今年は“京王の電車・バス開業100周年”.それにちなんで京王電鉄では記念事業を展開しているが,その中で目玉のひとつとして注目されていた“京王れーるランド”が10月10日にオープンする.
 今日はそれに先立って報道関係者向けの内覧会が催されたので,まずは概要を速報.

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京王動物園線の多摩動物公園駅を出ると,歴代京王電車がずらっと並んでお出迎え.いやそれ以前,電車を降りたらすぐ,ホーム左手に6772の前頭部が鎮座する建物を発見することになるが.

大 きな上屋の下に展示されているのは6000系デハ6400形6438,3100系クハ3700形3719,5000系クハ5700形5728,デハ 2010形2015,デハ2400形2410の6輛.いずれも綺麗に整備され,丁寧な説明板が添えられていて,京王ファンでなくても,来歴をきっちりと知 ることができる.これらのうち6728と2015,そして2410の3輛は客室も見学できるようになっているし,それ以外の2輛も,間近に寄って細部まで 観察することができるのが嬉しい.

とはいえ,“玄関”は,改札を出て右側の,さきほど6772が見えた建物にある.入場料は3歳以上一律で “1日”250円(別料金が必要なコンテンツもある).券売機で入場券を購入し,自動改札を通ってすぐに展開される風景は,右手にバスの展示と電車の運転 シミュレーター,左手に大パノラマレイアウトと車掌体験コーナー.

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メインエントランス.左にみえるミュージアムショップの向こうに,2階への階段がある.2階の階段左にはプラレールコーナー,子供向けに鉄道をアレンジした ミニアスレチックコーナー,クイズコーナー,過去のヘッドマークなどを集めたコレクションギャラリーが展開.階段の右手に進めばテラスに出ることができ て,屋外展示の車輛たちを上から一望できる

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大パノラマレイアウトでは1回100円で模型の運転を体験することができる.マスコンとブレーキ弁を握るのは,特にモデルになっていただいた,京王電鉄鉄道営業部の加野課長.ありがとうございました.

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2階奥の光景.画面左は,液晶画面に現われるクイズを次々に解いて京王電車に対する知識度を点数で知ることができる,クイズコーナー.程度に応じてコースを選ぶことが可能.その奥には古のヘッドマークやナンバープレートや制服類を展示するコレクションギャラリー.

さてこの“京王れーるランド”,オープンは最初に記した通り10月10日の9時半に開館する.定休日は毎週水曜日と年末年始.水曜日が祝祭日の場合は翌日が休業となる.

10月10日から14日までは,盛り沢山のオープニングイベントが企画されている.
10日の9時15分には駅前広場でくす玉割りや着ぐるみによる出迎え,京王電鉄のマスコット“プラットガール”が登場するなどのイベントが開催される.
  12日から14日の3日間は,11時半から13時までの間,多摩動物公園駅の1番線にれーるランド開業記念のヘッドマークを取り付けた電車を留置して撮影 会を実施する.予定では12日と14日が8000系10連,13日が7000系10連.途中,往年のヘッドマークへの付け替えも実施されるという.
 特製の記念入場券も用意される

そして10日には,今回整備保存された車輛のうち,2400形2410の“鉄道コレクション”がれーるランド内で発売される.10,000個限定で通信販売などは行なわない.また現地でも一人5個以内に販売が制限される.価格は税込みで1,100円.これは京王ファンには見逃せないことだろう.

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2410の鉄道コレクション.“京王れーるランド展示車両シリーズ第一段”と銘打たれているので,今後も順に他の4輛が発売されることだろう.本製品には展示用レールが含まれる.

※2013.10.04:一部誤記修正