西武鉄道2000系 池袋線から未更新が姿を消した?”と報じたのは,今年2月20日のここだった.
 それから2ヵ月半,未更新車どころか,“黄色い西武電車”は,ますますその数を減らし,顔が茶色の清瀬市制100周年記念編成2071と,2075編成だけに……と思ったら,2075編成も3月には“テレ玉”ラッピングを剥がして新宿線に移動,入れ替わりで3月中旬には40000系8輛編成の3本目が営業運転を開始,4月下旬に4本目も登場した.
 そして,いわゆるゴールデンウィークが明けた今日現在では,ラッピングが解除された2071編成と,西武鉄道創立110周年記念トレインとして茶色に塗装された2069編成を残すのみとなっている.

ということで,池袋線の“黄色い西武電車”は,1編成だけ!
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4月30日の午後,いつもの場所に姿を見せた2000系2071編成.しかしすれ違ったばかりで江古田駅に停車するのは“ぴっかぴっかの”40000系8輛編成第4編成.
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ちなみに,その第4編成に初めて遭遇したのは4月25日の午後だった.写真は池袋駅1番線で豊島園行きとして発車待ちの姿.
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5月2日の昼下がりには,雨がそぼ降る中,2069編成の健在も確認できた.ツツジが奇麗だった.次の各停である所沢行きは2071編成であった.
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そして今日のお昼も,2071編成は元気よく姿を見せた.
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折り返しを待っていたら茶色の2069編成が,豊島園行きでやってきた.天気はよかったが,ツツジの花はすっかり散ってしまった.

そうして2071編成の折り返しを待っていたら,昨年10月3日のここでお伝えした,6000系アルミ車編成で唯一のシングルアームパンタグラフ装備編成である6156編成もやってきた.僕にとっては久しぶりの出会いである.
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予期せぬ遭遇だったので,頭を撮ることはできなかったが,この場合は,こういうアングルの方が記録としてはよいだろうか.もっとも,初遭遇というわけではないが.

それにしても出会うチャンスがないのが4月10日に速報した8000系.いや,既に乗務員の習熟運転段階なのだから,江古田に来る可能性は極めて低い.だから,こちらから出向かねばならんわけだけれど,さて,いつ,どこへ?

と,思っていたら,池添智和さんから……
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4月28日,花小金井駅で遭遇したという試運転風景.行先表示は“回送”だけれど,車内の様子は,どうみても訓練である.振り返ってみれば,ドアの開閉など,車掌関係の操作も行なわれたいたとのこと.
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おまけ?で送ってくださった,西武秩父線の東吾野における2071編成.4000系との出会いである.秩父は今,芝桜の真っ盛り.このシーズンが終わったら,新宿線への転籍となるのだろうか.

そして新宿線では2000系のどの編成が? こちらも興味は尽きない.