“ひたすら怠惰に”乗っているわけではないものの,常に用意周到注意万端に構えているわけでもない,朝夕の通勤電車.
 9月10日のここで,西武鉄道20000系電車へのフルカラーLED搭載をお伝えした後,他の20000系に変化はないものかと,そのぐらいの注意は払っていた僕である.
  でも,多いようで実はそれほどの勢力はない20000系,毎日出会うことができるわけではない.遭遇したとしても,常に撮影できる状態にあるわけでもな い.そんな中,今月に入ってすぐぐらいに,8輛編成の20000系でフルカラーLED状態の20000系を見掛けたような気がしたのだけれど,番号を確認 することすら叶わなかった.そしてその後は出会うことができていない.

一方,通風器が失われつつある2000系で あるが,新宿線方面では旧2000系が続々と横瀬に移動し,廃車解体待ち状態だという話も伝わってきているものの,僕の日常では他の世界の話.それより, 以前に比べて2連の2000系を目にする機会が減っているような気がする.新宿線で廃車対象となっている旧2000系は6連ばかりのようだから,4+2で 6連の運用を組むために転属しているのだろうか…….
 その一方,4連×2の運用を目にすることが,多いような気もする.お目にかける写真は,昨日の帰宅時,江古田駅で撮影した,池袋方から2602…2501+2604…2503.同じ編成は5日前にも目撃した.単に検査の都合なのかどうなのか.
 数が減った2連と組んで10連で走れば,往年の101系4+4+2の10輛編成を彷彿させることになるわけだが.

前里-20151217-01
写真手前が所沢方でクモハ2503.パンタ台は健在だが,隣のモハ2502に通風器はない.この編成そのものは,ペアを組むクモハ2501…の編成とともに,ずっと池袋線所属であるわけだが.

前里-20151217-02
12日夕刻の同編成.画面左がクハ2604,右がクモハ2501.クハ2604の屋根に通風器は見えない.