
立体画家の芳賀一洋さんが講師を務めるジオラマ教室『渋谷クラフト倶楽部』.今回で第18回を数える作品展が,東京交通会館B1Fのゴールドサロンで開催されています.

約1年半おきに開催されている作品展ですが,今回は生徒の作品が主体の構成となり,旧作・新作を取り混ぜて多くのジオラマ作品が展示されていました.



本誌2014年4月号で木曽森林鉄道 上松Ωループのレイアウトを披露してくださった山野順一朗さんの作品“丸亀駅”(12mmゲージ).昭和時代の旧駅舎をプロトタイプとして,旅情溢れる駅前やホームの情景が1/87スケールで細密に再現されています.


鈴木克哉さんの“ゼロメートル地帯小景:火の見櫓の記憶”.かつて都電の走った下町の情景を,昭和のウォーターフロントを象徴するカミソリ堤防とともに製作.堤防の向こう側に拡がる水面から火の見櫓の高さまで,平地ながら立体感のある表現が見どころです.

鉄道以外の情景作品も沢山あります.写真は米田楽留花さんの“陽色の夢”(Little VAN GOGH's room).ゴッホの絵画『アルルの寝室』を立体表現した作品で,広角レンズで覗いたかのような奥行き感のある情景が,角度をつけたジオラマで見事に表現されています.

こちらは佐藤純子さんの「とらや」(映画『男はつらいよ』第一話より).寅さんの実家としておなじみの柴又のだんご屋を,室内が見通せるように再現した楽しい作品です.
会期は今週土曜日まで.有楽町駅前の交通至便な場所であり,仕事帰りや買い物のついでに是非お立ち寄りください!
第18回 渋谷クラフト倶楽部展
2025年11月16日(日)~11月22日(土)
11:00~20:00(最終日は19時まで)
東京交通会館B1F ゴールドサロン
03-3215-7933(期間内会場直通)