど…を少し観察.
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ライトケース.花形LLEDの横には径の小さな補助前照燈が取り付けられている.10000系にはない,アクセサリーである.
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屋根上のアンテナ群.中央の逆L形が西武,東武,東急,横浜高速線用アンテナで,それを挟むように2基取り付けられている円筒形が東京地下鉄用ということになる.

17000系電車は,既に4編成が落成しているはずである.残りの3本と遭遇できるのは,いつになるだろうか.いや,これから,どんどん増えて行くわけではあるのだけれど.

それで,最後に少し[オマケ]
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東急電鉄5050系5076編成.サハ5576にsustina構体を組み込んだ編成である.今年の1月下旬あたりにアンテナを増設した姿を見た記憶があるのだけれど,ようやく捉まえることができたのが,先週末のことだった.

これによって,アトランダムに進んでいるように見える5050形へのアンテナ増設工事だが,5050系ではは5060番代後半の何編成かと,最終グループというか追加製造分の5177編成を残すだけとなったようである.5178は新形のデジタルアナログ両用のアンテナだから.
 そうすると,そろそろ5000系と4000番代への取り付けが始まるのだろうか.まだまだ“上を向いて歩こう”が続くことになる.