とれいん5月号の“伝言板”でもご案内した通り,今日から東京池袋の“ギャラリー 路草”で,慶應義塾大学鉄研三田会の写真展が始まった.
COVID-19騒ぎのあおりで,この2年ほど,写真展の開催が激減してしまっていた.それがこのところ,ようやく復活の兆しが見えてきたように感じるのは,気のせいではないだろう.
ということで,僕も久し振りの写真展観覧を楽しんできた次第.
会場は東京池袋,東口にある“Gallery 路草 路(東久ビル東五号館)”.そう,西武鉄道クハ2098や京急デハ812-6,東急デハ7702の先頭部が置かれているビルである.ギャラリーは,その14階にある.
数えて29回目となった,鉄研三田会の写真展.今年の内容は,どうだろうか……
受付付近から,適度にパーティションで仕切られた会場を一望する.順路は画面右側から反時計回りが推奨.
受け付けのすぐ右側には懐かしの蒸気機関車風景が並ぶが,その一面を過ぎると同じ機関車でも電機やディーセル機,そして電車や気動車が織り成す情景が主役となる.
外国の鉄道情景の比率が高いのも,鉄研三田会写真展の特徴のひとつかもしれない.台湾鉄路から欧州の電機や蒸機,路面電車の作品が並んだ一角.
最終コーナーは,想い出の都電風景.会場の地元である池袋東口をはじめとする,都内各ポイントを巡る.
第29回鉄研三田会写真展
■開催日時
2022年5月19日(木)~24日(火)
11時~19時(最終日は16時まで)
■場所
藤久ビル東五号館(電車のあるビル)14階ギャラリー路草 路
東京都豊島区南池袋2-25-5
TEL.03-5843-3371
この会場ではこのあと,6月30日から7月5日まで,早稲田大学鉄道研究会70周年記念 稲門鉄道研究会第7回写真展“鉄路の記憶2022”が開催される.こちらも楽しみ!