今週の火曜日(先週も同じ書き出しだった……),東京の23区に雪が積もった.前夜から降り始めた雪が,朝には都心部でも約4センチの積雪となった という.これは6年ぶりとのことだけれど,僕が住んでいる練馬区では一昨年にも目覚めてみたら……ということがあって,その時の写真は,先月号の東京メトロ特集でも10頁に掲載してもらったから,ご覧いただいた方もあるかと思う.
 そこでいつもより30分ほど早起きして,通勤経路の雪景色を撮影と洒落込んでみた.

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最初はうっすらと雪化粧した秩父連山をバックに走る姿を捉えようと,富士見台駅の所沢方で待機.新年号のグラフと同じポジション.もっと郊外に出ればさらにきれいにみえるところがあるけれど,通勤途上では中々そこまで遠征できない.

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練馬駅はまだ日陰の中.しかし背景には朝日が当って明るさの差が激しい.ということで,あえて日向をカットして豊島園からの電車と所沢方面に発車して行く電車だけをアップで切り取ったのが,この写真.

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そして江古田では駅から出て池袋方の日大藝術学部裏手で逆光に映える雪狙い.ちょうどやってきた9000系の快速が,雨樋から溢れた雪解け水が氷柱となって光っていたのをゲット.このカットが,この朝の最大の収穫だったかもしれない.

駅 の横の踏切では,やや上り坂になっているのに加えてダイヤの乱れによっていつもより遮断棹が降りている時間が長く,上がったとたんに思いっきりアクセルを 踏み込むものだから(気持ちは解るけれど),恐らくは夏タイヤのままのクルマが道路上を滑り廻ること.タクシーのお客さんは気が気じゃなかっただろうし, 歩行者としては,突っ込んでこられたらどうしようと,いささか恐怖であった.
 一方,主な踏切では西武鉄道の社員さんがスコップを持って雪掻きに大童.いつもながら,ご苦労様でした.