ようやく順番が巡ってきた,前橋往復旅行(?)記.上毛電鉄取材が目的だから,純粋な“旅”ではないのだろうが,久し振りに乗った高崎線の2階建グリーン車から眺めた風景が目新しく印象的だったので,少しお目に掛けようという次第.

2月14日早朝,自宅から池袋,赤羽経由で827M列車の客となったのは6時50分のことだった.

まず最初は大宮操での石油輸送列車.
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残り少なくなった黒塗りのタキ43000である.車号は243660.
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牽くのはEF65 2080.結果的には,この日がJR貨物のEF65を関東圏で見ることができた,最後となった.
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大宮駅を過ぎたらEF58 61が朝日を浴びて輝いていた.
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秩父セメントのホキ10000がいなくなって寂しくなった熊谷貨物ターミナルを過ぎると,秩父鉄道貨物線の廃線敷.

貨物のやり取りを新設の貨物駅に移設するから線路を敷いて!という要請の下でできた線路なのだが.
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岡部の駅には引き込み線のレールが健在だった.

そればかりではなく木造の駅本屋と古レール製の跨線橋も元気(?)であった.
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跨線橋は数々の近代化改装を受けつつも古レールを死守.

このあたりまで来ると,上州の山々が僕を出迎えてくれる.ちなみに乗っているのはサロE231-1051.
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倉賀野の駅では真新しいEF210-300番代がタンク車を牽いて待機中.
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番号は358.出来上がったばかりで,たしかこの番号か,ちょっと前から前照燈がLED化されたはず……とアップで撮ってみたのがこの写真.

高崎第二機関区(え?)はEH200の牙城となり,EF65だかEF64は隅っこに何輛か留置されていた.
続く第一機関区(おや?)にはGV-E197なる気動車が屯していた.
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八高線の気動車置き替え用などでは,あるはずもなく,最新のバラスト輸送専用車である.あれ?奥の方に見えるのはEast i-E

そういえば小野上駅の改良工事も出来上がったのだろうかと思っていたら,3月15日には水郡線の西金駅で使用開始のリリースが,続いて4月10日にはNHKで小野上駅の様子が放映されたようである.見に行かなければ.

と,うろうろしているうちに列車は無事に高崎駅へ到着.1時間41分の旅は終わった.
 両毛線の接続があまりにもよすぎて,上信電鉄https://www.joshin-dentetsu.co.jp/のホームを見物に行く暇がなかった.
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ということで,これは復路の車窓.鉄側有蓋車は健在であった.
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暮れなずむ高崎第二機関区……ではなくてぐんま車両センターにたたずむEF64 1053とEF65 501.
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そしてこの日の締めくくりは,高崎駅で仕入れた鳥重と釜めし.釜めしは今回初めて“軽装版”を買った(それしか売ってなかった).帰宅後に頂いたところでは,在来仕様と味に変わりはなさそうである(鳥重の向きが天地逆になっているのは問わないでくださいませ).

なんということのない“旅”ではあったけれど,見掛けた車輛のことだけでなく,得るものは大きかった.また,チャレンジしてみたい.