8月7日,東京地下鉄半蔵門線の新形車18000系が営業運転を開始した.
 折からのCOVID-19感染拡大防止による制限と,オリンピック会期中の警戒態勢下ということがあって,セレモニーもなく静かな営業運転開始だった.
 各地のウォッチャーのレポートによれば,鷺沼から中央林間に向かい,折り返しは押上行きだったが,2往復目は東武鉄道の久喜行きになったとか.

既に6月10日付のここで記している通り,報道公開でその姿は見ているものの,沿線風景とともに観察するというのも,今後の記事作成に際して,大切なこと.
 すぐにでも見に行きたかったけれど,今月発売号の編集作業がお盆進行で…….ようやく昨日の午後,長津田方面への用事にかこつけて少し時間を捻出し,沿線で待ち受けてみた.

待ち構えたのは,つくし野とすずかけ台の間.かろうじて10輛編成がストレートでおさまった記憶があったものだから……
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最初にやってきたのは8500系の8530編成.あれ?後ろが架線柱で隠れてしまっている.ちょっとポジションが違ったかな?

この8530編成は,今年2月25日付けのここで田園都市線をほんのちょっと覗き見たレポートの時にも話題にした.写真は2018年11月に撮影したもので,“まだ元気に走っているようである”とだけ,記している.
 今回は,本当の“最新の姿”である.
 あの時はまた,渋谷方先頭車8630を南側から見た写真だった.今回は中央林間方先頭車で北側(この場所だと西側だけれど)である.ちょうど対角線状ということになる.

通過して行く他の車輛も観察していたが,5000系のアンテナ増設も進んでいるようであった.
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遭遇したのは第7編成.東横線の5050系と同様,これまでの逆L形アンテナに加えて.円筒形アンテナが2本立っている.台座にはボルト頭と板が見えるから,新しくベースを用意したのだろう.次のチャンスには上から観察してみなければ.

信号関係だろうか機器箱に少し邪魔されるものの,架線柱に遮られることなく10輛を見渡せる場所も確保して待つことしばし……14時すぎに,18000系はやってきた.
が,しかし.
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背後からのモーター音に嫌な予感はした.結果はご覧の通り…….


東急電鉄の6000系という電車は,好きな電車である.けれどこの時ばかりは…….これが東京地下鉄8000系だったならば,新旧の出会いということでサマになったのかもしれないけれど.

18000系の中央林間からの折り返しは,さっきの場所の少しすずかけ台寄りの道路橋から屋根上を撮影した.その後は中央林間行き列車の先頭部が夕日に映えるはずの場所…つくし野と長津田の間に移動して,やってくる電車の記録に勤しむことにした.なにしろ18000系は南栗橋まで行ってしまったから…….
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東京地下鉄8000系である.これから続々と数を減らして行くに違いない.

それにしても写真の8011編成は,いわゆる3色LEDだけれど,フルカラーLEDに換装されている率が高いように思う.どんな基準で廃車の順番は決まるのだろうか.まぁ,常識的には単純に検査期限の切れる編成から,ということなのだろうけれど.

日没までにはまだ間があるけど,少し雲が出てきた.そろそろ切り上げようかと思っていたら,2020系の2046編成が姿を見せた.僕にとっては初見参の新顔である.
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うっかりとシャッタースピードを1/1,000秒で撮影してしまった.3色LEDでは気にならなくても(なるけれど),フルカラーだとやっぱりちょっと,である.

ということで,折り返してくるのを待つことにした.今度は1/400秒にしてみた.
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今度はちゃんと写った.向うを行くのは東京地下鉄8000系8112の編成.やってくるのが2020形でなくて18000系だったらば…….

これからしばらくの間,田園都市線通いが続くのだろうか.