今,令和4年最初のブログを書いている今,我が家の回りは銀世界.もちろん本当の雪国に比べれば,ままごとのようなものだけれど.

雪!となれば,途端にはしゃいでカメラを持ち出す僻は,何時までたっても癒りそうにない.今日も今日とて,帰宅途上の西武線練馬駅でひとときを過ごしたことである.
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30000系8連の第12編成による池袋行きと,同じ30000系8連第4編成プラス2連第4編成による飯能行き快速の出会い.LEDの白い光が,雪の白さを際立たせてくれた.

Laviewこと001系の電球色LEDも,また違った趣きを醸し出していたが,撮影は,タイミングを失してしまった.次の機会には…….

と,夜の雪景色を楽しんでいるうちに姿を見せた池袋行き快速の30000系.運転室の横を見れば,CIマークの下に“SEIBU”の文字.正面の車号を見れば38808…….
 去年最後の…まだ1週間前だけれど…ここで話題になった,新宿線から移籍してきた編成のうちの1本だった.
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連結器周辺に雪の薄化粧を施され,2連を従えた10連で池袋へ向かう.向うへ走り去るのは40000系の最新第7編成の小手指行き準急.

もっと夜の雪と電車をテーマのスナップを楽しみたかったのだけれど,なにやら“降雪に伴い電車に遅れが…”発生しはじめたので,ちょっと後ろ髪を引かれつつ,家路についた.
 このまま降り続いたら,あしたの朝はどうなるのだろうか.晴れてくれたなら,一眼レフを持ち出そうか……などと,交通事業者の皆さんのご功労をよそに,ちょっと心が弾むのだった.

さて,年越しの一週間も,月刊誌編集に携わるものの宿命として,相変わらず慌ただしいものではあったが,前回記した通り,ほんの少しは“区切り”をつけることもできた.いうまでもなくお節と雑煮とお酒と…….
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元旦,目の前に現われたのは沼津桃中軒の三段.

10年ほど前にここで紹介したような気もしたのだが,検索しても出てこない…….
 桃中軒といえば,ご存じの方も多いだろう,沼津駅の老舗…を通り過ぎて草分けのひとつといえる駅弁屋さんである.この店の名前を関した浪曲師の物語も,ある.中学生のころ,毎日グラフかアサヒグラフに登場した沼津駅の物語に登場したのが,このお店を知った最初だと思う.
 感心したのは,お重に,発泡スチロールなどではなく,本当の木を使っていることや,飾りを兼ねた仕切の葉っぱ…葉蘭というのだそうだが…がプラスチック製ではなく,本物の葉っぱだったりすること.いや,おいしいのは,もちろん大前提.

なんで今年のお節が沼津なのかといえば,それは昨年春に,元沼津機関区勤務の山梨孝夫さんと幸夫さん兄弟の手によって,静岡新聞から“国鉄沼津機関区の百年”が刊行されたから.そして,その刊行に際して,ほんの少しばかり,お手伝いすることができたことによる.
 この本については,とれいんの昨年6月号“BOOKS”でもご紹介したから,ご記憶の方も多いだろう.ちなみにModels IMON書泉グランデなどでも取り扱っている.定価は税込み5,500円である.

続いては雑煮.僕が上方出身なのだから,味噌仕立てに丸餅,そしてかしわという取り合わせだろうと思われた方があるかもしれないが,残念ながらそれは少し外れ.なぜなら,味噌ではなく澄ましだから.我が家の雑煮は,なぜか子供のころからそうだった.
 結婚してからは,東京生まれである奥方の好みで切り餅がほとんど,というか,かつて東京で丸餅を見付けるのは,簡単ではなかった.
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今年の雑煮.ちゃんと丸餅である.それもなぜか紅白.

近年は近所でも年末になると丸餅を扱う店が増えたような気がする.だから少し選択の余地があって,今回買って来たのは,余目町農業協同組合製.
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そして合わせるお酒.左は大館の北鹿という酒蔵の“北秋田”.右は盛岡のあさ開という酒蔵の“十八(とおあまりやっつ)”.

これまで見たことがなかったのが,右側の“十八”.なにしろワインのような色,栓を抜いたとたんに拡がる独特の香り……仕込みに日本酒を使っているという製法にも惹かれるところ大,なのだが,餅も含めての共通点は,東北.
 となれば,勘のよい読者は“レイルの最新刊!”と気づかれるだろう.

表紙にも採り上げた煙室延長C51を含む,昭和10年代の東北地方におけるC51の活躍振りを撮影された佐藤 久さんに“あやかった”.

佐藤さんの蒸機グラフはC51に止まらず,まだまだ続く予定.今月発売予定のNo.121では,昭和10年代東北地方に棲息していた古典蒸機と私鉄路線の機関車と情景をお目にかける音になっている.
 とれいんでの広告では後に鉄道省矢島線となる横荘鉄道の列車風景をお目にかけているから,ここでは鉄道省機をご覧いただこう.
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秋田駅構内で入換作業に勤しむ8850形8863.ボルジッヒではなく川崎造船所製だが,3軸固定の炭水車をみなければ,区別はつきづらい.昭和10年頃の姿だろう.写真:佐藤 久

新しい話題の提供,歴史的できごとの記録,どちらも大切だと思う.

今年も,僕の限られた時間と能力を,できるかぎり使って皆さんと一緒に楽しみながらお届けしたい.ご支援ご協力を賜りますよう,お願いします.