怒涛の報道公開ラッシュは,まだ続いている.先週は,すでに一部のネットメディアでは報じられている,JR東海のハイブリッド特急車HC85系量産車のお披露目があったし,今週もまた…….
 そんな中で,久し振りに地元の話題.西武新宿線の旧2000系については,読者である池添さんの助けをお借りして5月12日のここで採り上げたけれど,自分自身の“みたまま記録”は,2月10日付けのここでの“西武鉄道池袋線の新2000系 最新の動きと 雪!”以来ではないだろうか.乗り入れてくる他社の電車の,池袋線内での話題は……もしかしたら年末のここでの“今年の締めくくりの西武電車観察”が,一番の最近なのかも.
 ということで,今回の最初は東京地下鉄17000系8輛編成の話題.年末のエントリで,“既に第9編成まで搬入されているはずなのに.”と愚痴をこぼした僕だが,その後もやっぱり,なかなか遭遇できない……と,思っていたら,つい昨日の夕方,石神井公園に向かうために乗ったのが,第13編成だった.
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しかも折よく石神井公園行きだったので,手早く用事を済ませて,折り返しを待って,撮影することができた.まぁ,他の8輛編成と比べて,変化した個所はなさそうだけれど,こうやって少しでも触れてゆくと,新たに10輛編成との相違を気づかされることにもなる.ちなみにこの8輛編成17000系は,既に予定数の15本全部が納入済みである.その全てにお目にかかることができるのは,いつのことだろうか.

それでは家に帰ろう,と,ホームを移動したら,到着した保谷行きが東急5050系だった……なんかヘッドマークをつけていると思ったら,“東急100周年特別ラッピング編成”だった.4月に走り始めてからひと月ちょっとでの邂逅であった.
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ラッピングの基本は,報道公開で紹介した目黒線3020系と変わりはなさそうである.でも,反対ホームだから,客室がどうなっているのかの観察は,おあずけ…….
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ヘッドマーク(列車の後尾だからテールマークだけれど)の拡大である.

“今日はついてる!”と思いつつ乗った電車は東急5050系4000番代第8編成(長いっ).そういえば先日乗った4000番代の別編成では,5050系60番代後半の一部編成と同じく運転室仕切り窓の車掌側を埋め込み改造していた.その改造については4月21日付けのここ“東急電鉄初代5000系の里帰りと現5050系の話題”で紹介している.この編成はどうだろうと編成端に移動してみたら,この第8編成はオリジナルを保っていた.
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お客さんが乗っていたので,ちょっと妙なトリミングになっているのはご勘弁を.
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こちらもお客さんを隠すため苦肉のトリミング.しかも2枚継ぎ合わせである.4111という編成は,8輛編成に中間車を足して10輛化した,4000番代の“最新”である.運転席背面櫛桁に箱が新設されているのも変化のひとつである.2022-5-6

そういえば,この運転室との仕切り窓を埋める改造を写すことができたというエントリは,同時に初代5000系の里帰りを報じるエントリでもあった.一昨日のインターネットニュースを見ていたら,長野の屋代で積み込み作業が行なわれたという記事を発見した.これもまた,楽しみなことである.