“今,令和4年最初のブログを書いている今,我が家の回りは銀世界.もちろん本当の雪国に比べれば,ままごとのようなものだけれど.”
と書き出したのは,ことし最初,1月6日付けの,ここだった.
それから僅か1ヵ月,再びの,“今,我が家の回りは銀世界”となった.
朝のうちは,まだミゾレまじりの雨だった.それでも所沢以西では盛んに雪が降っているようだったので,江古田駅東側の,いつもの場所で電車を待ち構えてみた
そうしたらやってきた,飯能始発の通勤急行は,連結器やスカートにうっすらと雪をまとわりつかせていた.車輛は2075の編成.
あれ?と思われた方は,とれいんと,このブログの愛読者である.
長年,池袋線で働いていたのが昨年末近くになって新宿線に移動した3編成のうちの1本である.
けれど,1月末頃には2069の編成が舞い戻っているのを目撃していた.その後,2091も,そしてこの2091も乗ったり見たりすることになった.一方で新宿線からやってきたはずの30000系3本は,そういわれてみれば見掛けなくなった,ような,気がしていた.いや,目の前に見えるものは確認できるけれど,とりあえず見えないものを“去った”と断定することは,できないのである.
1月末以来,気になって,駅前に出掛ける用事ができて,少しでも時間に余裕がある時には,いつもの場所で少し待って見たりしているのだけれど,待ち構えていると,姿を見せてくれない.
ようやく今週の初め,2069と2091を撮影することができた.お目にかけるのは2069である.
“池袋”の表示が,古巣に戻った,なによりの証である.
そして今日,お昼を過ぎた頃から,ミゾレは急速に雪となり,またたく間に事務所前の道路は真っ白になった.
仕事の区切りがついたので,早めに自宅作業に移行することとして江古田の駅に向かったら,現われたのは……
貫通扉に雪が貼りつき,貫通扉窓のワイパーが役にたっている様子の未更新2000系による準急.車号を見たら2096.ということは,いわゆる2095の編成である.
行先・列車種別が幕式だったり,補助電源装置が最後まで電動発電機だった2063の廃車と引き換えに新宿線から移籍した編成である.こちらは,すっかり池袋線に棲みついたようた.
間もなくやってきた所沢方面行きが2000系の豊島園行きだったから,雪と2000系の取り合わせを撮れるかも…と,向かった練馬駅.
正月には池袋方の情景だったから,今度は所沢方でスナップすることにした.
豊島園からの急勾配を,ゆっくりと登ってきた2091の編成である.
これで3編成全部をご紹介することができたことになる.
2000系を待つ間には,こんなシーンも展開した.発車して行くのは東京地下鉄17000系8輛編成の第8編成.勾配を下りつつある豊島線の2000系と,まさに到着せんとする池袋行き30000系が共演してくれた.
12月30日付けのブログに登場したのは第4編成で,その時に“なかなか遭遇させてもらえない.既に第9編成まで搬入されているはずなのに”と記したのが,ようやく,ほぼ最新まで辿り着いた.もっとも,まだ全編成を記録できたわけではない.
乗り入れてくる東急電車にも,5050系の60番代後半のうち1本に残っていた新形列車無線アンテナ未装備編成を見掛けなくなったし,さらに乗務員室との仕切壁の窓が埋め込まれた編成が出現しているのも見掛けている.
興味の対象は尽きることがないが,まずは,明日の朝にこの雪がどうなっているかが最大の関心事である,今の僕である.
最後になりましたが,日本中で雪への対応に追われている関係の皆さま,とりわけ交通事業に従事しておられる方々には,心から感謝しています.どうぞお身体には充分気をつけてくださいませ.
と書き出したのは,ことし最初,1月6日付けの,ここだった.
それから僅か1ヵ月,再びの,“今,我が家の回りは銀世界”となった.
朝のうちは,まだミゾレまじりの雨だった.それでも所沢以西では盛んに雪が降っているようだったので,江古田駅東側の,いつもの場所で電車を待ち構えてみた
そうしたらやってきた,飯能始発の通勤急行は,連結器やスカートにうっすらと雪をまとわりつかせていた.車輛は2075の編成.
あれ?と思われた方は,とれいんと,このブログの愛読者である.
長年,池袋線で働いていたのが昨年末近くになって新宿線に移動した3編成のうちの1本である.
けれど,1月末頃には2069の編成が舞い戻っているのを目撃していた.その後,2091も,そしてこの2091も乗ったり見たりすることになった.一方で新宿線からやってきたはずの30000系3本は,そういわれてみれば見掛けなくなった,ような,気がしていた.いや,目の前に見えるものは確認できるけれど,とりあえず見えないものを“去った”と断定することは,できないのである.
1月末以来,気になって,駅前に出掛ける用事ができて,少しでも時間に余裕がある時には,いつもの場所で少し待って見たりしているのだけれど,待ち構えていると,姿を見せてくれない.
ようやく今週の初め,2069と2091を撮影することができた.お目にかけるのは2069である.
“池袋”の表示が,古巣に戻った,なによりの証である.
それにしても,この移動劇,本当はどのような筋書きだったのだろうか.西武鉄道ではもともと,短期間の貸し出しなどが頻繁に行なわれはしているのだけれど,それにしても…….池袋線にたくさん在籍する30000系の2輛編成を,さらに活用するための30000系移籍であり,新宿線に集中している2000系の2連の運用効率を上げるために2000系を新宿線へ移籍したのかと,すっかり思い込んでいた僕である.12月30日付けのここでも,2月号のMODELERS FILE“西武鉄道2000N系 姿を消した池袋線の特異編成”でも,付随するトピックスとして採り上げたのに…….
というのが,2075という車号に反応した方に“とれいん愛読者認定”を差し上げた,理由である.そして今日,お昼を過ぎた頃から,ミゾレは急速に雪となり,またたく間に事務所前の道路は真っ白になった.
仕事の区切りがついたので,早めに自宅作業に移行することとして江古田の駅に向かったら,現われたのは……
貫通扉に雪が貼りつき,貫通扉窓のワイパーが役にたっている様子の未更新2000系による準急.車号を見たら2096.ということは,いわゆる2095の編成である.
行先・列車種別が幕式だったり,補助電源装置が最後まで電動発電機だった2063の廃車と引き換えに新宿線から移籍した編成である.こちらは,すっかり池袋線に棲みついたようた.
間もなくやってきた所沢方面行きが2000系の豊島園行きだったから,雪と2000系の取り合わせを撮れるかも…と,向かった練馬駅.
正月には池袋方の情景だったから,今度は所沢方でスナップすることにした.
豊島園からの急勾配を,ゆっくりと登ってきた2091の編成である.
これで3編成全部をご紹介することができたことになる.
2000系を待つ間には,こんなシーンも展開した.発車して行くのは東京地下鉄17000系8輛編成の第8編成.勾配を下りつつある豊島線の2000系と,まさに到着せんとする池袋行き30000系が共演してくれた.
12月30日付けのブログに登場したのは第4編成で,その時に“なかなか遭遇させてもらえない.既に第9編成まで搬入されているはずなのに”と記したのが,ようやく,ほぼ最新まで辿り着いた.もっとも,まだ全編成を記録できたわけではない.
乗り入れてくる東急電車にも,5050系の60番代後半のうち1本に残っていた新形列車無線アンテナ未装備編成を見掛けなくなったし,さらに乗務員室との仕切壁の窓が埋め込まれた編成が出現しているのも見掛けている.
興味の対象は尽きることがないが,まずは,明日の朝にこの雪がどうなっているかが最大の関心事である,今の僕である.
最後になりましたが,日本中で雪への対応に追われている関係の皆さま,とりわけ交通事業に従事しておられる方々には,心から感謝しています.どうぞお身体には充分気をつけてくださいませ.