昨日のここで,
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そういえば,この運転室との仕切り窓を埋める改造を写すことができたというエントリは,同時に初代5000系の里帰りを報じるエントリでもあった.一昨日のインターネットニュースを見ていたら,長野の屋代で積み込み作業が行なわれたという記事を発見した.これもまた,楽しみなことである.
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と締めくくった.

そして今日の未明,2時6分に,元東急電鉄デハ5015は,66年ぶりに里帰りを果たした.総合車両製作所のご厚意でそのシーンを撮影し,ついさきほど,帰宅したばかり.まずは速報をお伝えする次第.
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トレーラーに載せられ,雨が降りしきる中でたたずむたデハ5015.長野電鉄モハ2510.でも,これだけでは横浜で撮影されたのか,途中の休憩所での撮影なのか,判らないではないかとおっしゃる,そこのあなた.次の写真を,とくとご覧いただこう.
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29年前に上田交通から里帰りしたデハ5201との出逢いである.これで納得していただけたものと,思う.デハ5201の行先札挿には,“祝 里帰り お兄ちゃん お帰りなさい”という,心尽くしの特製札が掲出されている.

そういえば29年前,このデハ5201とデハ5001が里帰りした時には,上田から長津田までの行程を追跡レポートしたのだった.思えば長い歳月が経ったものである…….

このデハ5015,これから社内で復元整備が実施されることになる.具体的なスケジュールや,どのような姿になるのか,未確定の部分も多く,楽しみにしていただきたいとのこと.本当に,楽しみなことである.