今,巷で話題の西武鉄道8000系電車.いよいよ今週末,5月31日に国分寺線で営業デビューする.
なかなか出会うチャンスがなくて欲求不満気味の僕だったが,ようやく解消に向かうわけである.
そしてその1週間前だった先週の土曜日,24日には西武新宿駅で“引継ぎ式”が催された.
僕のカメラ内の時計によれば13時32分,8000系電車は西武新宿駅の2番線に姿を見せた.通常とは異なる位置に停車するので,ホーム上では赤手旗で慎重に誘導中.ホーム頭端部にはさきほどから小田急電鉄と西武鉄道の人々がそれを待ち構えていた.
“サステナ車両引継ぎ式”の開始である.
このプレートのデザインをプリントしたダブルポケットクリアファイルやタオルハンカチはデビュー記念オリジナルグッズとして商品化され,5月26日からオンラインショップと駅のコンビニ“トモニー”のうちグッズ扱い店(すべての店舗ではない)で発売されている.ほかにも8000系の顔をあしらったキーホルダーや巾着も用意されている.
さてホームに停車していた8000系にはさきほど鍵を渡された乗務員が乗り込み,13時39分,定刻に発車して行った.
発車を見送る人々……行先は?
そう,車内には大勢の人が乗り込んでいた.これはこの日の朝早く,小田急電鉄の海老名車庫で小田急8000形を撮影,乗車して新宿に到着した西武トラベル主催ツアーのお客さんたちである.新所沢到着後には南入曽車両基地で,今度は8000系の撮影会.翌日には新所沢発海老名行きの行路でも実施された.両日あわせて約200名が参加したという.
電車を見送った後はコンコースで岩﨑社長と小川部長へのインタビュー.
小川部長からは計画のスタートが約3年前だったこと,最初は不安だったが,小田急の人々との協力によって実現したことに感謝している……とのお話があった.
岩﨑社長からは,小田急と西武との間で設計思想や技術情報を共有しながら作業を進めるうちに相互理解が深まって小田急の名車輛が西武線沿線の人々の期待に応えてくれるだろうと確信している……とのコメントがあった.
さて,セレモニーは全て無事に終了した.このまま帰宅するのも芸がない.そういえば3月から川越鉄道130年記念乗車券が開業時の7駅で限定販売されているのを欲しいと思っていたので,まずは国分寺へ.そこから国分寺線を北上して途中乗り降りしながら東村山へ…….
左はここまで乗ってきた2047編成.川越鉄道130周年記念ヘッドマークの小平バージョン掲出編成である.右は元の8輛編成から中抜きして6輛になった2081編成.
東村山駅にも久し振りに降り立った
6月29日から新宿線の下り線が高架に上がり,いよいよ仕上げの段階に達する.全部が完了するのは2029年の予定とか.楽しみなことである.
そうそう,この日の新宿線,国分寺線巡りの目的のひとつだった記念乗車券.小川の駅では売り切れてしまっていたが,東村山で無事に購入することができた.
7枚セットのうちの1枚には,西尾克三郎さん撮影の川越鉄道…(旧)西武鉄道5号機の写真が使われている.レイルNo.125で採り上げた鉄道院403号機関車そのものである.これは入手しておかなければ,という僕の気持ち,解っていただけただろう.
この乗車券,このブログを書いている途中で西武鉄道のウェブサイトを確認してみたら,各駅で売り切れが続き,本川越と狭山市,入曽の各駅に残るのみだという.それも5月31日の終電時点で販売は打ち切られるから,ご希望の方は,大急ぎ!
なかなか出会うチャンスがなくて欲求不満気味の僕だったが,ようやく解消に向かうわけである.
そしてその1週間前だった先週の土曜日,24日には西武新宿駅で“引継ぎ式”が催された.
僕のカメラ内の時計によれば13時32分,8000系電車は西武新宿駅の2番線に姿を見せた.通常とは異なる位置に停車するので,ホーム上では赤手旗で慎重に誘導中.ホーム頭端部にはさきほどから小田急電鉄と西武鉄道の人々がそれを待ち構えていた.
“サステナ車両引継ぎ式”の開始である.
小田急電鉄の乗務員から西武鉄道の乗務員へ大きな鍵が渡され,めでたく引継ぎが完了!
続いて小田急エンジニアリング取締役社長の岩﨑佳之さんと西武鉄道車両部長の小川克弘さんが小田急8000形と西武8000系の顔を半身ずつミックスしたプレートを掲げてのフォトセッション.ちなみにお二方とも,それぞれの車の新造車取材などで大いにお世話になった恩人である.
このプレートのデザインをプリントしたダブルポケットクリアファイルやタオルハンカチはデビュー記念オリジナルグッズとして商品化され,5月26日からオンラインショップと駅のコンビニ“トモニー”のうちグッズ扱い店(すべての店舗ではない)で発売されている.ほかにも8000系の顔をあしらったキーホルダーや巾着も用意されている.
さてホームに停車していた8000系にはさきほど鍵を渡された乗務員が乗り込み,13時39分,定刻に発車して行った.
発車を見送る人々……行先は?
そう,車内には大勢の人が乗り込んでいた.これはこの日の朝早く,小田急電鉄の海老名車庫で小田急8000形を撮影,乗車して新宿に到着した西武トラベル主催ツアーのお客さんたちである.新所沢到着後には南入曽車両基地で,今度は8000系の撮影会.翌日には新所沢発海老名行きの行路でも実施された.両日あわせて約200名が参加したという.
電車を見送った後はコンコースで岩﨑社長と小川部長へのインタビュー.
小川部長からは計画のスタートが約3年前だったこと,最初は不安だったが,小田急の人々との協力によって実現したことに感謝している……とのお話があった.
岩﨑社長からは,小田急と西武との間で設計思想や技術情報を共有しながら作業を進めるうちに相互理解が深まって小田急の名車輛が西武線沿線の人々の期待に応えてくれるだろうと確信している……とのコメントがあった.
さて,セレモニーは全て無事に終了した.このまま帰宅するのも芸がない.そういえば3月から川越鉄道130年記念乗車券が開業時の7駅で限定販売されているのを欲しいと思っていたので,まずは国分寺へ.そこから国分寺線を北上して途中乗り降りしながら東村山へ…….
左はここまで乗ってきた2047編成.川越鉄道130周年記念ヘッドマークの小平バージョン掲出編成である.右は元の8輛編成から中抜きして6輛になった2081編成.
東村山駅にも久し振りに降り立った
6月29日から新宿線の下り線が高架に上がり,いよいよ仕上げの段階に達する.全部が完了するのは2029年の予定とか.楽しみなことである.
そうそう,この日の新宿線,国分寺線巡りの目的のひとつだった記念乗車券.小川の駅では売り切れてしまっていたが,東村山で無事に購入することができた.
7枚セットのうちの1枚には,西尾克三郎さん撮影の川越鉄道…(旧)西武鉄道5号機の写真が使われている.レイルNo.125で採り上げた鉄道院403号機関車そのものである.これは入手しておかなければ,という僕の気持ち,解っていただけただろう.
この乗車券,このブログを書いている途中で西武鉄道のウェブサイトを確認してみたら,各駅で売り切れが続き,本川越と狭山市,入曽の各駅に残るのみだという.それも5月31日の終電時点で販売は打ち切られるから,ご希望の方は,大急ぎ!