8月8日のここで完成まであとひと息の状態をお伝えしたmAAch ecute 神田万世橋が,いよいよ今週の土曜日14日にオープンを迎える.その直前の内覧会にお招きいただいたので,なにはさておき,駆けつけてきた.

その概要は既にお話した通り.今日は,7月には工事中だった部分をいち早く見たい,というのが目的.

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最初は,高架橋の御茶ノ水方から3番目のスペースに開業した“ポポンデッタ”.来春までの期間限定営業ではあるが.

次に向かったのが旧万世橋駅ホーム.展望デッキには“発掘”された旧駅のレール製柱の一部がオブジェとして置かれた.
 カフェ・バーは素敵な雰囲気で完成していた.カウンターと厨房の関係は食堂車やサハシ153の雰囲気でしょ?とは鉄道文化財団担当者Hさんのお言葉.

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“N3331”という店名のカフェ・バー.地元の芸術活動団体が運営する.営業は午前11時から.夜は月~土が午後11時まで,日・祝日が午後9時までというから,昼はカフェとして,夜はバーとして楽しむことができる

7月には工事中だった1935階段と1912階段はすっかり完成していた.オリジナルと現代の奇妙な取り合わせは,このmAAch equte 神田万世橋の全体に貫かれているモチーフだが,それはこれらの階段にも現出している.

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左は1912階段.一番上の3段はオリジナルに合わせて踏面(ふみづら)を石で再構築した.色合いをあえて古めかしくしなかったのは東京駅丸の内駅舎と同じ 主張.右はコンクリート造りの1935階段.滑り止めがきらびやか.側壁のタイルは原則オリジナルだが,傷みの激しい部分は新調された.色味の違いでその 区別は容易.

1935階段の上がり口近くには,大きな液晶ディスプレイで万世橋とその周辺の鉄道の歴史が語られている.画面をさわることによって,画像を拡大したり,特定の話題をピックアップしたりすることも可能.

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1935階段の途中から見た1階.カフェ,ベーカリー,雑貨インテリア・ファッションのお店が展開しているが,僕たちの目はタイルと煉瓦の絶妙な取り合わせ,そして旧ホームを支えているガーダーに向かう.

交通博物館の時代に御料車が展示されていた辺り(ゾーン番号N8付近)は,この商業施設の事業主体であるJR 東日本ステーションリテイリングが企画展開するスペースなのだが,その一角には“LIBRARY”と名付けられたコーナーがある.そこでは東日本鉄道文化財団の監修による神田や万世橋に関する資料類を,デジタルで閲覧することができるほか,復刻風絵葉書などのグッズも販売されていて,僕たちには見逃すことができない空間となっている.

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特製万世橋駅絵葉書は10枚組みで1,570円.画面左にみえるのは復刻された昭和7/1932年当時の万世橋駅スタンプ.

これから10月14日の鉄道記念日……鉄道の日に向けて,各ショップではさまざまなイベントを企画している.当分の間,ちょっと目が離せないエリアになりそうだ.万世橋は.

※展望デッキはフラッシュやストロボを使わなければ撮影は自由ですが,各店舗内は撮影禁止です.ここに掲載した写真は内覧会に際しての取材として許可を受けて撮影したものです.
 
※2013.09.13:“LIBRARY”に関する記述一部修正